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金属腐食の発生・進展メカニズムと
評価試験方法・腐食予防技術

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

腐食の分類・形態、腐食を加速させる要因といった基礎から、
各種金属の腐食特性、応力腐食割れ・水素脆性・ガルバニック腐食・大気腐食等の発生・進展メカニズム、
評価・試験方法、耐食材料・環境制御・防食設計・電気防食といった予防技術まで、
実際のデータを交えて詳しく解説します。
日時 【Live配信】 2025年1月29日(水)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2025年2月12日(水)  まで受付(配信期間:2/12~2/26)
受講料(税込)
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定価:本体50,000円+税5,000円
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・金属材料の腐食の基礎(腐食の分類、乾食と湿食の違い、全面腐食と局部腐食の違い)
・腐食の発生メカニズムと予防・対策(発錆、塗膜下腐食、粒界腐食、孔食・すきま腐食、応力腐食、水素脆性、ガルバニック腐食など)
・腐食の原因調査と評価試験(原因調査の流れと手法、腐食試験方法)
・腐食の予防技術(被覆防食、耐食材料、環境制御など)
対象・鉄鋼・金属製品を取り扱う技術者の方
・理系大卒程度の物理・化学の知識を保有していることが望ましい。

セミナー講師

独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC) CCS事業部 先進的CCS事業課 工学博士(機械) 東 茂樹 氏
専門:金属材料の腐食防食技術
技術士(金属部門)、腐食防食専門士(腐食防食学会公認)、IoTシステム技術検定中級(MCPC認定)

セミナー趣旨

 金属製品が時間の経過とともに腐食して元の安定な化合物(酸化物や金属塩類など)に戻るのは全く自然な現象です。しかし、突発的な損傷を避けて高い信頼性を発揮させるためには、設計、製造およびメンテナンスにおいて、腐食予防策を確立しなければなりません。
 本講では、初心者向けに、金属腐食の基礎となる発生と進展のメカニズムを説明し、事例を紹介しながら、耐食性評価方法と腐食予防策の考え方を解説します。

セミナー講演内容

1.金属腐食のメカニズム
 1.1 金属の腐食形態(乾食と湿食、全面腐食と局部腐食)
 1.2 乾食と湿食のメカニズム
  1.2.1 乾食の反応(エリンガム図、ワグナー理論)
  1.2.2 湿食の反応(電位-pH図、反応速度と分極曲線、不動態、局部腐食)
  1.2.3 各種金属の腐食特性(鋼、アルミ、銅、ステンレス、チタン、乾食と湿食)
 1.3 局部腐食の種類とメカニズム
  1.3.1 粒界腐食
  1.3.2 孔食・すきま腐食
  1.3.3 応力腐食割れ・水素脆性
  1.3.4 ガルバニック腐食(異種金属接触腐食)
  1.3.5 大気腐食
 
2.耐食性評価方法
 2.1 金属腐食の評価
  2.1.1 形態観察
  2.1.2 腐食生成物分析
  2.1.3 破面解析
 2.2 腐食試験
  2.2.1 腐食試験の目的と試験方法の選定
  2.2.2 腐食試験の種類
 
3.腐食予防技術
 3.1 耐食材料
  3.1.1 被覆防食・表面処理
  3.1.2 耐食鋼・ステンレス鋼
  3.1.3 非鉄合金
 3.2 環境制御
  3.2.1 温度
  3.2.2 化学成分
  3.2.3 流速など
 3.3 その他
  3.3.1 応力軽減
  3.3.2 電気防食
  3.3.3 防食設計・異種金属組合

 □質疑応答□