セミナー 印刷

トライボロジーの基礎とプラスチック材料の摩擦摩耗特性向上

初学者でも「トライボロジーとはこんなものか!」と理解できる
トライボロジー基礎講座

受講可能な形式:【Live配信】のみ

「トライボロジーとはこんなものか!」と初心者が納得できる基礎講座
トライボロジーの基礎とプラスチック材料のトライボ特性、耐摩耗性・耐摩耗性の向上方法を解説
 
日時 2024年9月6日(金)  10:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
 
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】

7月31日までの1名申込み : 受講料 33,000円(E-mail案内登録価格 33,000円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体30,000円+税3,000円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
※本ページからのお申込みに限り適用いたします。
  ※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

8月1日からの1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 )
 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
  ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・トライボロジーの基礎知識
・トライボロジーの分野から見た高分子材料の基礎知識
・高分子材料の摩耗を低減するための様々な手法と特徴
・(PTFEを事例にした)高分子材料の摩耗低減のための研究事例
対象・仕事で摩擦や摩耗に関わるようになったが,何から手を付けていいか分からない方
・トライボロジーの基本的な考え方を整理したい方
・プラスチックを摩擦や摩耗の観点で扱うことになった方

セミナー講師

豊橋技術科学大学 機械工学系 准教授 竹市 嘉紀 氏
[プロフィール]

 表面分析に関わるテーマで博士号取得。修了後、豊橋技術科学大学に着任し、表面分析を積極的に応用した固体潤滑に関わる研究に取り組んでいる。第58-59期および68-69期日本トライボロジー学会理事・校閲委員会委員長etc.

セミナー趣旨

 高分子材料(プラスチック材料)は軽量・安価・成形性などに優れ、また低摩擦を示す材料が多いことから摩擦面への適用が進んでいますが、金属材料と比較すると機械的強度や耐熱性に劣ることがネックになっています。摩擦が関連するシーンでプラスチックを扱っている、もしくはこれから扱う方で、トライボロジーのことはよく分からないという方を対象にしています。

 初心者の方にも手っ取り早く、「トライボロジーとはこんなものか!」と理解していただけることを目標にしています。講座の前半ではトライボロジーの基礎や学術をひととおり学び、後半では高分子材料におけるトライボロジーに関する基礎的な問題、また、高分子材料の摩耗をどのように低減するのか、講師の研究事例も織り交ぜながら、様々な事例を整理して紹介します。

セミナー講演内容

1.トライボロジーの基礎
 1.1 トライボロジーの色々
  ・身の回りのトライボロジー問題
  ・トライボロジーの歴史 ほか
 1.2 トライボロジーにおける固体表面
  ・化学的性質
  ・表面粗さ
  ・硬度 ほか
 1.3 摩擦抵抗がなぜ生じるのか(凝着説)
  ・ヘルツの接触理論
  ・真実接触面積
  ・凝着説 ほか
 1.4 摩耗について
  ・摩耗の分類
  ・摩耗理論 ほか
 1.5 様々な潤滑状態
  ・流体潤滑
  ・境界潤滑
  ・ストライベック線図 ほか
 1.6 摩擦・摩耗の評価と悩ましい問題
  ・摩擦試験の形態
  ・摩擦試験で留意すべき観点 ほか
 
2.高分子材料のトライボロジー
 2.1 様々な固体潤滑
 2.2 高分子材料の基礎
  ・プラスチックの分類
  ・ガラス転移点・融点 ほか
 2.3 トライボマテリアルとしての高分子材料(代表的な樹脂材料と特徴)
 2.4 フィラーによる耐摩耗性向上
  ・フィラーの種類
  ・フィラーの役割 ほか
 2.5 耐摩耗性向上に関する研究
  ・PTFEを事例とした様々な研究成果
  ・熱硬化性樹脂の研究事例 ほか
 
3.トライボロジーにおける各種分析観察手法(簡単な紹介)

□ 質疑応答 □