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ファインバブルの特性・挙動と
発生技術・測定評価法・活用のポイント

~研究・利用の土台となる、発生原理や物性・機能等の正しい理解~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ファインバブルの基礎物性や機能、発生原理、装置の特徴・差異・選定・使い方、
粒子径・粒子数や特性・機能の計測・評価技術、洗浄や排水処理等の各活用例、活用するうえでの留意点など。
ファインバブルをサイエンスにもとづいて効果的に利用するための全般的な知識を解説します。
日時 2025年1月27日(月)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[1/28~2/3]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
 ※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識ファインバブルの基礎知識、ファインバブルの活用事例など。
対象ファインバブル技術開発を始めたい方、すでに技術開発を行っているが事業化に向けてご苦労されている方など。
予備知識は不要です。気楽にご参加ください。

セミナー講師

鹿児島大学 准教授 博士(工学) 五島 崇 氏
専門:気泡工学
日本混相流学会 マイクロ・ナノバブル技術分科会 幹事、
化学工学会 反応工学部会 ソノケミストリー分科会 幹事、
化学工学会 反応工学部会反好会 幹事
 

セミナー趣旨

 昨今、ファインバブルと呼ばれる大きさが100μm以下の微細な気泡が様々な機能を液体に付与することができることから、環境、農業、食品、水産や医療等をはじめとする各種分野での研究開発や産業利用が注目されている。ファインバブルは気泡のサイズによりマイクロサイズのマイクロバブルとナノサイズのウルトラファインバブルの2種類に分類される。最近では数週間から数カ月の寿命があるウルトラファインバブルへの関心が高いが、研究者や利用者の声に耳を傾けると、「発生装置を買ったのに効果がない」「データの再現性が確保できない」「本当にウルトラファインバブルが液中に存在するのか」など懐疑的な意見もあり、ファインバブル技術の普及に向けた問題の一つとなっている。一方で、我々は保有するウルトラファインバブル発生技術を用いて加圧操作や濃縮操作をせずに1000億個/mLを超える個数密度の制御を可能としたことで、ウルトラファインバブルの安定化機構の解明に新たな視点で挑戦している。
 本セミナーでは、ファインバブルの研究や利用を正しい理解のもとで進めていただくために、ファインバブルの基礎物性、特性や機能および装置技術、測定評価法および活用事例などファインバブル技術の全般について基礎的な解説をおこなう。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1.1 ファインバブルの歴史
 
2.ファインバブルの特徴と特性
 2.1 マイクロバブルの上昇速度
 2.2 マイクロバブル流の摩擦抵抗の低減
 2.3 マイクロバブルの自己加圧効果
 2.4 マイクロバブルの溶解・収縮
 2.5 ファインバブルの比表面積
 2.6 ファインバブルの表面電位と静電気的作用
 2.7 ファインバブルの疎水性相互作用
 2.8 ファインバブルの活性酸素種(OHラジカル)の生成
 2.9 ウルトラファインバブルの分散安定性
 2.10 ファインバブルの残存寿命
 
3.ファインバブル発生技術~発生原理・装置の特徴とその差異、使い方等~
 3.1 マイクロバブル発生装置
 3.2 ウルトラファインバブル発生装置
 3.3 効果を引き出すための装置の選定・設計方法
 
4.ファインバブル計測技術とその評価法~粒子径・粒子数や特性・機能等~
 4.1 ファインバブルのバルク液物性計測・評価法
 4.2 マイクロバブル計測・評価法
 4.3 ウルトラファインバブル計測・評価法
 
5.ファインバブルの活用事例と適用のポイント
 5.1 農業、水産業
  5.1.1 農作物(水産物)の成長促進
  5.1.2 鮮度保持
 5.2 環境
  5.2.1 工場排水処理
 5.3 洗浄
  5.3.1 トイレ洗浄
  5.3.2 ウエハー洗浄
  5.3.3 野菜・食品等

 □質疑応答□