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これだけは押さえておきたい
磁性応用のための入門講座

~ 強磁性・硬磁性・軟磁性の基礎 ~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
強磁性、反磁性、常磁性、反強磁性、フェリ磁性、磁化曲線、熱磁気曲線、反磁界、磁気異方性、磁区構造、
硬磁性、軟磁性、磁性体の形状による違い・・・etc.
知っているつもりできちんと理解していない。それが原因で磁性応用の技術・開発に躓いていませんか?
電磁鋼板・モーター・センサ・磁気ディスクの開発等々、磁性の知識不足が原因で躓いている人に、
まずは立ち戻って学んでほしい磁性入門のセミナーです。 
日時 2024年12月2日(月)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 )
 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
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開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:12/3~12/9の7日間
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
磁性の基本的な専門用語及びその意味、強磁性の特徴、硬磁性と軟磁性の基本的な特徴を学ぶことができる。
 
受講対象
磁性に関してまったく知識はないが、これから磁性に関する勉強をする人、及び磁性の仕事に関わる人に役立つ。 
特に、強磁性を分類した硬磁性と軟磁性の基本的な特徴を理解したい人に役立つ。

セミナー講師

工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 赤城 文子 氏
【専門】磁性物理、計算機シミュレーション、磁気ディスク装置、統計学
1984年~2013年  日立製作所中央研究所
(計算機シミュレーションを用いて、磁気ディスク装置の高記録密度化の研究を行う)
2013年~2015年  工学院大学工学部情報通信工学科 教授
2015年~   現在  工学院大学先進工学部応用物理学科 教授
​【磁性応用研究室

セミナー趣旨

 磁気記憶装置、モーター、センサー、ヨークなどには、鉄に代表されるような磁性材料が用いられています。本講義では、磁性材料の基本的な性質について以下の内容で説明します。
 ①磁性の用途、歴史、専門用語について、
 ②磁性の種類とその特徴について、
 ③磁性の種類の1つである強磁性について、
 ④強磁性を更に分類した硬磁性と軟磁性の材料と特徴について

セミナー講演内容

1.磁性(磁気)とは何か
 1.1 磁性材料の用途
 1.2 磁性材料の歴史
 1.3 磁性に関する専門用語
  1) 磁極と磁荷
  2) 磁場と磁界
  3) 磁気モーメント
  4) 磁化
  5) 磁束密度
  6) 磁化率、比磁化率
  7) 透磁率、比透磁率
 1.4 単位系
 1.5 磁性の発現 

2.磁性の種類
 2.1 強磁性(フェロ磁性)
 2.2 反磁性
 2.3 常磁性
 2.4 反強磁性
 2.5 フェリ磁性
 2.6 らせん磁性,人体の磁性

3.強磁性
 3.1 磁化曲線
  1) 初磁化曲線
  2) 磁化率
  3) B-H曲線
  4) 透磁率
  5) メジャーループとマイナーループ
  6) 交流消磁と熱消磁
 3.2 熱磁気曲線
  1) Tcを実験から求める方法の例
  2) 飽和磁化とキュリー温度の例
 3.3 反磁界
  1) 反磁界とは
  2) 磁性体の形状の違いによる反磁界の違い
  (球、無限に長い長さをもつ円柱、無限に広い面をもつ薄膜)
  3) 磁化曲線と反磁界の関係
 3.4 磁気異方性
  1) 磁気異方性とは(磁気異方性の種類)
  2) 結晶磁気異方性
  3) Fe、Ni、Coの磁気異方性
  4) 磁気異方性エネルギー
  5) 立方晶と六方晶の磁気異方性エネルギー
  6) 異方性磁界
  7) 形状磁気異方性
  8) 誘導磁気異方性
  9) 磁歪による磁気異方性
 3.5 磁区構造
  1) 磁区とは
  2) 還流磁区
  3) 磁壁(ブロッホ磁壁, ネール磁壁)
  4) 磁界を印加した場合の磁区構造
 3.6 交換相互作用
  1) 現象論的考え方
  2) 量子力学的考え方

4.硬磁性材料の特徴
 4.1 硬磁性材料とは
 4.2 永久磁石の種類
 4.3 減磁曲線
 4.4 最大エネルギー積
 4.5 アルニコ磁石
 4.6 フェライト磁石
 4.7 希土類磁石(サマリウムコバルト磁石、ネオジム磁石)
 4.8 永久磁石の特性まとめ
 4.9 磁気ディスク、磁気テープに使われる材料

5.軟磁性材料の特徴
 5.1 軟磁性材料とは
 5.2 ヒステリシス損
 5.3 渦電流損
 5.4 透磁率の周波数特性
 5.5 鉄
 5.6 電磁鋼板
  1) 無方向性電磁鋼板と方向性電磁鋼板
  2) ケイ素4%以上の電磁鋼板
 5.7 パーマロイ(鉄-ニッケル合金)
 5.8 センダスト(Fe-Si-Al合金)
 5.9 ソフトフェライト
 5.10 アモルファス磁性合金
 5.11 軟磁性材料の特性まとめ
 5.12 磁気ディスク装置の磁気ヘッドに使われる材料

6.磁気ディスク装置の記録のしくみ ※時間があれば解説
 6.1 磁気ディスク, 磁気ヘッドに使われる材料
 6.2 磁気ディスク装置の動くしくみ
 6.3 記録のしくみ

  □質疑応答□
[キーワード]磁気特性、強磁性、硬磁性、軟磁性