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天然由来の強化材を用いたコンポジットの
基礎と成形方法・応用展開

受講可能な形式:【Live配信】のみ

強化材として利用可能な天然由来材料の種類、種々の強化材・母材の材料特性、
天然繊維を強化材としたコンポジット成形方法、強度特性・耐久性、
他の複合材料と比較した特性の優位性、様々な分野での応用展開などについて解説します。

天然由来の材料を用いたコンポジットの設計・開発や製品への応用に向けて、ぜひこの機会をご活用ください。
日時 2025年1月30日(木)  13:00~16:30
受講料(税込)
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配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識本講演で得られる知識は、次世代のものづくりに寄与するものが多い。近年、SDGs対応や環境にやさしい構成材料を用いたコンポジットの製品の設計開発が求められており、本講演を聞くことで、基礎的な強化材や母材の特性、昨今の設計開発、現在の環境にやさしいコンポジットについての知識が得られる。
世界各国で検討されているサステナブル素材や他の素材との比較や、ものづくり等の設計・開発に寄与する知見を取得することができる。今後の優位な設計・開発を進める上で、どのような知見や見方などがあるか身につけることができる。
予備知識は不必要であり、基礎から応用を学ぶことができる。

セミナー講師

実践女子大学 准教授 博士(工学) 加藤木 秀章 氏
2022年 実践女子大学, 生活科学部生活環境学科, 准教授
2018年 神奈川大学, 客員研究員
2018年 実践女子大学, 生活科学部生活環境学科, 専任講師
2015年 神奈川大学, 工学部機械工学科, 特別助教
2011年 神奈川大学, 工学部機械工学科, 特別助手

セミナー趣旨

 本講演は、次世代のサステナブルやSDGsを考慮した製品やものづくり等の設計・開発に寄与するコンポジットに関する内容です。
 近年、世界各国で環境にやさしい社会を考慮することが望まれ、従来の製品やものづくり等の設計・開発が少し異なってきています。その中で、環境等を考慮したコンポジットの開発とそのコンポジットを用いた製品開発やものづくりが進んでいます。
 今回の講演では、天然繊維をベースとした環境にやさしいコンポジットの基礎的なことから、応用、用途などについて講演します。

セミナー講演内容

近年、強化材および母材として多様な種類の材料が存在します。それらの種々の材料特性は、製品の設計・開発において非常に重要になります。第1章では、強化材・母材としての材料の基礎から応用までの知見が得られ、どのような材料を選定すれば良いか、きっかけをつかむことができます。
 
第1章 強化材・母材としての材料
 1.1 石油由来の材料
 1.2 再資源可能な材料
  1.2.1 植物由来の材料
  1.2.2 動物由来の材料
  1.2.3 天然由来の樹脂
 1.3 無機の材料
 1.4 ナノサイズの材料
 
第2章では、有機・無機材料からなる連続・不連続繊維を強化材としたコンポジットの種類や成形方法、強度特性や耐久性などに関して解説します。また、環境にやさしいコンポジットと他の複合材料の強度特性や耐久性などを比較し、優劣の差にもふれ、​コンポジットの基礎から応用、環境負荷に関わる内容を学ぶことができます。
 
第2章 低環境負荷とコンポジット
 2.1 種類
 2.2 強化材
 2.3 母材
 2.4 成形方法
 2.5 軽さと強さ
 2.6 長期耐久性
  
第3章では、上記の強化材や母材をベースとしたコンポジットがどのように展開しているか、今後の国内外での展開や用途に関する内容を解説します。環境と製品・ものづくり等の設計・開発についてふれます。
 
第3章 環境と用途、展開
 3.1 現状の世界
 3.2 産業用途
 3.3 自動車・モビリティ分野
 3.4 航空分野
 3.5 建築・インフラ分野
 3.6 インテリア分野

 □質疑応答□