ICH M7 変異原性不純物の
開発段階からの評価・管理と申請/CTD記載法
~医薬品中の不純物評価とM7が求める管理の適用範囲~
~(Q)SAR/in Silico予測・評価とデータ解釈、評価時の判断・判定基準~
【 新 刊 案 内 】
2020年6/29出版
「【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】
医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際」
〜安全性・CMC部門におけるICHM7実装:QSAR評価・エキスパートレビュー / OOD対応 / 不純物管理オプション等〜
〜Q3D運用の実際 / E&L試験 / 同等性評価 / CMC申請〜
発刊日 | 2015年5月28日 |
---|---|
体裁 | B5判並製本 149頁 |
価格(税込)
各種割引特典
|
33,000円
( E-Mail案内登録価格 31,350円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体30,000円+税3,000円
E-Mail案内登録価格:本体28,500円+税2,850円
|
送料は当社負担
アカデミー割引価格:23,100円(21,000円+税) |
|
ISBNコード | 978-4-86428-120-1 |
Cコード | C3047 |
ICH M7が求める治験段階からの管理戦略の構築と申請対応
◎変異原性予測・評価方法と評価結果の評価、分類基準
→(Q)SAR/in silico予測・評価法と結果の特定解析、評価の判断基準
◎治験段階の変異原性不純物の管理を当局へ報告しなくてはいけない!
→治験薬中に混在する変異原性不純物をどのように評価・管理し申請すべきか
◎変異原性不純物の原薬製造工程におけるリスクアセスメント
→原薬製造工程における「潜在的不純物」の洗い出し・特定とハザード評価
◎申請資料への記載範囲・内容とは
→変異原性不純物についてのCMCパートのCTD記載内容を事例をもとに解説
著者
本間 正充 国立医薬品食品衛生研究所 |
阿曽 幸男 国立医薬品食品衛生研究所 |
羽倉 昌志 エーザイ(株) |
三島 雅之 中外製薬(株) |
菊野 秩 (一財)化学物質評価研究機構 |
長谷川 隆 大塚製薬(株) |
長山 敏 ファイザー(株) |
書籍趣旨
■ICH M7要求事項に対応するための安全性評価部門/品質部門の取り組み・申請対応■
・M7ガイドラインが推進するin silicoシステムはあるのか?選択基準は?
・クラス分類時の「構造の類似性」の判断基準
・情報調査で明確にAmes陽性・陰性と判断できなかった場合の具体的なアプローチ法
・ICH M7ガイドラインとGLPとの関係性~医薬品GLP以外で実施した試験データの取扱い~
・M7において個別に管理が求められる物質の個別許容値の設定
・原薬製造工程における「潜在的不純物」の洗い出し・特定とハザード評価
・申請資料上において変異原性不純物の規格値の妥当性の示し方
・ICH M7とICHQ3A/Q3Bとの関連性、ICH M7の適応範囲は??
・ICH M7が求める原薬製造法における評価と管理の実際
・出発物質・中間体、原料における変異不純物の管理する場合の許容限度値・判定基準
・開発段階での評価基準、閾値設定
・変異原性不純物におけるICH Q11が求める管理戦略の開発
・ICH M7が提唱する「定期的検証試験」の設定方法、適用時の申請対応
・治験段階における変異原性不純物の情報/管理手法の当局への申請方法
・変異原性不純物について「:製造工程開発の経緯」への記載内容・範囲
目次
はじめに
1. 背景
2. 薬物の不純物及び残存溶媒に関するこれまでのICHガイドライン
3. ガイドラインの適用範囲
4. DNA反応性(変異原性)不純物の評価の基本的な考え方
5. DNA反応性(変異原性)不純物の管理の基本的な考え方
6. ICH M7とICH Q3A/Q3Bガイドラインとの関連性
おわりに
第2章 ICH M7ガイドラインの要求事項と各部門での取り組み/対応法
はじめに
1. 安全性評価部門が取り組むガイドラインの要求事項
1.1 ハザード評価の要件
1.2 リスクの特性解析
1.2.1 クラス1不純物
1.2.2 クラス2またはクラス3不純物の許容摂取量
1.2.3 複数の変異原性不純物に関する許容摂取量
2. 品質部門が取り組むガイドラインの要求事項
2.1 原薬及び製剤中の不純物に関する評価
2.1.1 原薬中の製造工程由来不純物
2.1.2 分解生成物
2.1.3 臨床開発中の製品中の不純物
2.2 管理
2.2.1 原薬中の製造工程由来不純物の管理
2.2.2 管理方法の検討事項
2.2.3 分解生成物の管理
2.2.4 ライフサイクルマネジメント
2.2.5 臨床開発に関する検討事項
おわりに
第3章 ICH M7に基づいた不純物のハザード評価とリスク管理
はじめに
1. 不純物の変異原性に関するハザード評価
1.1 不純物のクラス分けの方法
1.2 データベースや文献調査による不純物の変異原性評価
1.3 (Q)SAR解析ソフトを利用する不純物の変異原性評価
1.4 フォローアップ試験としてのAmes試験
1.5 フォローアップ試験としてのin vivo遺伝毒性試験
2. 不純物のリスク管理
2.1 クラス別の不純物許容摂取量
2.1.1 クラス1の不純物許容摂取量
2.1.1.1 化合物特異的許容摂取量が求められる場合
2.1.1.2 化合物特異的許容摂取量が求められない場合
2.1.2 クラス2の不純物許容摂取量
2.1.2.1 既知発がん物質の構造と類似した化合物クラス特異的許容摂取量
2.1.2.2 実質的な閾値の根拠が示されている変異原性不純物
2.1.3 クラス3の不純物許容摂取量
2.1.4 クラス4の不純物許容摂取量
2.1.5 クラス5の不純物許容摂取量
2.1.6 クラス6の不純物許容摂取量
2.2 一生涯よりも短い投与期間に対する許容摂取量
2.3 複数(三つ以上)の変異原性不純物に関する許容摂取量
おわりに
第4章 ICH M7に対応した毒性評価の考え方と具体的方法
はじめに
1. 情報調査
2. in silico評価
2.1 求められるin silico評価
2.2 in silicoシステムの選択と導入
2.3 in silicoシステムの予測性能
2.4 アラート構造に基づくクラス分類
2.5 in silico評価の特徴
3. 変異原性試験
3.1 被験物質
3.2 GLP
3.3 試験の実施
3.4 フォローアップ試験
4. 個別許容値の設定
第5章 ICH M7をふまえた変異原性予測・評価の実践
~変異原性情報収集及び(Q)SAR/in silico法の特性,データ解釈と評価~
はじめに
1. 変異原性情報収集
1.1 変異原性情報の収集方法と確認
1.1.1 基本手順と情報源
1.1.2 試験データの信頼性確認と結果判断
1.1.3 他の変異原性試験による補完(フォローアップ)
2. in silico法の特性,データ解釈と評価
2.1 in silico法の特徴
2.2 in silicoツール例
2.3 OECD(Q)SARバリデーション5原則
2.4 in silicoツール利用での準備
2.5 in silicoツールによる変異原性予測方法
2.5.1 Derek Nexus(Deductive Estimation of Risk from Existing Knowledge:Derek)
(Derek Nexus 国内代理店(CTCライフサイエンス(株))より許諾を得,引用)
2.5.2 MultiCASE(Multiple -Computer Automated Structure Evaluation:MCASE)
(MultiCASE国内代理店(インフォコム(株))より許諾を得,引用)
2.6 in silico法による変異原性予測結果の評価
2.7 in silico予測結果の留意点
3. 変異原性データ及びin silicoアプローチのフローチャート
おわりに
第6章 原薬製造工程におけるリスクアセスメントと管理戦略の開発
はじめに
1. 不純物の分類
2. 不純物の閾値
3. 有機不純物のリスクアセスメントについて
3.1 有機不純物のハザード評価
3.1.1 毒性情報の調査
3.1.2 (定量的)構造活性相関法((Q)SAR法)による評価
3.2 リスクの特性解析
3.2.1 TTCに基づく許容摂取量
3.2.2 化合物特異的なリスク評価に基づく許容摂取量
3.2.2.1 発がん性陽性データを有する変異原性不純物(クラス1)
3.2.2.2 実質的な閾値の根拠が示されている変異原性不純物
3.2.3 LTLの曝露に関する許容摂取量
3.2.4 複数の変異原性不純物に関する許容摂取量
3.3 リスクの分析及び評価
3.3.1 原薬の許容限度値
3.3.2 判定基準
3.3.3 リスク分析
3.3.4 リスク評価
3.3.4.1 リスク低減
3.3.4.2 リスク受容
4. 管理
4.1 製造工程由来不純物の管理
4.1.1 オプション1(許容限度値≧判定基準)
4.1.2 オプション2(許容限度値≧判定基準)
4.1.3 オプション3(許容限度値<判定基準)
4.1.4 オプション4(規格・試験方法に設定しない)
4.2 管理方法の検討
4.3 定期的試験に関する検討事項
4.4 分解物の管理
おわりに
第7章 開発段階におけるLTL曝露に関する許容摂取量の設定
はじめに
1. 14日以内の第1相臨床試験を想定した事例
1.1 第1相臨床試験に用いる治験原薬の製造方法(ルートA)
1.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
1.3 変異原性不純物(クラス2)
1.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
1.5 BTAの試験結果
2. 1ヵ月以下の臨床試験(第1相及び第2相)を想定した事例
2.1 第1相臨床試験に用いる治験原薬の製造方法(ルートA)
2.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
2.3 (潜在的)変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
2.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
2.5 (潜在的)変異原性不純物の試験結果
3. 1年以下の臨床試験(第1相及び第2相)を想定した事例
3.1 ルートA:第1相臨床試験に用いる治験原薬の合成法
3.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
3.3 変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
3.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
3.5 (潜在的)変異原性不純物の試験結果
4. 製造方法を変更した場合の事例
(1年を越える臨床試験(第2相後期から第3相)を想定)
4.1 第2相及び第3相臨床試験に用いる治験原薬の製造方法(ルートB)
4.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
4.3 (潜在的)変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
4.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
4.5 潜在的変異原性不純物の試験結果
おわりに
第8章 ICH M7を踏まえた規制当局への申請方法とCTD記載時の留意点
はじめに
1. サクラミル原薬の不純物の評価
1.1 「2.3.S.3.2 不純物」への記載例
1.1.1 2.3.S.3.2.1 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
1.1.2 2.3.S.3.2.2 (潜在的)変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
2. 変異原性不純物の管理戦略
2.1 「2.3.S.2.6 製造工程開発の経緯」への記載例
2.1.1 2.3.S.2.6-1 変異原性不純物の管理戦略(許容限度値)
2.1.2 2.3.S.2.6-2 変異原性不純物の管理戦略(製造工程)
2.1.3 2.3.S.2.6-3 変異原性不純物の試験結果
2.1.4 2.3.S.2.6-4 変異原性不純物の管理戦略(CP-3, 4, 5, 6)
2.1.4.1 2.3.S.2.6-4-1 変異原性不純物の管理戦略を支持するデータ
2.1.4.2 2.3.S.2.6-4-2 CP-6(出発物質,対掌体を含む)の管理戦略
2.1.4.3 2.3.S.2.6-4-3 CP-3,CP-4及びCP-5(各々の対掌体を含む)の管理戦略
2.1.4.4 2.3.S.2.6-4-4 ジアステレオマー(CP-6-D1及びCP-6-D2)の管理戦略
2.1.4.5 2.3.S.2.6-4-5 変異原性不純物の合計の管理戦略
2.1.4.6 2.3.S.2.6-4-6 管理戦略のまとめ
3. 変異原性不純物の規格の妥当性
3.1 「2.3.S.4.5 規格の妥当性」への記載例
3.1.1 2.3.S.4.5.1 変異原性不純物の判定基準
3.1.2 2.3.S.4.5.2 変異原性不純物の規格値の妥当性
3.1.2.1 2.3.S.4.5.2-1 CP-6(出発物質,対掌体を含む)
3.1.2.2 2.3.S.4.5.2-2 CP-3,CP-4及びCP-5(各々の対掌体を含む)
3.1.2.3 2.3.S.4.5.2-3 ジアステレオマー(CP-6-D1及びCP-6-D2)
3.1.2.4 2.3.S.4.5.2-4 変異原性不純物の合計略
おわりに
著者
本間 正充 国立医薬品食品衛生研究所 |
阿曽 幸男 国立医薬品食品衛生研究所 |
羽倉 昌志 エーザイ(株) |
三島 雅之 中外製薬(株) |
菊野 秩 (一財)化学物質評価研究機構 |
長谷川 隆 大塚製薬(株) |
長山 敏 ファイザー(株) |
書籍趣旨
■ICH M7要求事項に対応するための安全性評価部門/品質部門の取り組み・申請対応■
・M7ガイドラインが推進するin silicoシステムはあるのか?選択基準は?
・クラス分類時の「構造の類似性」の判断基準
・情報調査で明確にAmes陽性・陰性と判断できなかった場合の具体的なアプローチ法
・ICH M7ガイドラインとGLPとの関係性~医薬品GLP以外で実施した試験データの取扱い~
・M7において個別に管理が求められる物質の個別許容値の設定
・原薬製造工程における「潜在的不純物」の洗い出し・特定とハザード評価
・申請資料上において変異原性不純物の規格値の妥当性の示し方
・ICH M7とICHQ3A/Q3Bとの関連性、ICH M7の適応範囲は??
・ICH M7が求める原薬製造法における評価と管理の実際
・出発物質・中間体、原料における変異不純物の管理する場合の許容限度値・判定基準
・開発段階での評価基準、閾値設定
・変異原性不純物におけるICH Q11が求める管理戦略の開発
・ICH M7が提唱する「定期的検証試験」の設定方法、適用時の申請対応
・治験段階における変異原性不純物の情報/管理手法の当局への申請方法
・変異原性不純物について「:製造工程開発の経緯」への記載内容・範囲
目次
はじめに
1. 背景
2. 薬物の不純物及び残存溶媒に関するこれまでのICHガイドライン
3. ガイドラインの適用範囲
4. DNA反応性(変異原性)不純物の評価の基本的な考え方
5. DNA反応性(変異原性)不純物の管理の基本的な考え方
6. ICH M7とICH Q3A/Q3Bガイドラインとの関連性
おわりに
第2章 ICH M7ガイドラインの要求事項と各部門での取り組み/対応法
はじめに
1. 安全性評価部門が取り組むガイドラインの要求事項
1.1 ハザード評価の要件
1.2 リスクの特性解析
1.2.1 クラス1不純物
1.2.2 クラス2またはクラス3不純物の許容摂取量
1.2.3 複数の変異原性不純物に関する許容摂取量
2. 品質部門が取り組むガイドラインの要求事項
2.1 原薬及び製剤中の不純物に関する評価
2.1.1 原薬中の製造工程由来不純物
2.1.2 分解生成物
2.1.3 臨床開発中の製品中の不純物
2.2 管理
2.2.1 原薬中の製造工程由来不純物の管理
2.2.2 管理方法の検討事項
2.2.3 分解生成物の管理
2.2.4 ライフサイクルマネジメント
2.2.5 臨床開発に関する検討事項
おわりに
第3章 ICH M7に基づいた不純物のハザード評価とリスク管理
はじめに
1. 不純物の変異原性に関するハザード評価
1.1 不純物のクラス分けの方法
1.2 データベースや文献調査による不純物の変異原性評価
1.3 (Q)SAR解析ソフトを利用する不純物の変異原性評価
1.4 フォローアップ試験としてのAmes試験
1.5 フォローアップ試験としてのin vivo遺伝毒性試験
2. 不純物のリスク管理
2.1 クラス別の不純物許容摂取量
2.1.1 クラス1の不純物許容摂取量
2.1.1.1 化合物特異的許容摂取量が求められる場合
2.1.1.2 化合物特異的許容摂取量が求められない場合
2.1.2 クラス2の不純物許容摂取量
2.1.2.1 既知発がん物質の構造と類似した化合物クラス特異的許容摂取量
2.1.2.2 実質的な閾値の根拠が示されている変異原性不純物
2.1.3 クラス3の不純物許容摂取量
2.1.4 クラス4の不純物許容摂取量
2.1.5 クラス5の不純物許容摂取量
2.1.6 クラス6の不純物許容摂取量
2.2 一生涯よりも短い投与期間に対する許容摂取量
2.3 複数(三つ以上)の変異原性不純物に関する許容摂取量
おわりに
第4章 ICH M7に対応した毒性評価の考え方と具体的方法
はじめに
1. 情報調査
2. in silico評価
2.1 求められるin silico評価
2.2 in silicoシステムの選択と導入
2.3 in silicoシステムの予測性能
2.4 アラート構造に基づくクラス分類
2.5 in silico評価の特徴
3. 変異原性試験
3.1 被験物質
3.2 GLP
3.3 試験の実施
3.4 フォローアップ試験
4. 個別許容値の設定
第5章 ICH M7をふまえた変異原性予測・評価の実践
~変異原性情報収集及び(Q)SAR/in silico法の特性,データ解釈と評価~
はじめに
1. 変異原性情報収集
1.1 変異原性情報の収集方法と確認
1.1.1 基本手順と情報源
1.1.2 試験データの信頼性確認と結果判断
1.1.3 他の変異原性試験による補完(フォローアップ)
2. in silico法の特性,データ解釈と評価
2.1 in silico法の特徴
2.2 in silicoツール例
2.3 OECD(Q)SARバリデーション5原則
2.4 in silicoツール利用での準備
2.5 in silicoツールによる変異原性予測方法
2.5.1 Derek Nexus(Deductive Estimation of Risk from Existing Knowledge:Derek)
(Derek Nexus 国内代理店(CTCライフサイエンス(株))より許諾を得,引用)
2.5.2 MultiCASE(Multiple -Computer Automated Structure Evaluation:MCASE)
(MultiCASE国内代理店(インフォコム(株))より許諾を得,引用)
2.6 in silico法による変異原性予測結果の評価
2.7 in silico予測結果の留意点
3. 変異原性データ及びin silicoアプローチのフローチャート
おわりに
第6章 原薬製造工程におけるリスクアセスメントと管理戦略の開発
はじめに
1. 不純物の分類
2. 不純物の閾値
3. 有機不純物のリスクアセスメントについて
3.1 有機不純物のハザード評価
3.1.1 毒性情報の調査
3.1.2 (定量的)構造活性相関法((Q)SAR法)による評価
3.2 リスクの特性解析
3.2.1 TTCに基づく許容摂取量
3.2.2 化合物特異的なリスク評価に基づく許容摂取量
3.2.2.1 発がん性陽性データを有する変異原性不純物(クラス1)
3.2.2.2 実質的な閾値の根拠が示されている変異原性不純物
3.2.3 LTLの曝露に関する許容摂取量
3.2.4 複数の変異原性不純物に関する許容摂取量
3.3 リスクの分析及び評価
3.3.1 原薬の許容限度値
3.3.2 判定基準
3.3.3 リスク分析
3.3.4 リスク評価
3.3.4.1 リスク低減
3.3.4.2 リスク受容
4. 管理
4.1 製造工程由来不純物の管理
4.1.1 オプション1(許容限度値≧判定基準)
4.1.2 オプション2(許容限度値≧判定基準)
4.1.3 オプション3(許容限度値<判定基準)
4.1.4 オプション4(規格・試験方法に設定しない)
4.2 管理方法の検討
4.3 定期的試験に関する検討事項
4.4 分解物の管理
おわりに
第7章 開発段階におけるLTL曝露に関する許容摂取量の設定
はじめに
1. 14日以内の第1相臨床試験を想定した事例
1.1 第1相臨床試験に用いる治験原薬の製造方法(ルートA)
1.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
1.3 変異原性不純物(クラス2)
1.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
1.5 BTAの試験結果
2. 1ヵ月以下の臨床試験(第1相及び第2相)を想定した事例
2.1 第1相臨床試験に用いる治験原薬の製造方法(ルートA)
2.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
2.3 (潜在的)変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
2.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
2.5 (潜在的)変異原性不純物の試験結果
3. 1年以下の臨床試験(第1相及び第2相)を想定した事例
3.1 ルートA:第1相臨床試験に用いる治験原薬の合成法
3.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
3.3 変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
3.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
3.5 (潜在的)変異原性不純物の試験結果
4. 製造方法を変更した場合の事例
(1年を越える臨床試験(第2相後期から第3相)を想定)
4.1 第2相及び第3相臨床試験に用いる治験原薬の製造方法(ルートB)
4.2 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
4.3 (潜在的)変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
4.4 許容限度値(acceptable limit)及び判定基準(acceptance criteria)
4.5 潜在的変異原性不純物の試験結果
おわりに
第8章 ICH M7を踏まえた規制当局への申請方法とCTD記載時の留意点
はじめに
1. サクラミル原薬の不純物の評価
1.1 「2.3.S.3.2 不純物」への記載例
1.1.1 2.3.S.3.2.1 混入する可能性のある有機不純物のハザード評価
1.1.2 2.3.S.3.2.2 (潜在的)変異原性不純物(クラス2及びクラス3)
2. 変異原性不純物の管理戦略
2.1 「2.3.S.2.6 製造工程開発の経緯」への記載例
2.1.1 2.3.S.2.6-1 変異原性不純物の管理戦略(許容限度値)
2.1.2 2.3.S.2.6-2 変異原性不純物の管理戦略(製造工程)
2.1.3 2.3.S.2.6-3 変異原性不純物の試験結果
2.1.4 2.3.S.2.6-4 変異原性不純物の管理戦略(CP-3, 4, 5, 6)
2.1.4.1 2.3.S.2.6-4-1 変異原性不純物の管理戦略を支持するデータ
2.1.4.2 2.3.S.2.6-4-2 CP-6(出発物質,対掌体を含む)の管理戦略
2.1.4.3 2.3.S.2.6-4-3 CP-3,CP-4及びCP-5(各々の対掌体を含む)の管理戦略
2.1.4.4 2.3.S.2.6-4-4 ジアステレオマー(CP-6-D1及びCP-6-D2)の管理戦略
2.1.4.5 2.3.S.2.6-4-5 変異原性不純物の合計の管理戦略
2.1.4.6 2.3.S.2.6-4-6 管理戦略のまとめ
3. 変異原性不純物の規格の妥当性
3.1 「2.3.S.4.5 規格の妥当性」への記載例
3.1.1 2.3.S.4.5.1 変異原性不純物の判定基準
3.1.2 2.3.S.4.5.2 変異原性不純物の規格値の妥当性
3.1.2.1 2.3.S.4.5.2-1 CP-6(出発物質,対掌体を含む)
3.1.2.2 2.3.S.4.5.2-2 CP-3,CP-4及びCP-5(各々の対掌体を含む)
3.1.2.3 2.3.S.4.5.2-3 ジアステレオマー(CP-6-D1及びCP-6-D2)
3.1.2.4 2.3.S.4.5.2-4 変異原性不純物の合計略
おわりに
関連商品
原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
ICH Q2(R2)、Q14をふまえた承認申請時の分析法バリデーションの留意点
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
【オンデマンド配信】バイオ医薬品に残存する宿主細胞由来タンパク質(HCP)の測定並びに原因と改善策を含めた品質及び安全性に及ぼす影響
【オンデマンド配信】
医薬品開発と承認申請における医療データ(RWD:リアルワールドデータ)の利活用事例<外部対照群/承認申請/適応追加/PV・MA領域> NEW
GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
遺伝子治療用製品の開発・申請戦略<承認取得に向けた規制対応と品質及び安全性の確保>
【遺伝子治療用製品開発/カルタヘナ法/ウイルスベクター/遺伝子治療用製品特許戦略/PMDA相談/市販後安全対策/CAR-T細胞/ゲノム編集】
開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理-プロセス/分析法バリデーション-
<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類
【ライフサイクルマネジメント/リスク評価・分類/一変軽微判断(重要度区分)/当局査察】
グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP(日本/欧州)・REMS(米国)策定とリスク設定・対応
【日米欧における安全対策の考え方・スタンスとPV査察/監査の狙い】
【改正GMP省令対応シリーズ3】改正GMP省令で要求される『CAPA(是正措置・予防措置)』導入・運用手順
【信頼性基準適用試験/GLP/GMP】データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
【データインテグリティ/DI/ALCOA/監査証跡/教育訓練/業務委託/当局査察】
バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
【タンパク質凝集抑制・セルバンク(MCB/WCB)・CHO細胞・HCP・シーケンスバリアント・E&L】
核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)
【出発物質・品質規格設定・DDSアプローチ・スケールアップ・特許戦略】
海外査察対応のプロが教えるネイティブが使う現場の英語表現2500<職場の会話・会議、email/報告書>
【改正GMP省令対応シリーズ2】改正GMP省令で要求される『医薬品品質システム』と継続的改善
【ICH M7 変異原性不純物(品質パート)】パージファクター活用(スコアリングと判定基準)及びニトロソアミン類のリスク評価
【日米欧同時申請/グローバル開発戦略を見据えた】薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
【製本版+ebook版】<3極(日米欧)規制/当局の考え方の違い>[Global]治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
<3極(日米欧)規制/当局の考え方の違い>[Global]治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
【製本版+ebook版】【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際
【 医薬品製造工場・試験室 】紙データの電子化プロセスとスプレッドシートのバリデーション/運用/管理
【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際
技術移転(試験法・製法)実施手順と同等性確保ー各ステージ別対応・製造委託先管理(国内/海外)事例ー
スケールアップ・ダウン検討/失敗例/解決(対処)法45の事例
<ebook+製本版>原薬(API)のGMP指摘防止とPIC/S査察官からのコメント・推奨事項対応
<AIDE MEMOIREシリーズ! 第2弾>原薬(API)のGMP指摘防止とPIC/S査察官からのコメント・推奨事項対応
原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
ICH Q2(R2)、Q14をふまえた承認申請時の分析法バリデーションの留意点
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
【オンデマンド配信】バイオ医薬品に残存する宿主細胞由来タンパク質(HCP)の測定並びに原因と改善策を含めた品質及び安全性に及ぼす影響
【オンデマンド配信】
医薬品開発と承認申請における医療データ(RWD:リアルワールドデータ)の利活用事例<外部対照群/承認申請/適応追加/PV・MA領域> NEW
GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
遺伝子治療用製品の開発・申請戦略<承認取得に向けた規制対応と品質及び安全性の確保>
【遺伝子治療用製品開発/カルタヘナ法/ウイルスベクター/遺伝子治療用製品特許戦略/PMDA相談/市販後安全対策/CAR-T細胞/ゲノム編集】
開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理-プロセス/分析法バリデーション-
<ICH Q12/改正GMP省令>変更・逸脱管理【CAPA実装】とリスク評価・分類
【ライフサイクルマネジメント/リスク評価・分類/一変軽微判断(重要度区分)/当局査察】
グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP(日本/欧州)・REMS(米国)策定とリスク設定・対応
【日米欧における安全対策の考え方・スタンスとPV査察/監査の狙い】
【改正GMP省令対応シリーズ3】改正GMP省令で要求される『CAPA(是正措置・予防措置)』導入・運用手順
【信頼性基準適用試験/GLP/GMP】データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
【データインテグリティ/DI/ALCOA/監査証跡/教育訓練/業務委託/当局査察】
バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
【タンパク質凝集抑制・セルバンク(MCB/WCB)・CHO細胞・HCP・シーケンスバリアント・E&L】
核酸医薬品のCMC管理戦略(品質評価・不純物管理)
【出発物質・品質規格設定・DDSアプローチ・スケールアップ・特許戦略】
海外査察対応のプロが教えるネイティブが使う現場の英語表現2500<職場の会話・会議、email/報告書>
【改正GMP省令対応シリーズ2】改正GMP省令で要求される『医薬品品質システム』と継続的改善
【ICH M7 変異原性不純物(品質パート)】パージファクター活用(スコアリングと判定基準)及びニトロソアミン類のリスク評価
【日米欧同時申請/グローバル開発戦略を見据えた】薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
【製本版+ebook版】<3極(日米欧)規制/当局の考え方の違い>[Global]治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
<3極(日米欧)規制/当局の考え方の違い>[Global]治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
【製本版+ebook版】【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際
【 医薬品製造工場・試験室 】紙データの電子化プロセスとスプレッドシートのバリデーション/運用/管理
【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際
技術移転(試験法・製法)実施手順と同等性確保ー各ステージ別対応・製造委託先管理(国内/海外)事例ー
スケールアップ・ダウン検討/失敗例/解決(対処)法45の事例
<ebook+製本版>原薬(API)のGMP指摘防止とPIC/S査察官からのコメント・推奨事項対応
<AIDE MEMOIREシリーズ! 第2弾>原薬(API)のGMP指摘防止とPIC/S査察官からのコメント・推奨事項対応
サイトマップ
サイエンス&テクノロジー
東京都港区浜松町1-2-12
浜松町F-1ビル7F
TEL:03-5733-4188
FAX:03-5733-4187