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<100μm未満の微細気泡を産業利用する>
ファインバブル(マイクロバブル・ナノバブル)の
基礎・発生装置とその利用

■農水産業や環境改善、洗浄、食品加工、医療など多岐に渡る産業展開へ!■

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 

★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ ファインバブルの特性・挙動・機能、発生原理と作製方法、測定評価法、産業事例、留意点まで徹底解説!
日時 【Live配信:アーカイブ付き】 2024年9月26日(木)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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 定価:本体38,000円+税3,800円
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1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2024年9月27日(金)~10月3日(木)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
アーカイブ(見逃し)配信について
・視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。
・マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

高知工業高等専門学校 教授 秦 隆志 氏
<主な受賞>
・第4回地域産業支援プログラム表彰(イノベーションネットアワード2015)文部科学大臣賞 受賞
・FOOMA JAPAN 2019(2019 国際食品工業展)アカデミックプラザ AP賞(グランプリ)受賞「食品分野に生かせるファインバブル技術!」など
<WebSite>
https://www.kochi-ct.ac.jp/

セミナー趣旨

 近年、マイクロバブル・ナノバブル(総称してファインバブル)と呼ばれる100 μm未満の微細気泡がmmサイズ等の気泡とは異なり、産業的利用性が高い特性を示すことが分かってきました。これらの特徴と水と気体だけを原料とする汎用性・利便性から、ファインバブルは農水産業や環境改善、洗浄、食品加工、医療などをはじめ、多岐に渡った産業展開の可能性を秘めています。
 ファインバブルのこれまでに分かっている特性やその作製方式、また実際の産業的利用事例、その問題点等を紹介し、このファインバブル技術について広く知っていただき、参加者のみなさまの産業的利用に対しお手伝いができればと思っています。

セミナー講演内容

<習得できる知識>
 ・ファインバブルの基本的知識
 ・各種ファインバブル発生方式のしくみ・特徴と導入時の選定法
 ・各種産業応用やその際の使い方のポイント など

<プログラム>
1.ファインバブルとは ?
 1.1 ミリバブル・マイクロバブル・ウルトラファインバブル(ナノバブル)について
 1.2 ファインバブルの特性・挙動・機能について

   ・ファインバブルの基本的な物理・化学的特性について
   ・液中のバブル挙動(発生・合一・消滅・圧壊等)
   ・収縮とそれに伴う溶存酸素の向上
   ・バブルが有するζ電位
   ・バブルの存在時間
   ・バブルの安定化
    ~阻害要因、安定性に寄与する条件・物質など~
   ・封入内包気体種を変えた場合は?
    ~窒素・二酸化炭素・オゾンなど~
   ・バブル水の表面張力
    ~界面活性剤との相互作用なども~
   ・ラジカルの発生
    ~超音波の併用による増強も~
   ・バブルの殺菌作用とそのメカニズム
   ・バブルの生理活性作用とそのメカニズム(仮説)
   ・生体への影響は?
   ・その他考えられる機能・効果について

2.ファインバブルの発生原理と作製方法
 2.1 発生方法の種類・原理と長所・短所
 2.2 加圧溶解方法
 2.3 エジェクター方法
 2.4 気液剪断方法
 2.5 その他の方法
 2.6 発生器を自分で作製・調整するためのノウハウ
 2.7 市販されている装置について

3.ファインバブルの測定評価法
 3.1 粒子径の測定評価法
 3.2 粒子数(バブル濃度)の測定評価法
 3.3 ウルトラファインバブル(ナノバブル)の評価
 3.4 ウルトラファインバブルと不純物を如何に区別するか
 3.5 実作業の場での評価

   ~より簡便・安価に評価する方法について~

4.産業的な使用事例
 4.2 農産業

   ・植物の生育・成長促進への影響
 4.3 水産業
   ・酸欠防止・成長促進への影響
   ・輸送技術
 4.4 一般・工業洗浄とその洗浄メカニズム
   ・表面張力の低下を活かす(界面活性剤添加系含む)
   ・バブルへの吸着を活かす
   ・液流動刺激・変化を活かす
   ・バブルの衝突効果を活かす
 4.5 研磨
   ・研磨の効率化
 4.6 食品
   ・テクスチャーを変える
   ・香気成分との親和性
   ・食品成分の抽出
   ・乳化剤フリーエマルション
 4.7 化粧品
   ・浸透性を上げる
 4.8 その他
   ・活用事例の一覧

5.使用時の留意点等
 5.1 なにを期待して、なにを狙うのか?
 5.2 効果の出し方・効率向上のポイント
 5.3 それぞれの産業分野・現場での装置選定・条件設定のポイント

   ~最適な方式や最適な粒子径・密度等について~
 5.4 安定に生産されない場合のチェックポイント
 5.5 スケールアップの影響と留意点



  □質疑応答□