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MOFが拓く未来:ガス分離技術と社会実装の最前線

MOFの構造や特性から成形加工技術、MOFを用いた装置設計技術まで紹介

受講可能な形式:【Live配信】のみ


 MOF(Metal-Organic Frameworks)の基礎から応用展開までを体系的に解説。具体的な実装事例をあげることで、MOFを活用するために越えなければならない技術的な障壁、またその障壁の乗り越えるための技術についても紹介する。
日時 【Live配信】 2025年2月19日(水)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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早期申込割引価格対象セミナー【オンライン配信セミナー1名受講限定】
11月30日までの1名申込み : 受講料 31,900円(E-mail案内登録価格 31,900円)
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  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
12月1日からの1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円 )
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配布資料・PDFテキスト(印刷可・複製不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・MOFの一般的知識
・MOFによる様々なガスの分離・濃縮技術
・MOFによるDAC技術(動画による理解)
・シミュレーションを活用したMOFを設計する方法
・MOFの社会実装の方法論
対象・ガス関連会社:DAC(Direct Air Capture)をはじめとする様々なガス分離技術に関心が持つ企業の方
・脱炭素課題に直面している自動車関連企業:カーボンニュートラルを目指す企業の方
・製造業:特に脱炭素技術を求める化学、鉄鋼、セメント業界の方
・エネルギー業界:CO2回収技術を応用した再生エネルギー活用に関心がある企業の方
・地方自治体や教育機関:環境教育や持続可能な社会を目指す組織の方
・農業関連企業:DACを活用したスマート農業を目指す企業の方
・宇宙開発や航空、船舶業界:閉鎖空間での高効率CO2回収が必要な企業の方

セミナー講師

SyncMOF(株) 取締役 堀 彰宏 氏
[プロフィール]
 (独)理化学研究所、京都大学にてMOFによるガス濃縮・分離現象を解明するために最先端装置群に従事し、国家機関プロジェクト(X線自由電子レーザー)を遂行する。名古屋大学工学部教員として機能性MOFの開発とその応用可能性に寄与する。またSyncMOF、HFC、VitaCarb Innovations、SyncMOF Roboticsを創業し、MOFの社会実装を加速している。異分野技術の融合による「新しいビジネス」の創出を趣味としており、多くのプロジェクトを推進している。G7広島サミット2023、2025日本国際博覧会(大阪・関西万博)など様々な国際的なイベントにも出席している。

セミナー趣旨

 本講演では、MOF(Metal-Organic Frameworks)の基礎から応用展開までを体系的に解説します。MOFは、CO2などのガス分離や貯蔵技術において大きな注目を集めています。SyncMOFでは、MOF技術を活用したDAC(Direct Air Capture)装置をはじめ、様々な産業分野への応用を進めています。MOFは合成直後、粉末結晶であるため、MOFを組み込んだガス分離装置を開発するためには、成形加工技術やMOFに応じた機器設計技術が必要になります。
 本講演は具体的な社会実装事例を紹介することで、MOFを活用するために越えなければならない技術的な障壁、またその障壁の乗り越えるためにSyncMOFが提供する具体的な技術について解説します。講演を通じて、MOFの社会実装例を多数紹介することで、様々な分野の企業の特徴を活かした新しい技術へのイメージを膨らませて頂き、ビジネスチャンスや新たな協業の可能性を見出す機会となることを期待しています。

セミナー講演内容

 
1.エネルギーの変遷とガス分離・濃縮技術の重要性
 
2.MOFの基礎概念
 2.1 MOFとは何か
 2.2 MOFと構造と特性
 2.3 MOFのガス吸着シミュレーションを活用した新しいMOFの開発方法
 2.4 ガス分離・貯蔵技術としてのMOFの役割
 
3.MOFの社会実装における技術的障壁と解決策
 3.1 MOFの成形加工技術
 3.2 ガス分離装置の設計技術
 
4.社会実装の事例
 4.1 具体的な導入事例紹介
 4.2 SyncMOFが提供する技術的ソリューション

□ 質疑応答 □