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iPS細胞の大量培養にむけた培養方法の選択と工程設計

~iPS細胞製品のレギュレーションに対するアプローチ方法~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

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ヒトiPS細胞は、これまで治療が不可能とされてきた疾患を治すことができると期待される有望な細胞源です。

最近ではiPS細胞由来の再生医療等製品の薬事申請が国内で開始されることが話題となっていますが、この実現にはヒトiPS細胞の大量培養技術の開発も一助となっています。

本講演では、iPS細胞由来心筋細胞の製造で活用された培養技術について、培養方法の選択から培養装置への要求、レギュレーション対応まで、培養装置サプライヤーの視点で実例を交えてご紹介いたします。


【得られる知識】
・iPS細胞培養の基本的な知識
・iPS細胞の大量培養における注意点
・iPS細胞培養のスケールアップに対する考え方
・iPS細胞製品のレギュレーションに対するアプローチ方法
日時 【Live配信】 2024年9月26日(木)  13:00~16:30
【アーカイブ受講】 2024年10月4日(金)  まで受付(配信期間:10/7~10/21)
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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  1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-Mail案内登録価格 35,640円 )

  定価:本体34,000円+税3,400円
  E-mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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※他の割引は併用できません。

 
特典Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
   なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

エイブル株式会社 開発部 専任課長 和田 昌憲 氏

【主なご経歴】
1998年12月    株式会社バイオット入社
2005年4月    エイブル株式会社出向 開発部勤務
2024年6月現在 同社開発部勤務

【主なご研究・ご業務】
・AMED再生医療実現拠点ネットワークプログラム「再生医療用製品の大量生産に向けたヒトiPS細胞用培養装置開発」研究分担 2013~2018年
・AMED再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)「ヒトiPS細胞の大量生産培養における下流工程を支援するシステムの開発」研究代表 2019~2022年
・AMED再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生医療産業化促進基盤整備)「細胞製造性に基づくスケールアップ技術の研究開発と製造技能・技術の伝播を目指した人材育成システムの開発」研究分担 2019~2022年
・培養装置の開発、アプリケーション開発

【最近の主な研究及び公的業務等】
・ムーンショット型農林水産研究開発事業「藻類と動物細胞を用いたサーキュラーセルカルチャーによるバイオエコノミカルな培養食料生産システム」に研究分担者として2022年から参画、培養肉生産のための細胞培養装置開発に従事

セミナー講演内容

1 iPS細胞の培養方法
 1.1 接着培養の利点・欠点
 1.2 浮遊培養の利点・欠点
 1.3 大量培養を指向した浮遊培養の例

2 iPS細胞の浮遊攪拌培養に求められる技術的要件
 2.1 せん断力に対する感受性に対応した攪拌方式の選択
 2.2 酸素要求に合わせた通気装置の選択
 2.3 培養状態のオンライン計測と制御の方法
 2.4 培養槽と送液系の設計
 2.5 シングルユース技術の活用

3 iPS細胞製造の工程設計
 3.1 維持培養から拡大培養へ
 3.2 凝集塊培養における培地交換の方法
 3.3 凝集塊培養における継代方法
 3.4 未分化性の維持
 3.5 分化誘導の事例と課題
 3.6 培養後の細胞処理の課題


4 iPS細胞の浮遊攪拌培養のスケールアップ
 4.1 培養装置のスケーラビリティ
 4.2 スケールアップの指標
 4.3 スケールアップ培養の事例

5 レギュレーション対応
 5.1 培養資材を導入するためのガイドライン
 5.2 培養資材に求められる安全性の要件
 5.3 ガイドラインへの対応事例

6 応用事例
 6.1 浮遊攪拌によるウイルスベクター生産
 6.2 培養担体を使用した間葉系幹細胞の培養
 6.3 培養肉生産

〔質疑応答〕