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界面活性剤の基礎・応用とエマルションの安定化

■界面活性剤の基本的な性質、界面活性剤を利用した各種製剤処方■
■界面活性剤によるコロイド分散系(エマルション)の安定化、分散系でおこる現象■

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ


★ 界面活性剤の基礎、処方設計、乳化、エマルションの安定化を理解する!
日時 【Live配信】 2024年9月27日(金)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2024年10月11日(金)  から配信開始【視聴期間:10/11(金)~10/25(金)】
会場 【Live配信】 オンライン配信  
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配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

東京理科大学 創域理工学部 先端化学科 教授 酒井 健一 氏
<主な経歴>
東京理科大学大学院理学研究科化学専攻博士後期課程修了(博士(理学))
(英)リーズ大学博士研究員
東京理科大学理工学部工業化学科助教・先端化学科講師・准教授を経て創域理工学部先端化学科教授
<専門>
コロイド・界面化学
<研究内容>
界面活性剤の合成・物性評価
固/液界面に対する界面活性剤の吸着・摩擦挙動の解析
α型水和結晶(αゲル)の調製と評価
高濃度エタノール水溶液の泡沫安定化 など
<受賞歴>
公益社団法人日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 科学奨励賞
公益社団法人日本油化学会 進歩賞
財団法人油脂工業会館 油脂技術優秀論文賞
一般社団法人表面技術協会 論文賞 など
<WebSite>
https://dept.tus.ac.jp/sakaisakailab/

セミナー趣旨

 界面の性質を任意に制御することが「界面科学」における究極の目標です。研究開発の現場でも、界面科学的なアプローチをかけることで、より良い商品の開発に結びつくことがあるのではないでしょうか。
 本セミナーでは、界面活性剤(両親媒性物質・乳化剤)の基本的な性質や界面活性剤を利用した各種製剤処方に関する考え方を説明します。また、界面活性剤はコロイド分散系(たとえばエマルション)の安定性を高める目的でも利用されますが、そのような分散系でおこる現象についても説明します。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
1.界面活性剤の基本的な性質と評価法
2.界面活性剤を用いた処方の設計指針
3.乳化の原理と不安定化を抑制するための考え方

<プログラム>
1.界面活性剤の基本的な性質
 1.1 界面活性剤の定義と分類
 1.2 界面活性剤の基本的な機能
 1.3 臨界ミセル濃度(cmc)の定義と考え方
 1.4 cmcの測定法
 1.5 クラフト点と曇点
 1.6 臨界充填パラメーター(CPP)
 1.7 界面活性剤が形成する分子集合体(リオトロピック液晶)の構造と性質
 1.8 可溶化
 1.9 界面活性剤の化学構造と界面物性の相関性

2.界面活性剤混合系の諸性質
 2.1 ひも状ミセルの形成と増粘作用
 2.2 α型水和結晶(αゲル)の構造と性質
 2.3 界面活性剤と高分子の相互作用

3 乳化の基礎と応用
 3.1 可溶化と乳化
 3.2 乳化の本質
 3.3 界面活性剤の性質とエマルションの型
 3.4 乳化物(エマルション)の不安定化機構
 3.5 ピッカリングエマルション


  □質疑応答□