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プラスチックリサイクル
- 世界の規制と対策・要素技術開発の動向と市場展望 -

〇世界中で開発が加速する「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」の最前線
〇各国の廃プラ排出・リサイクル処理の現状と関連法規制の動向、企業の取り組み事例
〇要素技術高機能化の展望(処理手法、識別分別、分析評価、複合材料のリサイクル)

発刊日 2021年7月28日
体裁B5判並製本  346頁
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ISBNコード978-4-86428-266-6
CコードC3058
【本書籍の注目Point!】


 資源枯渇、廃棄物処理、海洋流出など環境破壊への懸念、CO2排出による地球温暖化への影響…
 持続可能な社会の実現に向け、立ちはだかる課題を解決し、資源を有効に活用するために、

 進化を続ける『プラスチックサイクル技術』の"今"と"これから"を徹底解説した一冊です。


▼世界の廃プラスチック規制と、各国・企業・関連組織の動向、プラスチックリサイクルの現状
 
世界経済フォーラム主催の「ダボス会議」をはじめ、G7・G20のサミットで問題提起される海洋プラスチック問題を皮切りとした廃棄プラスチックへの対応問題。2015年頃からの各会議の動向をはじめ、日本を含む世界各国の廃プラチック対策の取り組みや法規制、既存のプラスチックリサイクルの現状・実情を幅広く解説。


▼「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」の技術開発および各企業の取り組み事例
 プラスチックの高次構造を保ったまま循環利用が可能なマテリアルリサイクル技術。多層フィルムや樹脂以外のごみとの分別が難しい廃プラスチックを液化やガス化し、ナフサ原料や化学品、樹脂原料として再利用するケミカルリサイクル技術。要素技術の基礎から実際の企業における取り組み事例、今後の展望まで幅広く解説。

▼循環利用のために様々な方法が模索されるプラスチック包装材料のリサイクルに向けた技術開発動向
 海洋プラスチック問題やCircular Economyへの対応のため、リサイクルへの取り組みが加速する包装産業。プラスチック包装材料をリサイクルする際の課題、再生樹脂を利用した事例から、リサイクル性を高めるためのモノマテリアル化に向けた国内外の取り組み事例を幅広く掲載。
▼廃プラスチックのリサイクルに関わる要素技術の開発動向とその高機能化、将来展望
 常圧溶解亜臨界・超臨界流体マイクロ波など、各種リサイクル手法とその高機能化への展望から、樹脂の識別・分析技術、CFRP/GFRPなどの複合材料からの樹脂の分離・回収技術、パルスパワーによる樹脂表面からの金属被膜剥離技術など、更なるリサイクルの効率向上に向けた要素技術の開発動向を幅広く掲載。