多孔性材料による気体の吸着制御
シリカ、ゼオライト、活性炭、多孔性金属錯体(PCP/MOF)…etc.
吸着のメカニズムの理解と多孔性吸着材の細孔構造・表面化学組成制御による高機能化のヒント
受講可能な形式:【Live配信】のみ
本セミナーでは、活性炭、ゼオライトなどの多多孔体の細孔・表面の構造を説明した上で、多孔体への各種気体分子の吸着メカニズムについて理解するために気体分子-細孔表面の相互作用について解説する。さらに多孔体の細孔構造(細孔径分布・細孔容量)の解析法についても言及する。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 | 2025年1月28日(火) 10:30~16:30 |
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受講料(税込)
各種割引特典
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55,000円
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定価:本体50,000円+税5,000円
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配布資料 | ・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送) ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。 ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。 | |
オンライン配信 | ・ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認 (申込み前に必ずご確認ください) | |
備考 | ※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | |
得られる知識 | ・吸着の基礎知識 ・多孔体の細孔特性化の原理と理論 ・特定の気体・蒸気の選択的な分離についての知識,多孔材料選択のヒント | |
対象 | ・吸着を学びたい初学者の方から吸着を利用した仕事に携わっている方までご参加頂けます |
このセミナーは終了しました。
セミナー講師
豊橋技術科学大学 応用化学・生命工学系 教授 松本 明彦 氏
【略歴】
豊橋技術科学大学助手、准教授をへて教授。長年にわたり吸着ミクロカロリメトリ―・各種分光法を用いた多孔体への気体吸着、選択吸着のための多孔体表面の化学組成の制御、多孔体の細孔構造の特性化に関する研究に従事。
【その他 役職など】
・日本吸着学会 元会長
・国際吸着学会 元理事
・国際誌Adsorption(Springer-Nature)前副編集長
【略歴】
豊橋技術科学大学助手、准教授をへて教授。長年にわたり吸着ミクロカロリメトリ―・各種分光法を用いた多孔体への気体吸着、選択吸着のための多孔体表面の化学組成の制御、多孔体の細孔構造の特性化に関する研究に従事。
【その他 役職など】
・日本吸着学会 元会長
・国際吸着学会 元理事
・国際誌Adsorption(Springer-Nature)前副編集長
セミナー趣旨
活性炭、ゼオライトなどの多孔体は吸着剤として、物質の分離・精製、気体の貯蔵などに広く用いられています。さらに近年は多孔性有機金属錯体MOFなどの新しい多孔体も注目され、これらの応用についても研究がされています。
本講演では、まず代表的な多孔体の幾何学的・化学的な細孔・表面の構造を説明します。そのうえで、多孔体への各種気体分子の吸着メカニズムについて説明します。気体の吸着性は多孔体の細孔構造・表面の化学組成と気体の化学的な性質により決まります。これらの理解は、吸着材の選定・設計に役立ちます。窒素、アルゴン吸着による多孔体の細孔構造(細孔径分布・細孔容量)の解析法などについても解説します。
本講演では、まず代表的な多孔体の幾何学的・化学的な細孔・表面の構造を説明します。そのうえで、多孔体への各種気体分子の吸着メカニズムについて説明します。気体の吸着性は多孔体の細孔構造・表面の化学組成と気体の化学的な性質により決まります。これらの理解は、吸着材の選定・設計に役立ちます。窒素、アルゴン吸着による多孔体の細孔構造(細孔径分布・細孔容量)の解析法などについても解説します。
セミナー講演内容
1.吸着の基礎
1.1 吸着とはどのような現象か
1.2 吸着現象の利用
1.3 多孔体と吸着
2.代表的な多孔体と細孔制御
2.1 多孔体とはなにか
2.2 多孔体の細孔について
2.3 多孔化で表面積、細孔容積はどのように変化するか
2.4 細孔径による多孔性材料の分類
2.5 代表的な多孔体と細孔の制御
多孔性シリカ、ゼオライト類、活性炭・活性炭素繊維、多孔性金属錯体PCP/MOF
3.固体表面と吸着質分子間の相互作用と吸着
3.1 物理吸着と化学吸着
3.2 固体表面-吸着質分子間の相互作用
3.2.1非特異的相互作用
3.2.2特異的相互作用
4.気体吸着実験法と解析
4.1 吸着測定の原理
4.2 吸着等温線
4.3 吸着等温線の解析と吸着理論
4.3.1 平坦平面への吸着 ~Langmuir理論、BET理論~
4.3.2 メソ細孔、マクロ細孔への吸着
~ケルビン式と毛管凝縮、メソ細孔分布解析の考え方(DH法、BJH法)、NLDFT法、水銀圧入法~
4.3.3 ミクロ細孔への吸着
~スリット型細孔への吸着(ミクロ細孔充填)、ミクロ細孔の解析(t-プロット、DRプロット)~
5.吸着エネルギーの測定と解析
5.1 吸着の熱力学
5.2 吸着エネルギー測定の原理
5.3 微分吸着エネルギー曲線の解析
5.4 等量吸着熱
6.多孔性材料の細孔構造,表面構造の制御と気体吸着
6.1 細孔の幾何学的構造を利用した分子吸着性の制御と特性化
6.2 表面化学構造の制御による分子吸着性の制御と特性化
7.まとめ
□ 質疑応答 □
1.1 吸着とはどのような現象か
1.2 吸着現象の利用
1.3 多孔体と吸着
2.代表的な多孔体と細孔制御
2.1 多孔体とはなにか
2.2 多孔体の細孔について
2.3 多孔化で表面積、細孔容積はどのように変化するか
2.4 細孔径による多孔性材料の分類
2.5 代表的な多孔体と細孔の制御
多孔性シリカ、ゼオライト類、活性炭・活性炭素繊維、多孔性金属錯体PCP/MOF
3.固体表面と吸着質分子間の相互作用と吸着
3.1 物理吸着と化学吸着
3.2 固体表面-吸着質分子間の相互作用
3.2.1非特異的相互作用
3.2.2特異的相互作用
4.気体吸着実験法と解析
4.1 吸着測定の原理
4.2 吸着等温線
4.3 吸着等温線の解析と吸着理論
4.3.1 平坦平面への吸着 ~Langmuir理論、BET理論~
4.3.2 メソ細孔、マクロ細孔への吸着
~ケルビン式と毛管凝縮、メソ細孔分布解析の考え方(DH法、BJH法)、NLDFT法、水銀圧入法~
4.3.3 ミクロ細孔への吸着
~スリット型細孔への吸着(ミクロ細孔充填)、ミクロ細孔の解析(t-プロット、DRプロット)~
5.吸着エネルギーの測定と解析
5.1 吸着の熱力学
5.2 吸着エネルギー測定の原理
5.3 微分吸着エネルギー曲線の解析
5.4 等量吸着熱
6.多孔性材料の細孔構造,表面構造の制御と気体吸着
6.1 細孔の幾何学的構造を利用した分子吸着性の制御と特性化
6.2 表面化学構造の制御による分子吸着性の制御と特性化
7.まとめ
□ 質疑応答 □
このセミナーは終了しました。
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