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熱伝導性フィラーの充填・表面処理技術と
ポリマー系コンポジットの開発、
微視構造設計・特性評価技術

~フィラーの最密充填、ハイブリッド化による伝熱ネットワーク構造形成技術~

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ

フィラーのハイブリッド化、フィラー量低減と熱伝導性向上の両立、
熱伝導率を格段に向上させる微視構造設計技術、高熱伝導性ポリマー系コンポジット開発事例
サーマルマネージメント材料として高まる要求・特性に対応する高熱伝導率のポリマー系コンポジットの設計・開発
日時 【ライブ配信】 2025年2月26日(水)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2025年3月13日(木)  まで受付(視聴期間:3/13~2/27)
受講料(税込)
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配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授 博士(工学) 真田 和昭 氏
 

セミナー趣旨

 近年、サーマルマネージメント材料として熱伝導性フィラーを用いたポリマー系コンポジットが幅広く使用されている。ポリマー系コンポジットの熱伝導率を向上させる微視構造設計手法として、フィラーの最密充填技術、フィラーのハイブリッド化による伝熱ネットワーク構造形成技術が注目されており、現在、窒化物フィラーが有効な熱伝導性フィラーとして期待されている。
 本セミナーでは、窒化物フィラーを中心として、フィラーの充填・表面処理技術とフィラーを用いたポリマー系コンポジットの熱伝導率向上のための微視構造設計・特性評価技術について概説し、高い熱伝導率を有するポリマー系コンポジットの開発ノウハウを習得することを目指す。

セミナー講演内容

1.フィラーの種類と熱伝導率
 1-1 フィラーの種類と熱伝導率
 1-2 フィラーの形状
 1-3 フィラーの粒度分布

2.ポリマー系コンポジットの粘度予測
 2-1 粘度予測式と適用範囲 
 2-2 フィラー粒度分布を考慮した粘度予測理論

3.フィラーの高充填技術
 3-1 フィラー最密充填理論 
 3-2 フィラー最密充填によるポリマー系コンポジットの高熱伝導率と低粘度の両立
 3-3 数値シミュレーションを活用した新しいフィラー充填構造設計手法

4.フィラーのハイブリッド化によるフィラー量低減と熱伝導性向上の両立
  4-1 ナノフィラー活用によるネットワーク構造形成事例
  4-2 ナノ・ミクロハイブリットフィラーを用いた熱伝導率向上事例

5.熱伝導性向上のためのフィラーの表面処理技術
 5-1 フィラーの表面処理方法
 5-2 窒化物フィラーの表面処理事例

6.ポリマー系コンポジット材料の熱伝導特性評価
 6-1 熱伝導率予測式と適用範囲
 6-2 数値シミュレーションを活用した熱伝導率予測

7.高熱伝導性ポリマー系コンポジット開発事例紹介
 7-1 窒化物フィラーを用いたポリマー系コンポジットの開発動向
 7-2 アルミナとカーボンナノチューブのハイブリッド化
 7-3 窒化ホウ素とアルミナナノワイヤーのハイブリッド化
 7-4 窒化ホウ素とアルミナ粒子のハイブリッド化

質疑応答