セミナー 印刷

ポスト5G/6G対応材料設計のための
材料誘電率の測定&評価技術

~高周波対応材料設計に向けた測定法と測定精度の評価方法~

受講可能な形式:【ライブ配信】のみ

周波数や材料特性や目的に合わせた測定法の選び方から測定精度の評価方法
ポスト5G/6G対応のアンテナ、基板用材料・部材の設計、さらに開発材料の優位性をアピールするために
高周波基板に用いられる低損失材料や、電磁波吸収体に用いられる高周波材料、、、
マイクロ波からミリ波帯における誘電率の高精度な測定方法
日時 【ライブ配信】 2025年2月28日(金)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・5G/6G関連の材料開発に求められる評価技術
・マイクロ波・ミリ波帯における誘電率計測技術
・マイクロ波・ミリ波帯における導電率計測技術
・メタマテリアル/メタサーフェスの評価技術
対象本テーマにご関心のある材料メーカー、基板メーカー、実装メーカーなどの方
キーワード:誘電率測定、マイクロ波、ミリ波、5G、6G、高周波基板、導電率測定、メタマテリアル

セミナー講師

(国研)産業技術総合研究所 計量標準総合センター
 物理計測標準研究部門 電磁気計測研究グループ 主任研究員 博士(工学) 加藤 悠人 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 近年、高速大容量の無線通信を可能にするミリ波帯電磁波の利用が急速に拡大しています。5Gでは28GHz帯や39GHz帯などが利用される一方で、6Gでは通信性能をさらに大幅に向上するために、100GHz超の周波数帯の利用が見込まれます。一般に、回路の伝送損失は周波数が上がるほど増大するため、低損失化に向けた先端材料開発がポスト5G/6G実現のために強く求められます。その中で、誘電率の高精度な測定は、アンテナや基板など材料を利用した部材の設計に必須となるだけでなく、開発材料の優位性をアピールするためにも重要です。
 本講座では、高周波基板に用いられる低損失材料に対するマイクロ波からミリ波帯における誘電率測定を解説します。さらに、自然界にない材料特性を発現する人工材料であるメタマテリアル/メタサーフェスの研究開発の状況やその高精度評価技術についても合わせて解説します。

セミナー講演内容

1.誘電率測定のニーズ
 1.1 ミリ波帯電磁波の利用拡大
 1.2 材料の電磁波特性評価の背景
 1.3 誘電率の異方性

2.誘電率の代表的な測定方法
 2.1 誘電率の定義
 2.2 代表的な測定方法①:反射伝送法
 2.3 代表的な測定方法②:共振器法
 2.4 誘電率測定における測定精度(不確かさ)評価の必要性

3.低損失材料の面内方向誘電率評価技術
 3.1 スプリットシリンダー共振器法の測定原理
 3.2 測定精度(不確かさ)評価

4.低損失材料の面直方向誘電率評価技術
 4.1 平衡型円板共振器法の測定原理
 4.2 測定精度(不確かさ)評価
 4.3 測定周波数の拡張

5.超広帯域の導電率評価技術
 5.1 ミリ波帯導電率測定のニーズと現状
 5.2 平衡型円板共振器による導電率測定の原理
 5.3 測定精度(不確かさ)評価

6.メタマテリアル/メタサーフェスの研究開発
 6.1 ポスト5G/6G通信におけるメタマテリアル/メタサーフェス
 6.2 通信エリア拡大に向けたメタサーフェス反射板の研究開発
 6.3 メタサーフェス反射板の高精度評価技術

質疑応答