非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と
品質過剰の見直し
~試験の信頼性確保はどこまでやれば良いのか、現在のシステムは過剰ではないか~
~計画書・報告書の作成や記録の残し方は~
発刊日 | 2017年4月25日 |
---|---|
体裁 | B5判並製本 176ページ |
価格(税込)
各種割引特典
|
38,500円
( E-Mail案内登録価格 36,575円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体35,000円+税3,500円
E-Mail案内登録価格:本体33,250円+税3,325円
|
送料は当社負担 アカデミー割引価格:26,950円(24,500円+税) |
|
ISBNコード | 978-4-86428-150-8 |
Cコード | C3047 |
- 効率的な試験関係資料(計画書・試験記録・報告書)の作成とその信頼性の確保とは -
“申請資料の信頼性の基準”で求められている
✔正確性:データを含めて試験成績が正確に記述されていること,
✔網羅性:試験計画から結果の取りまとめまでが整然と実施されておりデータから試験の再構築が可能であること,
✔保存性:長期間にわたる資料保管の手順が決められて実行されていること
を効率よく、ムダなく実施するためには
非GLP 試験の効率的実施の考え方とは、
非臨床試験に限らず,全ての試験は,「得られた結果」に本質的な信頼性があるのは当然であり,
効率的な実施とは,
「科学的に考えていかに無駄を省くか」,「必要十分な信頼性とはどのような考え方か」を示すことになる。
探索試験と信頼性基準試験の分類と実施のポイントとは
”探索段階や過去の試験データを申請に使いたい”が可能か、その信頼性はどのように確保すべきか
非臨床試験,特に「申請資料の信頼性の基準」適用試験の信頼性保証に対して,
"リスクベースドアプローチ"の監査がどのようなメリットを与えるのか,
どのように"リスクベースドアプローチ"を適用すればよいのか
FDA の査察においてデータインテグリティを指摘したウォーニングレターが年々増加しつつある。
FDAウォーニングレターにおけるデータインテグリティ指摘からどのようなことが読み取れるのか、
ラボでの対応はどのようにすべきなのか
著者
金津 卓史 塩野義製薬(株) |
堀井 郁夫 (株)ファイザー |
浜田 悦昌 (株)ファイザー |
福田 文美 エーザイ(株) |
園田 二朗 エーザイ(株) |
須藤 宏和 中外製薬(株) |
川口 謙 (株)東レリサーチセンター |
丹羽 誠 日本化薬(株) |
家木 克典 (株)新日本科学 |
内藤 真策 (株)JIMRO |
【元(株)大塚製薬工場】 |
藤原 道夫 アステラス製薬(株) |
望月 清 (同)エクスプロ・アソシエイツ |
目次
『担当者別にみる非GLP 試験における信頼性基準/ 実施の考え方』
第1節 薬物動態担当者からみた非GLP 試験における信頼性基準・実施の考え方
はじめに
1. 参照すべきガイドライン/ ガイダンス
1.1 医薬品の臨床試験及び製造販売承認申請のための非臨床安全性試験実施についてのガイダンス
1.2 非臨床薬物動態試験ガイドライン
1.3 反復投与組織分布試験ガイダンス
1.4 薬物相互作用の検討方法について
1.5 抗悪性腫瘍薬の非臨床評価に関するガイドライン
1.6 バイオテクノロジー応用医薬品の非臨床における安全性評価
1.7 医薬品開発における生体試料中薬物濃度分析法のバリデーションに関するガイドライン
2. 非臨床薬物動態試験として検討する項目
2.1 吸収
2.2 分布
2.3 代謝
2.4 排泄
2.5 薬物相互作用
2.6 定量法
3. 実施のタイミング
3.1 抗悪性腫瘍薬の非臨床評価に関するガイドライン
3.2 バイオテクノロジー応用医薬品の非臨床における安全性評価
おわりに
第2節 安全性担当者からみた非GLP 試験における信頼性基準・実施の考え方
はじめに
1. 非臨床試験における信頼性保証に関わる基本姿勢
1.1 実験データの信頼性保証の基本概念
1.1.1 試験計画書との関連
1.1.2 データ発生に関して
1.1.2.1 データ発生の背景とタイミング
1.1.2.2 データ発生時の手順と問題点
1.1.2.3 データの記録・修正・収集
1.1.2.4 実施試験のモニターおよび収集データの処理
1.2 試験のモニターおよび実験データの監査の実施
2. 医薬品研究開発における非臨床安全性試験の信頼性基準
2.1 安全性試験(創薬・開発研究の各開発段階)における非GLP 適用試験の位置づけとその意義
2.2 医薬品の早期開発研究・探索研究(対象となるin silico ,in vitro ,in vivo 試験)での信頼性保証について
2.2.1 Idea/Seed からリード設定まで
2.2.2 Candidate selection(臨床開発候補化合物の選択)
2.3 毒作発現機序解明のための試験での信頼性保証について
2.4 IND・NDA 承認申請,市販後の安全性評価(リスク評価・管理)における非GLP 試験の意義とその信頼性保証
おわりに
『非GLP 安全性試験の計画書・試験記録・報告書作成と点検方法』
はじめに
1. 試験計画
1.1 試験計画書の作成
1.1.1 記載項目
1.1.2 作成方法
1.1.3 留意点
1.2 計画の変更
2. 試験記録
2.1 データの定義
2.2 記録媒体
2.3 記録項目
2.4 記録方法
2.5 記録の訂正
2.6 異常時の対応
2.7 試験計画書(又はSOP)からの逸脱
3. 報告書
3.1 報告書の作成
3.1.1 記載項目
3.1.2 作成方法
3.1.3 留意点
3.2 報告書の訂正
4. 点検方法
4.1 時期
4.2 対象
4.3 方法
4.4 誤りが判明した場合の対応
おわりに
『非GLP 試験におけるリスクベースドアプローチを用いた信頼性保証の取り入れ方』
はじめに
1. リスクベースドアプローチとは
1.1 従来の監査手法
1.2 リスクベースドアプローチを用いた監査と組織マネジメント
2. 品質リスクマネジメントの概要
2.1 品質リスクマネジメントとは
2.2 信頼性基準試験におけるリスクとは
2.3 品質リスクマネジメントプロセス
2.4 リスクアセスメント
2.5 リスクコントロール
2.6 リスクコミュニケーション
2.7 リスクレビュー
3. 信頼性基準試験の信頼性保証に対する品質リスクマネジメントプロセスの取り入れ方
3.1 信頼性基準試験の監査における品質リスクマネジメントプロセスの適用
3.2 リスクベースドアプローチを活用したソリューションを提供する組織文化の醸成
3.3 改善促進型の信頼性保証担当者の育成への活用
3.4 改善促進型の信頼性保証担当者の力量
おわりに
『非GLP試験(主としてCMCの信頼性の基準試験)における
生データ・記録書の取扱いと逸脱事例及び防止対策』
はじめに
1. 申請資料の信頼性の基準
2. 生データ、二次データ他
3. データ記録に関する留意事項
3.1 生データにはサイン
3.2 筆記具
3.3 日付はサインの一部
3.4 紙片記録の貼付
3.5 空欄処理
3.6 感熱紙の扱い
3.7 電子記憶媒体中のデータ
3.8 ワークシート作成時の注意点
4. 生データの訂正などの方法
4.1 生データの訂正、削除、追記
4.2 再解析データ
5. 生データの確認と承認
5.1 試験担当者のセルフチェック
5.2 試験責任者の確認と承認
5.3 試験責任者署名後の訂正など
6. 生データの保存と管理
7. データの信頼性確保
8. 生データで初心者が犯しやすいミスの事例
8.1 再測定と不採用データ
8.2 単純ミス
9. 正確性及び完全性・網羅性に関するミス(根拠資料がない!)
10. その他のミスの事例
おわりに:データチェックのポイント
『非GLP 試験における信頼性確保/ 効率化を意識した分析法バリデーション実施』
1. 薬物動態分野における分析法バリデーション(Bioanalytical Method Validation,BMV)の概要
1.1 BMV の背景と変遷
1.1.1 BMV の発想の興り
1.1.2 BMV に関連する規制の変遷
1.2 BMV の理念の本質
1.3 CC-3 以降のBMV 体系についての批判的意見と運用改善の試み
2. 非GLP 試験で分析法バリデーションを実施するにあたり考慮すべき事項
:BMVGLとScientific Validation の対比,並びにin vitro 試験の位置づけ
2.1 BMV-GL に準拠する場合に検討すべき項目
2.2 in vitro 試験についての動向
2.3 Scientific Validation の提案
3. 非GLP 試験を含めた分析法の適正配置
3.1 GLP 試験と非GLP 試験の差異についての考察
3.2 申請に用いないTK 試験の取り扱い
3.3 分析法検証レベルの妥当性について:試験データの使われ方からみた分類
3.4 申請に用いる非GLP 試験に用いる分析法の検証
4. 生体試料中薬物濃度測定に関連する課題
4.1 生物学的同等性試験との関係
4.2 臨床薬物動態試験との関係
4.3 US-FDA MIST Guidance 及びICH-M3(R2)における代謝物の評価と課題
第6章
『非GLP 試験に用いる分析機器のバリデーション』
はじめに
1. 分析機器の適格性評価(AIQ)
1.1 設計時適格性評価(DQ)
1.2 据付時適格性評価(IQ)
1.3 運転時適格性評価(OQ)
1.4 性能適格性評価(PQ)
2. 分析機器のカテゴリ
2.1 グループA
2.2 グループB
2.3 グループC
3. 分析機器のバリデーションの実例
3.1 DQ の実例
3.2 IQ の実例
3.3 OQ の実例
3.4 PQ の実例
3.4.1 使用時点検の実例
3.4.2 定期点検とメンテナンス
4. GLP 試験に用いる分析機器(GLP 試験対応機器)の管理
5. 非GLP 試験に用いる分析機器バリデーションの効率化
おわりに
第7章
『探索段階を含む非臨床と臨床段階での非GLP 試験の効率的実施事例』
はじめに
1. 非GLP 試験に求められる試験の質の考え方
1.1 非GLP 試験における基本的な試験の質
1.2 企業の研究体制と試験の質の保証
1.3 研究現場での試験の効率的な質の保証
2. 探索試験と信頼性基準試験の分類と実施
2.1 探索段階の試験の課題
2.2 信頼性基準試験と実施のタイミング
2.3 治験薬概要書と新薬申請資料の理解と対応
3. 非GLP 試験の効率的実施
3.1 臨床移行に向けて探索試験の効率的実施
3.2 探索試験から信頼性基準試験への効率的な置き換え
3.3 信頼性基準の国内試験と,海外試験の混在
4. 新薬の価値形成における信頼性基準の課題
4.1 国内規制的な観点からみた信頼性基準の理解と書面調査対応
4.2 新薬の価値を形成する信頼性基準の理解
4.3 国内規制の信頼性基準と海外データの効率的な利用
おわりに
『医薬品の安全性評価における
in vitro 試験の信頼性確保と発生毒性試験代替法の信頼性確保と課題』
1. 非GLP 試験の信頼性の観点からの位置付け
2. 高い信頼性を確保すべき非GLP 試験
3. in vitro 試験における非GLP 試験
4. in vitro 試験における非GLP 試験の高い信頼性確保
4.1 サイエンス,信頼性,効率性を突き詰めて議論する
4.2 規則と運用
4.2.1 正確性
4.2.2 網羅性
4.2.3 保存性
5. 医薬品の安全性試験における試験期間の短縮と動物実験の削減に向けての努力
5.1 化学物質の安全性評価における動物実験代替法推進の潮流
5.2 生殖発生毒性試験の代替法
5.2.1 代替法のターゲットとしての胚・胎児発生毒性試験
5.2.2 胚・胎児発生試験代替法の背景
5.2.3 医薬品の胚・胎児発生試験の代替法
5.3 発生毒性試験代替法における信頼性確保と課題
5.3.1 正確性
5.3.2 網羅性
5.3.3 保存性
おわりに
『ラボにおける生データの電子化の留意点とデータインテグリティ対応』
はじめに
1. コンピュータ化システムの信頼性確保
2. ERES 対応
2.1 厚労省ERES 指針
2.2 電子記録の要件
2.3 電子署名の要件
3. CSV 対応
3.1 CSV とは
3.2 CSV の基本形
3.3 DQ とトレーサビリティマトリクス
4. データインテグリティ対応
4.1 データインテグリティとは
4.2 FDA 査察におけるデータインテグリティ指摘
4.3 FDA のデータインテグリティ指摘から読み取れること
4.4 データインテグリティガイダンス
4.5 データインテグリティ用語
4.6 ALCOA 原則
4.7 データインテグリティの実務対応
4.7.1 記録の特定の手順
4.7.2 インテグリティの確保方法
4.7.3 記録の維持方法
4.7.4 バックアップとアーカイブの要件
おわりに
著者
金津 卓史 塩野義製薬(株) |
堀井 郁夫 (株)ファイザー |
浜田 悦昌 (株)ファイザー |
福田 文美 エーザイ(株) |
園田 二朗 エーザイ(株) |
須藤 宏和 中外製薬(株) |
川口 謙 (株)東レリサーチセンター |
丹羽 誠 日本化薬(株) |
家木 克典 (株)新日本科学 |
内藤 真策 (株)JIMRO |
【元(株)大塚製薬工場】 |
藤原 道夫 アステラス製薬(株) |
望月 清 (同)エクスプロ・アソシエイツ |
目次
『担当者別にみる非GLP 試験における信頼性基準/ 実施の考え方』
第1節 薬物動態担当者からみた非GLP 試験における信頼性基準・実施の考え方
はじめに
1. 参照すべきガイドライン/ ガイダンス
1.1 医薬品の臨床試験及び製造販売承認申請のための非臨床安全性試験実施についてのガイダンス
1.2 非臨床薬物動態試験ガイドライン
1.3 反復投与組織分布試験ガイダンス
1.4 薬物相互作用の検討方法について
1.5 抗悪性腫瘍薬の非臨床評価に関するガイドライン
1.6 バイオテクノロジー応用医薬品の非臨床における安全性評価
1.7 医薬品開発における生体試料中薬物濃度分析法のバリデーションに関するガイドライン
2. 非臨床薬物動態試験として検討する項目
2.1 吸収
2.2 分布
2.3 代謝
2.4 排泄
2.5 薬物相互作用
2.6 定量法
3. 実施のタイミング
3.1 抗悪性腫瘍薬の非臨床評価に関するガイドライン
3.2 バイオテクノロジー応用医薬品の非臨床における安全性評価
おわりに
第2節 安全性担当者からみた非GLP 試験における信頼性基準・実施の考え方
はじめに
1. 非臨床試験における信頼性保証に関わる基本姿勢
1.1 実験データの信頼性保証の基本概念
1.1.1 試験計画書との関連
1.1.2 データ発生に関して
1.1.2.1 データ発生の背景とタイミング
1.1.2.2 データ発生時の手順と問題点
1.1.2.3 データの記録・修正・収集
1.1.2.4 実施試験のモニターおよび収集データの処理
1.2 試験のモニターおよび実験データの監査の実施
2. 医薬品研究開発における非臨床安全性試験の信頼性基準
2.1 安全性試験(創薬・開発研究の各開発段階)における非GLP 適用試験の位置づけとその意義
2.2 医薬品の早期開発研究・探索研究(対象となるin silico ,in vitro ,in vivo 試験)での信頼性保証について
2.2.1 Idea/Seed からリード設定まで
2.2.2 Candidate selection(臨床開発候補化合物の選択)
2.3 毒作発現機序解明のための試験での信頼性保証について
2.4 IND・NDA 承認申請,市販後の安全性評価(リスク評価・管理)における非GLP 試験の意義とその信頼性保証
おわりに
『非GLP 安全性試験の計画書・試験記録・報告書作成と点検方法』
はじめに
1. 試験計画
1.1 試験計画書の作成
1.1.1 記載項目
1.1.2 作成方法
1.1.3 留意点
1.2 計画の変更
2. 試験記録
2.1 データの定義
2.2 記録媒体
2.3 記録項目
2.4 記録方法
2.5 記録の訂正
2.6 異常時の対応
2.7 試験計画書(又はSOP)からの逸脱
3. 報告書
3.1 報告書の作成
3.1.1 記載項目
3.1.2 作成方法
3.1.3 留意点
3.2 報告書の訂正
4. 点検方法
4.1 時期
4.2 対象
4.3 方法
4.4 誤りが判明した場合の対応
おわりに
『非GLP 試験におけるリスクベースドアプローチを用いた信頼性保証の取り入れ方』
はじめに
1. リスクベースドアプローチとは
1.1 従来の監査手法
1.2 リスクベースドアプローチを用いた監査と組織マネジメント
2. 品質リスクマネジメントの概要
2.1 品質リスクマネジメントとは
2.2 信頼性基準試験におけるリスクとは
2.3 品質リスクマネジメントプロセス
2.4 リスクアセスメント
2.5 リスクコントロール
2.6 リスクコミュニケーション
2.7 リスクレビュー
3. 信頼性基準試験の信頼性保証に対する品質リスクマネジメントプロセスの取り入れ方
3.1 信頼性基準試験の監査における品質リスクマネジメントプロセスの適用
3.2 リスクベースドアプローチを活用したソリューションを提供する組織文化の醸成
3.3 改善促進型の信頼性保証担当者の育成への活用
3.4 改善促進型の信頼性保証担当者の力量
おわりに
『非GLP試験(主としてCMCの信頼性の基準試験)における
生データ・記録書の取扱いと逸脱事例及び防止対策』
はじめに
1. 申請資料の信頼性の基準
2. 生データ、二次データ他
3. データ記録に関する留意事項
3.1 生データにはサイン
3.2 筆記具
3.3 日付はサインの一部
3.4 紙片記録の貼付
3.5 空欄処理
3.6 感熱紙の扱い
3.7 電子記憶媒体中のデータ
3.8 ワークシート作成時の注意点
4. 生データの訂正などの方法
4.1 生データの訂正、削除、追記
4.2 再解析データ
5. 生データの確認と承認
5.1 試験担当者のセルフチェック
5.2 試験責任者の確認と承認
5.3 試験責任者署名後の訂正など
6. 生データの保存と管理
7. データの信頼性確保
8. 生データで初心者が犯しやすいミスの事例
8.1 再測定と不採用データ
8.2 単純ミス
9. 正確性及び完全性・網羅性に関するミス(根拠資料がない!)
10. その他のミスの事例
おわりに:データチェックのポイント
『非GLP 試験における信頼性確保/ 効率化を意識した分析法バリデーション実施』
1. 薬物動態分野における分析法バリデーション(Bioanalytical Method Validation,BMV)の概要
1.1 BMV の背景と変遷
1.1.1 BMV の発想の興り
1.1.2 BMV に関連する規制の変遷
1.2 BMV の理念の本質
1.3 CC-3 以降のBMV 体系についての批判的意見と運用改善の試み
2. 非GLP 試験で分析法バリデーションを実施するにあたり考慮すべき事項
:BMVGLとScientific Validation の対比,並びにin vitro 試験の位置づけ
2.1 BMV-GL に準拠する場合に検討すべき項目
2.2 in vitro 試験についての動向
2.3 Scientific Validation の提案
3. 非GLP 試験を含めた分析法の適正配置
3.1 GLP 試験と非GLP 試験の差異についての考察
3.2 申請に用いないTK 試験の取り扱い
3.3 分析法検証レベルの妥当性について:試験データの使われ方からみた分類
3.4 申請に用いる非GLP 試験に用いる分析法の検証
4. 生体試料中薬物濃度測定に関連する課題
4.1 生物学的同等性試験との関係
4.2 臨床薬物動態試験との関係
4.3 US-FDA MIST Guidance 及びICH-M3(R2)における代謝物の評価と課題
第6章
『非GLP 試験に用いる分析機器のバリデーション』
はじめに
1. 分析機器の適格性評価(AIQ)
1.1 設計時適格性評価(DQ)
1.2 据付時適格性評価(IQ)
1.3 運転時適格性評価(OQ)
1.4 性能適格性評価(PQ)
2. 分析機器のカテゴリ
2.1 グループA
2.2 グループB
2.3 グループC
3. 分析機器のバリデーションの実例
3.1 DQ の実例
3.2 IQ の実例
3.3 OQ の実例
3.4 PQ の実例
3.4.1 使用時点検の実例
3.4.2 定期点検とメンテナンス
4. GLP 試験に用いる分析機器(GLP 試験対応機器)の管理
5. 非GLP 試験に用いる分析機器バリデーションの効率化
おわりに
第7章
『探索段階を含む非臨床と臨床段階での非GLP 試験の効率的実施事例』
はじめに
1. 非GLP 試験に求められる試験の質の考え方
1.1 非GLP 試験における基本的な試験の質
1.2 企業の研究体制と試験の質の保証
1.3 研究現場での試験の効率的な質の保証
2. 探索試験と信頼性基準試験の分類と実施
2.1 探索段階の試験の課題
2.2 信頼性基準試験と実施のタイミング
2.3 治験薬概要書と新薬申請資料の理解と対応
3. 非GLP 試験の効率的実施
3.1 臨床移行に向けて探索試験の効率的実施
3.2 探索試験から信頼性基準試験への効率的な置き換え
3.3 信頼性基準の国内試験と,海外試験の混在
4. 新薬の価値形成における信頼性基準の課題
4.1 国内規制的な観点からみた信頼性基準の理解と書面調査対応
4.2 新薬の価値を形成する信頼性基準の理解
4.3 国内規制の信頼性基準と海外データの効率的な利用
おわりに
『医薬品の安全性評価における
in vitro 試験の信頼性確保と発生毒性試験代替法の信頼性確保と課題』
1. 非GLP 試験の信頼性の観点からの位置付け
2. 高い信頼性を確保すべき非GLP 試験
3. in vitro 試験における非GLP 試験
4. in vitro 試験における非GLP 試験の高い信頼性確保
4.1 サイエンス,信頼性,効率性を突き詰めて議論する
4.2 規則と運用
4.2.1 正確性
4.2.2 網羅性
4.2.3 保存性
5. 医薬品の安全性試験における試験期間の短縮と動物実験の削減に向けての努力
5.1 化学物質の安全性評価における動物実験代替法推進の潮流
5.2 生殖発生毒性試験の代替法
5.2.1 代替法のターゲットとしての胚・胎児発生毒性試験
5.2.2 胚・胎児発生試験代替法の背景
5.2.3 医薬品の胚・胎児発生試験の代替法
5.3 発生毒性試験代替法における信頼性確保と課題
5.3.1 正確性
5.3.2 網羅性
5.3.3 保存性
おわりに
『ラボにおける生データの電子化の留意点とデータインテグリティ対応』
はじめに
1. コンピュータ化システムの信頼性確保
2. ERES 対応
2.1 厚労省ERES 指針
2.2 電子記録の要件
2.3 電子署名の要件
3. CSV 対応
3.1 CSV とは
3.2 CSV の基本形
3.3 DQ とトレーサビリティマトリクス
4. データインテグリティ対応
4.1 データインテグリティとは
4.2 FDA 査察におけるデータインテグリティ指摘
4.3 FDA のデータインテグリティ指摘から読み取れること
4.4 データインテグリティガイダンス
4.5 データインテグリティ用語
4.6 ALCOA 原則
4.7 データインテグリティの実務対応
4.7.1 記録の特定の手順
4.7.2 インテグリティの確保方法
4.7.3 記録の維持方法
4.7.4 バックアップとアーカイブの要件
おわりに
関連商品
医薬品モダリティ(抗体/核酸/中分子/再生医療)の実用化とDDS技術の特許戦略
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点-パテントリンケージを中心に-
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
【非臨床試験適合性書面調査に向けた準備対応】導入品(アカデミアへの委託試験も含む)の信頼性基準対応と信頼性基準試験の生データの取扱い
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
【研究開発動向:2時間セミナー】エクソソームを用いた薬物送達・診断における開発・技術動向と実用化に向けた課題
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
【研究開発動向:2時間セミナー】マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 NEW
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
非臨床試験(基礎研究、信頼性基準試験)における電子データ完全性確保・電子ノート使用とクラウド利用でのデータ管理<効果的な電子データの完全性確保>
受講可能な形式:【Live配信】
日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料(日本申請用)作成
受講可能な形式:【Live配信】 or 【アーカイブ配信】
各種製剤におけるヒト経口吸収予測法と品質規格の設定
受講可能な形式:【Live配信】のみ
【新 適合性書面調査チェックリスト:意図と目的】信頼性基準適用試験における運用への落とし込み・記録の残し方と(国内外)委託時の信頼性保証
受講可能な形式:【Live配信】のみ
<新任者・初級者のためのGLP入門>GLP省令:施設/試験で押さえるべき信頼性確保と最終報告書・生データの信頼性
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
【オンデマンド配信】化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方
【2名同時申込で1名無料】対象セミナー
【製本版+ebook版】医薬品開発と承認申請における医療データ(RWD:リアルワールドデータ)の利活用事例<外部対照群/承認申請/適応追加/PV・MA領域> NEW
【製本版+ebook版】治験と臨床研究のSOPライティング技法並びにGCP要求事項と適合性調査対応
【製本版+ebook版】 臨床試験/臨床研究におけるQMS実装(Issueマネジメント・CAPA策定)と試験デザインへのQbD活用
【製本版+ebook版】GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
【製本版+ebook版】遺伝子治療用製品の開発・申請戦略<承認取得に向けた規制対応と品質及び安全性の確保>
【遺伝子治療用製品開発/カルタヘナ法/ウイルスベクター/遺伝子治療用製品特許戦略/PMDA相談/市販後安全対策/CAR-T細胞/ゲノム編集】
【製本版+ebook版】開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理-プロセス/分析法バリデーション-
【製本版+ebook版】<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類
【ライフサイクルマネジメント/リスク評価・分類/一変軽微判断(重要度区分)/当局査察】
【製本版+ebook版】グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP(日本/欧州)・REMS(米国)策定とリスク設定・対応
【日米欧における安全対策の考え方・スタンスとPV査察/監査の狙い】
【製本版+ebook版】【改正GMP省令対応シリーズ3】改正GMP省令で要求される『CAPA(是正措置・予防措置)』導入・運用手順
【製本版+ebook版】【信頼性基準適用試験/GLP/GMP】データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
【データインテグリティ/DI/ALCOA/監査証跡/教育訓練/業務委託/当局査察】
【製本版+ebook版】バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
【タンパク質凝集抑制・セルバンク(MCB/WCB)・CHO細胞・HCP・シーケンスバリアント・E&L】
【製本版+ebook版】核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)
【出発物質・品質規格設定・DDSアプローチ・スケールアップ・特許戦略】
【製本版+ebook版】『人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針』に対応した研究計画書テンプレート
【ebook版】海外査察対応のプロが教えるネイティブが使う現場の英語表現2500<職場の会話・会議、email/報告書>
【製本版+ebook版】【改正GMP省令対応シリーズ2】改正GMP省令で要求される『医薬品品質システム』と継続的改善
【製本版+ebook版】【ICH M7 変異原性不純物(品質パート)】パージファクター活用(スコアリングと判定基準)及びニトロソアミン類のリスク評価
【製本版+ebook版】【日米欧同時申請/グローバル開発戦略を見据えた】薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
実務担当者が抱える悩みへ回答!『信頼性基準適用試験での実施基準【Q&A集/SOP例】』
【製本版+ebook版】実務担当者が抱える悩みへ回答!『信頼性基準適用試験での実施基準【Q&A集/SOP例】』
【ebook版+製本版】技術移転(試験法・製法)実施手順と同等性確保ー各ステージ別対応・製造委託先管理(国内/海外)事例ー
新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
東アジア地域における国際共同治験の現状と承認審査時の論点解説
医薬品モダリティ(抗体/核酸/中分子/再生医療)の実用化とDDS技術の特許戦略
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点-パテントリンケージを中心に-
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
【非臨床試験適合性書面調査に向けた準備対応】導入品(アカデミアへの委託試験も含む)の信頼性基準対応と信頼性基準試験の生データの取扱い
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
【研究開発動向:2時間セミナー】エクソソームを用いた薬物送達・診断における開発・技術動向と実用化に向けた課題
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
【研究開発動向:2時間セミナー】マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 NEW
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
非臨床試験(基礎研究、信頼性基準試験)における電子データ完全性確保・電子ノート使用とクラウド利用でのデータ管理<効果的な電子データの完全性確保>
受講可能な形式:【Live配信】
日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料(日本申請用)作成
受講可能な形式:【Live配信】 or 【アーカイブ配信】
各種製剤におけるヒト経口吸収予測法と品質規格の設定
受講可能な形式:【Live配信】のみ
【新 適合性書面調査チェックリスト:意図と目的】信頼性基準適用試験における運用への落とし込み・記録の残し方と(国内外)委託時の信頼性保証
受講可能な形式:【Live配信】のみ
<新任者・初級者のためのGLP入門>GLP省令:施設/試験で押さえるべき信頼性確保と最終報告書・生データの信頼性
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
【オンデマンド配信】化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方
【2名同時申込で1名無料】対象セミナー
【製本版+ebook版】医薬品開発と承認申請における医療データ(RWD:リアルワールドデータ)の利活用事例<外部対照群/承認申請/適応追加/PV・MA領域> NEW
【製本版+ebook版】治験と臨床研究のSOPライティング技法並びにGCP要求事項と適合性調査対応
【製本版+ebook版】 臨床試験/臨床研究におけるQMS実装(Issueマネジメント・CAPA策定)と試験デザインへのQbD活用
【製本版+ebook版】GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
【製本版+ebook版】遺伝子治療用製品の開発・申請戦略<承認取得に向けた規制対応と品質及び安全性の確保>
【遺伝子治療用製品開発/カルタヘナ法/ウイルスベクター/遺伝子治療用製品特許戦略/PMDA相談/市販後安全対策/CAR-T細胞/ゲノム編集】
【製本版+ebook版】開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理-プロセス/分析法バリデーション-
【製本版+ebook版】<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類
【ライフサイクルマネジメント/リスク評価・分類/一変軽微判断(重要度区分)/当局査察】
【製本版+ebook版】グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP(日本/欧州)・REMS(米国)策定とリスク設定・対応
【日米欧における安全対策の考え方・スタンスとPV査察/監査の狙い】
【製本版+ebook版】【改正GMP省令対応シリーズ3】改正GMP省令で要求される『CAPA(是正措置・予防措置)』導入・運用手順
【製本版+ebook版】【信頼性基準適用試験/GLP/GMP】データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
【データインテグリティ/DI/ALCOA/監査証跡/教育訓練/業務委託/当局査察】
【製本版+ebook版】バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
【タンパク質凝集抑制・セルバンク(MCB/WCB)・CHO細胞・HCP・シーケンスバリアント・E&L】
【製本版+ebook版】核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)
【出発物質・品質規格設定・DDSアプローチ・スケールアップ・特許戦略】
【製本版+ebook版】『人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針』に対応した研究計画書テンプレート
【ebook版】海外査察対応のプロが教えるネイティブが使う現場の英語表現2500<職場の会話・会議、email/報告書>
【製本版+ebook版】【改正GMP省令対応シリーズ2】改正GMP省令で要求される『医薬品品質システム』と継続的改善
【製本版+ebook版】【ICH M7 変異原性不純物(品質パート)】パージファクター活用(スコアリングと判定基準)及びニトロソアミン類のリスク評価
【製本版+ebook版】【日米欧同時申請/グローバル開発戦略を見据えた】薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
実務担当者が抱える悩みへ回答!『信頼性基準適用試験での実施基準【Q&A集/SOP例】』
【製本版+ebook版】実務担当者が抱える悩みへ回答!『信頼性基準適用試験での実施基準【Q&A集/SOP例】』
【ebook版+製本版】技術移転(試験法・製法)実施手順と同等性確保ー各ステージ別対応・製造委託先管理(国内/海外)事例ー
新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
東アジア地域における国際共同治験の現状と承認審査時の論点解説
SSL/TLS対応ページ(https)からの情報送信は暗号化により保護されます。
サイトマップ
サイエンス&テクノロジー
東京都港区浜松町1-2-12
浜松町F-1ビル7F
TEL:03-5733-4188
FAX:03-5733-4187