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化学プロセスのスケールアップ検討の進め方と
トラブル事例・対策
―撹拌,反応,晶析,ろ過などのスケールアップポイント―

~ラボ実験から実機へのスケールアップで必要なこと~

受講可能な形式:【Live配信】のみ


【Live配信受講者 特典のご案内】
Live配信受講者、会場受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。


医薬原薬・中間体、農薬、化成品などファインケミカル製品のバッチ生産プロセスでは,撹拌槽を中心とした設備を活用して,反応,洗浄・分液,抽出,吸着,濃縮,晶析、ろ過、乾燥など多くの操作を行い各種製品が製造されている.

本セミナーでは,撹拌,反応,晶析,ろ過,乾燥操作について,ラボ実験から実機へのスケールアップ方法を示しつつ,スケールアップの基礎とトラブルを防止するための考え方を紹介する。
 

【得られる知識】
・スケールアップ検討の進め方 
・スケールアップと影響因子
・スケールアップと化学工学の役割
・撹拌,反応,晶析,ろ過などのスケールアップポイント
日時 【Live配信】 2025年3月17日(月)  10:30~17:00
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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   定価:本体41,000円+税4,100円
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※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料Live配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

スケールアップコンサルタント/元 住友化学(株)   高橋 邦壽 氏
【専門】化学プロセスのスケールアップ(小スケール実験からパイロットを経て実機スケールへスケールアップ)

セミナー講演内容

1.スケールアップ技術
 1.1 ファインケミカルでのプロセス開発
 1.2 ファインケミカルでのプロセス
 1.3 単位操作で発生するトラブル
 1.4 スケールアップと影響因子(実機で再現できない理由)
 1.5 スケールアップと化学工学の関わり
 1.6 工業化(スケールアップ)の流れ
 1.7 ラボ・パイロット実験の考え方

2.反応操作
 2.1 反応のチェックリスト
 2.2 反応熱の測定
 2.3 バッチ反応のスケールアップ時の収率低下予測方法

3.撹拌・混合操作
 3.1 撹拌翼の種類
 3.2 撹拌槽のスケールアップ
 3.3 動力数Np の重要性
 3.4 ラボ実験のポイント
 3.5 動力数Np の測定
 3.6 動力数Np と吐出流量数Nqd および せん断強度Np/Nqd
 3.7 スケールアップと混合速度
 3.8 撹拌翼の選定

4.晶析操作
 4.1 晶析操作におけるトラブル
 4.2 晶析操作への撹拌・混合の影響
 4.3 晶析方法
 4.4 核発生・結晶成長
 4.5 ラボ晶析検討
 4.6 溶解度曲線を利用した晶析操作
 4.7 冷却晶析
 4.8 スケーリング発生防止
 4.9 非ニュートン流体(擬塑性液)のスケールアップ

5.ろ過操作
 5.1 ファインプロセスで使用される ろ過機
 5.2 Ruth の定圧ろ過方程式による平均ろ過比抵抗αav,ろ材抵抗 Rm算出
 5.3 簡便法による平均ろ過比抵抗αav、圧縮性指数n からろ過時間算出
 5.4 スケールアップ検討の進め方
 5.5 平均ろ過比抵抗、圧縮性指数の測定
 5.6 遠心ろ過のスケールアップ

6.乾燥操作
 6.1 乾燥機の分類
 6.2 乾燥特性
 6.3 乾燥実験とスケールアップ
 6.4 コニカル乾燥機の運転上のポイント


  □質疑応答□