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【2日間コース】
バイオリアクターの基礎と実務:
スケールアップ検討と具体的な設計方法

▼単コースでの受講は、各ページよりお申込みください▼
【Aコース:基礎編】 5/22開催
【Bコース:実務編】 5/23開催

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
 
【Live配信受講者特典のご案内】
Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 Aコース【Live配信受講】 2025年5月22日(木)  13:00~16:30
Aコース【アーカイブ配信受講】 2025年6月3日(火)  まで受付(配信期間:6/3~6/16)
Bコース【Live配信受講】 2025年5月23日(金)  13:00~16:30
Bコース【アーカイブ配信受講】 2025年6月4日(水)  まで受付(配信期間:6/4~6/17)
受講料(税込)
各種割引特典
66,000円 ( E-Mail案内登録価格 62,700円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体60,000円+税6,000円
E-Mail案内登録価格:本体57,000円+税5,700円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で66,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額33,000円)
 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 50,600円/E-Mail案内登録価格 48,070円 )
 定価:本体46,000円+税4,600円
 E-Mail案内登録価格:本体43,700円+税4,370円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。

【価格表(税込)】
価格一覧 定価
(E-Mail案内登録価格)
2名同時申込みで
1名無料価格
 (1名あたり受講料)
テレワーク応援
キャンペーン価格
(E-Mail案内登録価格)
ABコース受講
(5/22,23)
66,000円
(62,700円)
2名で66,000円
(1名あた33,000円)
50,600円
(48,070円)
Aコースのみ受講
(5/22のみ)
49,500円
(46,970円)
2名で49,500円
(1名あたり24,750円)
39,600円
(37,840円)
Bコースのみ受講
(5/23のみ)
49,500円
(46,970円)
​2名で49,500円
(1名あたり24,750円)
39,600円
(37,840円)
特典Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料Live配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※配信日に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴はマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
(アーカイブ配信は、配信日に表示されます。)

※Aコース、Bコースそれぞれで「Live配信受講」or「アーカイブ配信受講」の選択が可能です。
 その場合「Live配信受講」にてお申込みいただき、申込みフォーム通信欄にて、アーカイブ配信受講のコースを
 ご連絡ください。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

東洋大学理工学部 応用化学科 名誉教授
川瀬 義矩 氏   ≫講師紹介


早稲田大学理工学研究科博士課程修了、千代田化工建設(株)、東京都立大学、ニューヨーク州立大学、ウォタール―大学(カナダ)などを経て東洋大学理工学部応用化学科教授。現在名誉教授。

【主なご研究・ご業務】
バイオリアクターの設計・スケールアップ、水処理プロセス(生物処理、促進酸化法など)、化学反応装置設計、分離プロセスシミュレーションなどを研究。200以上の学術論文を外国の技術雑誌に発表。
主な日本語の著書は、「生物反応工学の基礎」、「エアリフトバイオリアクター」、「環境問題を解く化学工学」、「Excelで解く水処理技術」、「Excel VBAで学ぶ水を浄化する技術-設計の基礎から最適化まで」など

セミナー講演内容

【Aコース】 5/22開催

セミナー趣旨

 バイオリアクターの基礎をこれからバイオリアクターについて学び始める初心者の方向けに解り易く解説します。現在使用されているバイオリアクターの解説、バイオリアクター内での生化学反応の基礎、バイオリアクターの操作法、今後のバイオリアクターの展開について、数多くの動画を使って解説いたします。

セミナー講演内容

1. バイオリアクターの基礎と実践
 1-1 バイオプロセス
   1-1-1 生産目的に適したバイオリアクター
   1-1-2 微生物、動物細胞、植物細胞の培養
 1-2 バイオリアクターの実例
   1-2-1 微生物培養バイオリアクター
   1-2-2 動物細胞培養バイオリアクター
   1-2-3 植物細胞培養バイオリアクター
   1-2-4 固定化生体触媒バイオリアクター
   1-2-5 固体培養バイオリアクター
 
2. 微生物の反応速度の基礎
 2-1 酵素反応の反応速度
   2-1-1 ミカエリス・メンテン式
 2-2 微生物反応の反応速度
   2-2-1 モノー式
   2-2-2 基質消費速度
   2-2-3 酸素消費速度と呼吸速度
   2-2-4 代謝産物生成速度
 2-3 阻害反応
   2-3-1 酵素反応における阻害
   2-3-2 細胞増殖における阻害
 2-4 固定化酵素、固定化微生物の反応速度
   2-4-1 担体に固定化された生体触媒
   2-4-2 有効係数
 2-5 発酵熱(反応熱)の求め方
   2-5-1 反応温度の影響
   2-5-2 発酵熱の計算
 
3. バイオリアクターの操作法
 3-1 バイオリアクターの操作法とシミュレーション
 3-2 回分操作
 3-3 反復回分操作
 3-4 流加培養による高濃度培養操作
 3-5 連続操作
   3-5-1 ケモスタット
   3-5-2 灌流操作による高濃度培養操作
 3-6 実際の混合
 3-7 バイオリアクターの混合状態と収率
 
4. バイオリアクターの展開
 4-1 シングルユースバイオリアクター
 4-2 バイオリファイナリーにおけるバイオリアクター
 4-3 バイオ水素生産におけるバイオリアクター
 4-4 バイオメタネーションにおけるバイオリアクター
 4-5 微細藻類によるCO2削減のフォトバイオリアクター
 4-6 バイオリアクターにおけるAIの活用

□質疑応答□
【Bコース】 5/23開催

セミナー趣旨

実務編と致しまして基礎をふまえた実際の計算・設計方法、細胞の取り扱いなど実務的な部分について解説します。配布するエクセルのテンプレートを使って設計/スケールアップの計算を具体的に解説致します。多くの動画を使ってバイオリアクター内の現象を解り易く解説致します。

セミナー講演内容

5. バイオリアクターの設計の基礎と実践
 5-1 設計のスペック
 5-2 撹拌槽バイオリアクターの設計計算
   5-2-1 撹拌槽バイオリアクター設計における重要なパラメーター
   5-2-2 設計計算例
 5-3 気泡塔バイオリアクターの設計計算
   5-3-1 気泡塔バイオリアクター設計における重要なパラメーター
   5-3-2 設計計算例
 5-4 エアリフトバイオリアクターの設計計算
   5-4-1 エアリフトバイオリアクター設計における重要なパラメーター
   5-4-2 設計計算例
 5-5 固定化酵素・微生物バイオリアクターの設計計算・計算例
 5-6 嫌気バイオリアクターの設計計算・計算例
 5-7 CHO細胞を用いた抗体生産培養のバイオリアクターの設計
 
6. バイオリアクターのスケールアップ
 6-1 撹拌槽バイオリアクターのスケールアップ
   6-1-1 スケールアップのパラメーター
   6-1-2 幾何学的相似
   6-1-3 撹拌槽バイオリアクターのスケールアップ計算
 6-2 気泡塔型バイオリアクターのスケールアップ
   6-2-1 スケールアップのパラメーター
   6-2-2 気泡塔バイオリアクターのスケールアップ計算
 6-3 エアリフトバイオリアクターのスケールアップ
   6-3-1 スケールアップのパラメーター
   6-3-2 エアリフトバイオイオリアクターのスケールアップ計算
 6-4 CFDによる流動解析
   6-4-1 撹拌槽バイオリアクター
   6-4-2 気泡塔バイオリアクター
   6-4-3 エアリフトバイオリアクター
 6-5  CHO細胞を用いた抗体生産培養のバイオリアクターのスケールアップ
 
7. バイオリアクターの設計・スケールアップにおけるトラブル解決
 7-1 バイオリアクターのトラブルを解決する戦略
   7-1-1 培養液の高粘性と非ニュートン流動特性
   7-1-2 泡沫層の形成
 7-2 バイオリアクターの設計とスケールアップに失敗しない戦略
   7-2-1 スケールダウンによる検討
   7-2-2 CFD(流動解析)による検討

□質疑応答□