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ウレタン材料の基礎と組成・構造解析、
および難溶解材料の最適な分析手法

~イソシアネート・ポリオール・副資材の分析と化学分解法による組成分析~
~難溶解性の架橋ウレタン材料の分析・構造解析と最適な手法選択のポイント~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
★アーカイブ配信のみでも受講可能です(視聴期間:1/26~2/2) 


ウレタン材料の原料・製品(イソシアネート・ポリオール・副資材など)の基礎知識から、
フォームやエラストマーといった製品・原料ごとの構造解析手法、
難解析である架橋構造をもつウレタン材料の多様な解析手法を解説します。
初心者から中級者まで、幅広く理解いただける内容です。是非この機会にお役立てください。

日時 2026年1月23日(金)  13:00~17:00
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
 ※他の割引は併用できません。
配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

アーカイブ(見逃し)配信について
 視聴期間:終了翌営業日から1週間程度[1/26~2/2]
 ※開催直後のアーカイブ配信は、開催終了後にマイページでご案内する
  Zoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます、原則として編集は行いません。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・ウレタンの材料全般に関する基礎知識(原料や製品の種類と特性)
・ウレタン材料の原材料の分析法とその化学構造の解析法
・難溶解性の架橋ウレタンの分析法(万能な化学分解法を中心に)
・ウレタン材料のキャラクタリゼーション方法 など
対象初級から中級者向け。これからウレタン材料を分析しようとされる方、これまでに分析したが上手くいかなかった経験をお持ちの方、およびウレタン材料に関わる多方面の方々を対象とします。
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

セミナー講師

合同会社米森技術士事務所 代表社員  米森  重明 氏
[ご専門]工業分析化学
元旭硝子(現AGC)、産総研客員研究員、早稲田大学招聘研究員、大学非常勤講師(東京工芸大学、東京農業大学)、日本分析機器工業会 機器分析の手引き 編集幹事等を歴任
[WebSite] https://yonemoripeo.com

セミナー趣旨

 ウレタン材料は自動車・電子材料・塗料・接着剤など多方面に使用されており、ウレタン材料を使いこなすためには、その化学構造を詳細に知ることが重要である。化学構造を分析するための基本となる構成成分(イソシアネート・ポリオール・副資材)の概要、ならびにそれぞれに適した詳細な分析方法を紹介する。さらに最終製品であるフォームのような架橋構造を有するウレタン材料はそのまま直接分析することは極めて難しいため、分解などの前処理技術が重要であり、どんな材料にも適応可能な化学分解法を中心として、長年の経験を交えながら、最適な分析方法を選択できるように解説する。ウレタン材料の分析に携わる方に必須の内容である。

セミナー講演内容

1.ウレタン材料の概要と用途

2.ウレタン材料の原料
 2.1 イソシアネート
 2.2 ポリオール
 2.3 副資材(触媒、発泡剤、鎖延長剤、整泡剤など)

3.ウレタン製品の概要
 3.1 フォーム(軟質、硬質)
 3.2 エラストマー
 3.3 その他(塗料、接着剤、シーラントなど)

4.ウレタン材料の構造分析
 4.1 分析手法
 4.2 原料の構造解析
  4.2.1 イソシアネート(芳香族系、脂肪族系)
  4.2.2 ポリオール(エーテル系、エステル系)
  4.2.3 副資材(触媒、発泡剤、鎖延長剤、整泡剤など)
 4.3 製品(硬化物)の構造解析
  4.3.1 フォーム・エラストマーの組成解析
  4.3.2 溶解/膨潤状態での解析
  4.3.3 化学分解法 
  4.3.4 熱分解法
  4.3.5 その他 
    ・キャラクタリゼーション
    ・フォームの解析
    ・熱的挙動の解析
    ・相分離(ハード/ソフトセグメント)の解析
    ・その他

5.まとめと質疑