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金属破断面解析技術の基礎と解析事例
【LIVE配信】

受講可能な形式:【Live配信】のみ
破断面の取り扱い方、肉眼と電子顕微鏡で観察した時の様子、故障までにかかっていた荷重などの推定、破損原因を特定する事例など詳解!
日時 2024年11月28日(木)  10:00~16:00
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 46,200円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体42,000円+税4,200円
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格対象外のセミナーです。
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※ E-mail案内登録価格申込者には主催者のR&D支援センターからも無料でセミナー等の案内をお送り致します。
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円) 
主催(株)R&D支援センター
配布資料・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
オンライン配信・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。
  ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  
Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。
  当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
得られる知識1:フラクトグラフィの基礎
2:破断面の採取から肉眼観察による破損原因の推定法
3:ミクロ観察による応力などの推定

セミナー講師

独立行政法人 労働安全衛生総合研究所 機械システム安全研究グループ 主任研究員 山際 謙太 氏
<専門>機械工学・材料力学・破壊力学・フラクトグラフィ
<学協会>日本材料学会フラクトグラフィ部門委員会 幹事

セミナー趣旨

 製品、工具などが破損もしくは損傷したとき、「なぜ壊れたのか?」という原因を調べて改善をすることは、とても大切なことです。しかし、壊れた物から原因の推定するためには、ある程度の知識と経験が必要となってきます。
 このセミナーでは、このような知識と経験が無い方向けに、金属の壊れた部分 (破断面) の解析の仕方について説明をいたします。セミナーの内容は、はじめに解析で守るべき破断面の取り扱い方、解析に使用する機器について説明します。
 次に肉眼で見たときの破面の解析の仕方、電子顕微鏡で見たときの破面の様子について説明します。また、破断面から応力等を推定する方法、破断面とディープラーニングの関係について説明します。最後に、破断面から破損原因を特定する事例の紹介をいたします。
 特にこれから損傷調査を始めようとする方に、わかりやすく解説することを心がけております。多くの方の参加をお待ちしております。

セミナー講演内容

1. フラクトグラフィ概論
 1-1.はじめに
 1-2.解析機器
 1-3.破断面の取り扱い
  1-3-1. 破損部の特徴の把握
  1-3-2. 破断面の保護
  1-3-3. 破断面の洗浄

2.マクロ破断面の典型的な例
 2-1.マクロ破断面の解釈の仕方
 2-2.破壊メカニズムごとの典型的なマクロ破断面例の紹介
  ・脆性・延性・疲労・環境
 2-3.マクロ破断面の解析事例紹介

3.ミクロ破断面の典型的な例
 3-1.ミクロ破断面の解釈の仕方
 3-2.破壊メカニズムごとの典型的なミクロ破断面例の紹介

4.フラクトグラフィを破壊力学を用いた破面解析法
 4-1.破面からの応力推定
 4-2.破面からの荷重繰り返し数の推定
 4-3.破面解析とディープラーニング

5.破損事故解析例
 5-1.チェーンの疲労破断面
 5-2.アウトリガーボルトの疲労破壊
 5-3.減速機の疲労破壊
  ・他事例