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薬物の消化管吸収について-評価・予測
<消化管吸収の評価系およびモデルによる吸収率予測の違い>

~消化管吸収の評価系/モデルによる吸収率予測の違いをExcelによる演習で理解を深めます~

受講可能な形式:【Live配信】のみ
<<2025年の薬物動態解析セミナーラインナップ>>
※好評につき、2025年も下記予定にて開催いたします※
※順次HPUPしていきます。
■2月 2/14「薬物間相互作用-入門編(講義と演習)」
2/21「薬物間相互作用-実践編(講義と演習)」
■3月 3/14「薬物の消化管吸収-評価・予測」
3/24 「非経口製剤の血漿中濃度」
■4月 「ヒトにおける薬物動態予測(1)-GLと動物からの予測」
「ヒトにおける薬物動態予測(2)-in vitroデータとPBPKモデルからの予測」
■5月 「PK/PD解析入門」
■6月 「はじめての薬物動態学-基礎編」
「はじめての薬物動態学-解析編」
■7月 「薬物動態解析入門1-コンパートメントモデル解析」
「実践!薬物動態解析1-コンパートメントモデル解析」
■8月 「薬物動態解析入門2-非コンパートメントモデル解析」
「実践!薬物動態解析2-非コンパートメントモデル解析」
■9月  「薬物動態解析入門3-生理学的薬物速度論モデル解析」
「実践!薬物動態解析3-生理学的薬物速度論モデル解析」
■10月「創薬における薬物動態スクリーニング」
■11月 「薬物動態分野(非臨床)で用いる基礎統計学」
■12月 「バイオ医薬品の薬物動態学」
消化管吸収の評価系およびモデルによる吸収率予測の違いを、
Excelを用いて演習することにより、消化管吸収を理解することを目的にしています。


■以下の問題点に答えることができるでしょうか?


Q:ヒト吸収率(Fa)はどのように求められているのか?
Q:膜透過係数が、in vivoとin vitroで違っているのはなぜか?
Q:吸収予測モデルは複数ありますが、予測性に違いはあるのか?
Q:膜透過係数と消化管滞留性に種差がある場合、どのような影響があるのか?
Q:生理学的モデルに展開するため非臨床データをどのように扱えばよいのか?
Q:市販ソフトウェアの予測精度の検証はどのように行えばよいのか?

 
~本セミナーは「初中級、中級向き」~
⇒下記レベル表※の【レベル3~4】

※<本セミナーシリーズのレベル感の目安>
レベル1】初心者 新入社員、若手、他部門からの異動
※ほぼ未経験者の方
【レベル2】初 級 ・新入社員(薬学系)
・若手(数年会社での業務経験あり)、
・他部門からの異動者(薬物動態データとアクセスあり)
※パラメータに多少馴染んでいる方
【レベル3】初中級 解析業務経験あり
※業務経験が実際にあり動かしている方
【レベル4】中 級  簡単なモデリング&シミュレーション経験がある方
【レベル5】中上級 コンパートメントモデル、生理学薬物速度論モデル経験者
お客様の声を一部ご紹介します。(過去に加藤先生ご講演セミナーにご参加)
日時 【Live配信(ZOOM)】 2025年3月14日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり通常価格(55,000円)半額の27,500円)
※2名で定価:55,000円 (50,000円+税)(2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり実質27,500円
※1名受講:44,000円 (E-Mail案内登録価格 42,020円 ) 
※【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】     
  1名申込みの場合:受講料( 定価:44,000円/E-Mail案内登録価格 42,020円 )

  定価:本体40,000円+税4,000円
  E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
 
 

<過去シリーズ受講割> 

過去に、同一セミナーを受講された方の特別割引を実施いたします。
※本割引は、各種割引との併用は不可となります。(E-Mail案内登録価格との併用不可となるためご注意ください)
⇒ 復習受講割(1名) 1日あたり定価:11,000円(本体10,000円+税)

過去に同一セミナーを受講されている方は上記価格にて受講可能です。お申込みの際、【復習受講割】を選択し【 通信欄 】に開催されたセミナー略称を必ずご記載ください。
<対象セミナー>
【2024年開催:薬物消化管吸収】
配布資料①製本テキスト:開催日の4,5日前に郵送にて発送予定
  ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
  ※開催日の4~5日前に発送します。
   開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
  ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
   開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

   ⇒Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。印刷物は後日お手元に届くことになります。

②当日演習用Excel資料:マイページよりダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。
  (開催前日~前々日を目安にダウンロード可、または送付)
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

薬物動態塾  /  武蔵野大学 客員教授 加藤 基浩  氏 (元・中外製薬)
専門分野:薬物動態全般、薬物速度論、薬物間相互作用、ヒトクリアランス予測、PK/PD解析、バイオ医薬品の薬物動態

【講師紹介】

セミナー講演内容

<講習会のねらい>
医薬品の多くは、経口剤として開発されています。消化管からの吸収が低い薬物では、効率が悪いばかりでなく、吸収の個体間差や薬物間相互作用のリスクが高まります。そのため、創薬段階から溶解性、膜透過性、P糖タンパクによる排出試験等が行われ、ラット等の動物を用いた試験も行われています。
しかし、これら非臨床データから臨床における吸収率(Fa)の予測を市販ソフトウェア以外で計算したことはあるでしょうか?
膜透過係数とFaの相関あるいは動物のFaとヒトのFaの相関から求めたことがある方はいると思います。
では、以下の問題点に答えることができるでしょうか?

■ヒト吸収率(Fa)はどのように求められているのか?
■膜透過係数が、in vivoとin vitroで違っているのはなぜか?
■吸収予測モデルは複数ありますが、予測性に違いはあるのか?
■膜透過係数と消化管滞留性に種差がある場合、どのような影響があるのか?
■生理学的モデルに展開するため非臨床データをどのように扱えばよいのか?
■市販ソフトウェアの予測精度の検証はどのように行えばよいのか?


吸収を担当している人でも知っている人は、限られているという印象を持っています。こういった知識は、教科書に書かれておらず、複数の論文から知識を得、自ら計算しない限り、理解するのは難しいと思います。
本セミナーでは、消化管吸収の評価系およびモデルによる吸収率予測の違いを、Excelを用いて演習することにより、消化管吸収を理解することを目的にしています。

1.消化管吸収について

2.吸収率(Fa)の評価

  ・マスバランス試験による評価、バイオアベイラビリティからの評価

3.In vivo評価 effective permeability(Peff)
  ・バルーン法による評価

4.In vitro評価 apparent permeability(Papp)
  ・経細胞輸送による評価

5.Amidonの3つのパラメータ(Absorption number(An), dose number(Do), dissociation number(Dn))

6.吸収率の予測(演習)
  ・Peff、Papp、An、Do、Dn、Faの計算
  ・one-compartmentモデル、multi-compartment モデル、tubeモデルによるFaの計算

7.P糖タンパクの吸収に及ぼす影響

8.消化管代謝の考え方

9.デコンボリューション法による解析結果の見方(演習)

10.質疑応答