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押出成形の基礎と成形不良の原因・対策

原理、プラスチック材料、金型・スクリュー、メンテナンス、CAEによる解析など、
一通りの知識とトラブル対策を学べる1日集中セミナー

受講可能な形式:【Live配信】のみ

押出成形の原理・押出機の構成、粘度と成形加工、プラスチックの可塑化、押出機の選定・スクリュー設計・ダイ選定、代表的な成形不良の原因・対策例、メンテナンス、CAEによる解析など、押出成形の一通りの知識とトラブル対策を講師の経験を踏まえて分かりやすく解説します。
日時 2025年6月25日(水)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須​/1名あたり定価半額27,500円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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  ※他の割引は併用できません。
配布資料製本テキスト
■Live配信受講:開催日の4、5日前に発送予定
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
  セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

  視聴画面ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
■実習で使用する教材(小麦粘土とボルト・ナット)も同封して配布いたします。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識1.単軸押出機の原理とプラスチック
  プラスチック材料の取り扱い(樹脂乾燥)、押出機の原理
2.成形トラブルの内容を共通の用語で正しく伝えられる
  専門用語と内容の習得/理解(用語統一)、メンテナンスやトラブル対応
3.押出成形の基礎知識、単軸スクリュ・金型の常識
  押出機選定、単軸スクリュ設計、チューブダイ選定(金型材質)等
対象プラスチックの成形加工に携わる研究者や生産技術者が対象(単軸押出;チューブ、シート、フィルム他)。また、社内で押出成形の技術者教育を行いたいと考えている上級者(ベテラン)においては、ご自身なら押出成形をどの様に教えるかを考える機会となれば幸いです。
実務経験に基づくわかり易い技術解説で経験のない初心者も歓迎します。

セミナー講師

金子技術士事務所 所長 金子 隆 氏
資格:コンサルティングエンジニア(技術士:化学部門)
専門:プラスチック成形加工(押出成形)、樹脂材料評価、成形不良診断、医療機器開発 他
【講師詳細はこちら】

セミナー趣旨

 押出成形との出会いは、入社後すぐであった。大学を出たばかりの小生、プラスチック(高分子)は専門外であり、とても困惑したのを覚えている。当時の先輩社員は「見て覚えろ」方式で、技術的な説明はなかった。まるで職人芸の伝授であった。
 本講座は、はじめて押出成形に携わる技術者向けに技術常識を伝えたい。「精密押出成形技術入門」をテーマとして、高分子材料や単軸押出機の概要、成形不良と原因、CAEによる解析等について解説する。
 単に押出成形を知るにとどまらず、押出技術、また、成形加工学の入り口となり、若手技術者の疑問に少しでも役に立てれば幸いである。

セミナー講演内容

本セミナーでは冒頭に自己紹介をしていただく場面がございます。
 音声を使用できる環境でご受講いただけますと幸いです。(カメラはオフで問題ございません。)

1.プラスチック材料(解説)
 1.1 各種プラスチックの特徴
 1.2 粘度と成形加工
 1.3 ハンズオン実習:粘土で粘度を実感
 
2.押出成形の原理(単軸押出機)
 2.1 押出機各部の名称と機能
 2.2 プラスチックの可塑化
 2.3 押出成形の実際(基礎)
 
3.金型とスクリュ
 3.1 金型設計の常識
 3.2 シングルスクリュの常識
 3.3 樹脂別対応例
 
4.押出成形の不良について

 4.1 代表的押出成形不良の種類と用語解説
 4.2 成形不良対策例(経験例)
 
5.特殊押出成形技術
 5.1 小口径押出機(メディカル用押出機)
 5.2 異形押出や多層チューブ成形の経験例紹介

 □質疑応答□