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mRNA/LNP(脂質ナノ粒子)医薬品における
品質・安全性評価と
LNP/DDSの設計・評価の留意点

非臨床安全性評価の考え方と審査のポイント
mRNA/核酸搭載LNPや脂質ベースDDSの設計理論/調製方法/評価方法
LNPの品質管理と品質評価のための分析手法

●第1部「mRNA/LNP医薬品における非臨床安全性評価の考え方」
●第2部「mRNA/核酸用DDS技術におけるLNPの設計と評価方法
●第3部「LNP製剤における分析・品質評価

講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
  • mRNA/LNP医薬品を開発する際に必要となる非臨床安全性評価の考え方について、mRNA/LNP医薬品の薬事上の分類ごとに分けて解説する
  • mRNAなどの核酸を送達するためのLNPなどの脂質ベースのDDSの基礎的知識、設計時の考え方、調製方法を解説し、それらの評価方法を解説する
  • LNP製剤に求められる品質評価技術の基礎ともなるバイオ医薬品・中分子医薬品の分析技術をベースに、LNP製剤の品質評価法を解説する
【Live配信受講者特典のご案内】

Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 【Live配信受講】 2025年5月26日(月)  10:30~16:45
【アーカイブ配信受講】 2025年6月9日(月)  まで受付(配信期間:6/9~6/20)
受講料(税込)
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定価:本体50,000円+税5,000円
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配布資料Live配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
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セミナー講師

第1部(10:30~12:00)「mRNA/LNP医薬品における非臨床安全性評価の考え方」

住友ファーマ(株) 開発薬事部 博士(医学) 野中 瑞穂 氏 ≫【講師紹介】
元 医薬品医療機器総合機構

第2部(13:00~15:00)「mRNA/核酸用DDS技術におけるLNPの設計と評価方法」

金沢大学 医薬保健研究域薬学系 教授博士(生命科学) 中村 孝司 氏 ≫【講師紹介】

第3部(15:15~16:45)「LNP製剤における分析・品質評価」

スペラファーマ(株) 大阪研究センター 分析研究所 アソシエイトディレクター博士(薬学) 山田 英丙 氏 ≫【講師紹介】

セミナー講演内容

第1部(10:30~12:00)「mRNA/LNP医薬品における非臨床安全性評価の考え方」

[趣旨]

 現在、COVID-19等の感染症に対する予防ワクチン、がん抗原をコードするがんワクチン及び遺伝性疾患等に対する治療用のmRNA医薬品の開発が進んでいる。本講座では、mRNA/LNP医薬品を開発する際に必要となる非臨床安全性評価の考え方について、mRNA/LNP医薬品の薬事上の分類ごとに分けて解説する。
 
[得られる知識]

・mRNA/LNP医薬品の非臨床安全性評価
 
[講演項目]

1.mRNA/LNP医薬品の薬事上の位置づけ
 1.1 mRNA/LNP医薬品
 1.2 薬事上の分類
 1.3 非臨床安全性評価に関する当局相談
2.感染症予防ワクチンとしてのmRNA/LNP
 2.1 非臨床安全性評価の考え方
 2.2 審査のポイント
3.遺伝子治療用製品としてのmRNA/LNP
 3.1 非臨床安全性評価の考え方
 3.2 がんワクチン
 3.3 ゲノム編集
□質疑応答□
 
第2部(13:00~15:00)「mRNA/核酸用DDS技術におけるLNPの設計と評価方法」

[趣旨]

 mRNAワクチンに代表される核酸医薬の開発が加速しており、ナノサイズのキャリア型drug delivery system(DDS)が基盤技術として利用されている。特に脂質ナノ粒子(lipid nanoparticle: LNP)は最も実用化が進んでいる核酸用DDSである。本講座では、mRNAなどの核酸を送達するためのLNPなどの脂質ベースのDDSの基礎的知識、設計時の考え方、調製方法を解説し、それらの評価方法を紹介する。

[得られる知識]

・mRNA/核酸搭載LNPや脂質ベースのDDSの基礎的知識
・mRNA/核酸搭載LNPや脂質ベースDDSの設計理論
・mRNA/核酸搭載LNPや脂質ベースDDSの調製方法
・mRNA/核酸搭載LNPや脂質ベースDDSの評価方法

[講演項目]

1. 脂質をベースにしたDDSの基礎
 ・薬物送達学概論 DDSとは何か?
 ・医薬品開発からみたDDS技術の重要性 
 ・リポソームの基礎
 ・LNPの基礎
2.設計理論
 ・体内動態制御と細胞内動態制御の重要性
 ・脂質分子の構造と脂質膜の流動性
 ・pH応答性脂質
 ・細胞内動態制御技術
 ・体内動態制御技術
3.調製方法
 ・リポソームの調製方法と物質封入方法
 ・LNPの調製方法:アルコール希釈法
 ・mRNA/核酸搭載LNPの調製方法
4.評価方法
 ・ガイドライン・リフレクションペーパーを踏まえて
 ・粒子径・粒度分布・ゼータ電位測定
 ・核酸の封入率測定
 ・脂質量測定
 ・安定性評価
 ・細胞内動態評価
 ・体内動態評価
□質疑応答□
 
第3部(15:15~16:45)「LNP製剤における分析・品質評価」

[趣旨]

 LNPはmRNAなどに代表される新しい創薬モダリティに対する有効なDDSのひとつとして研究開発が盛んに進められている。一方で、その開発過程で、内包される有効成分に加え、製剤としての品質及び機能評価が適切に為されることが重要である。本講演ではLNP製剤に求められる品質評価技術の基礎ともなるバイオ医薬品・中分子医薬品の分析技術をベースに、LNP製剤の品質評価法について、概要を紹介する。

[得られる知識]

・LNPを中心とするDDS製剤の品質管理に関する考え方及び試験手法に関する知識

[講演項目]

1.スペラファーマ及びアステナホールディングスが提供する医薬品開発及び分析サービスの紹介
2.LNPの品質管理と背景について

 2.1 多様化する創薬モダリティと求められる分析手法
 2.2 DDS製剤の品質評価における留意点
 2.3 Lipid Nano Particle(LNP)の品質管理
3.LNPの品質評価のための分析手法に対する各論
 3.1 活性試験
 3.2 キャピラリー電気泳動法
 3.3 チャージバリアント分析
 3.4 凝集体の管理
 3.5 核酸等における不純物の管理と課題
 3.6 mRNAの品質管理に用いられる評価手法
 3.7 LNPの品質管理に用いられる評価手法
□質疑応答□