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シランカップリング剤の反応機構と
選定・活用のポイント、最新情報

加水分解挙動と水溶液の調整方法・注意点、樹脂改質・粉体処理への適用、
各種シランカップリング剤の詳細と使用例など。

受講可能な形式:【Live配信】のみ

シランカップリング剤の構造・作用機構といった基礎から、加水分解水溶液の調整方法と使いこなし、処理条件による性能評価、樹脂改質・粉体処理等への活用、各種シランカップリング剤の詳細と応用例、最新のシランカップリング剤まで。
シランカップリング剤を使いこなすための基礎知識・考え方・方法・ポイントまでを解説します。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年12月12日(木)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
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1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格 35,640円 )
  定価:本体34,000円+税3,400円
  E-mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識シランカップリングの基本的な使用方法、種類、開発品を含めた応用例
対象接着に課題がある方、樹脂中にフィラーを分散させたい方にお役に立てる内容かと存じます。また、現在、汎用のシランカップリング剤を使用されている方には、開発品として特殊グレードの紹介を行いますので、参考になるかと思います。

セミナー講師

信越化学工業株式会社 シリコーン電子材料技術研究所 第一部開発室 安田 成紀 氏
専門:有機化学  業務:シランカップリング剤の開発
信越化学HP(シランカップリング剤):
https://www.silicone.jp/products/type/silanecoup/index.shtml
信越シリコーンセレクションガイド:
https://www.silicone.jp/guide/

セミナー趣旨

 シランカップリング剤とは、分子中に無機材料と化学結合する反応基(加水分解性シリル基)と、有機材料と化学結合する反応基とを併せ持つ化合物の総称である。無機材料と有機材料とを結ぶ仲介役としての働きをすることから、有機/無機複合材料の機械的強度の向上、接着性の改良、樹脂改質、表面改質等の多種多様な用途に使用されている。
 本講演では、シランカップリング剤の使用方法や選定のポイントを紹介する。また、シランカップリング剤の応用事例に加えて、既存のシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく開発されたシランカップリング剤を紹介する。

セミナー講演内容

1.シランカップリング剤とは
 1.1 シランカップリング剤の構造
 1.2 シランカップリング剤の作用機構
 1.3 シランカップリング剤の応用事例
 
2.シランカップリング剤水溶液の使いこなし
 2.1 加水分解速度(pH、アルコキシ基数、有機官能基種依存性)
 2.2 水溶液中のシロキサン組成(pHと濃度依存性、経時変化)
 
3.シランカップリング剤による樹脂改質
 3.1 改質方法
 3.2 各種樹脂への適用シラン
 
4.シランカップリング剤による粉体処理
 4.1 乾式法と湿式法
 4.2 処理状態の分析方法と具体例
 
5.各種シランカップリング剤の使用例
 5.1 ビニルシランの使用方法について
 5.2 エポキシシランの使用方法について
 5.3 アミノシランの使用方法について
 5.4 (メタ)アクリルシランの使用方法について
 5.5 メルカプトシランの使用方法について
 5.6 イソシアネートシランの使用方法について
 
6.最新のシランカップリング剤
 6.1 長鎖シランカップリング剤の紹介
 6.2 短鎖シランカップリング剤の紹介
 6.3 官能基保護型シランの紹介
 6.4 VOCフリー型シラン水溶液の紹介
 6.5 その他新規シランカップリング剤の紹介

 □質疑応答□