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金属材料の水素分析手法、 水素脆化メカニズム、
およびその抑制手法

最新の研究動向から考える水素脆化の基礎
金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法

受講可能な形式:【Live配信】のみ
水素脆化で困っている技術者へ
高強度化すればするほど問題化する水素脆性
金属、水素の物理・化学的相互作用の基礎から金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、抑制に向けた指針まで
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年11月22日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

10月1日からの1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 )
 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料・製本テキスト (開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
  ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・金属と水素の物理化学的性質の基礎
・水素分析手法の種類と用い方
・遅れ破壊・水素脆化のメカニズム
・水素脆化を抑制するための考え方、方法
対象水素脆化問題で困っている企業の研究・開発者(自動車、材料メーカー、部品メーカー、化学プラント等)

セミナー講師

上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授 高井 健一 氏
【関連テーマにおけるこれまでの役職など】
 2005年~2007年 日本鉄鋼協会「材料中の水素状態分析法標準化の基盤構築フォーラム」主査
 2007年~2009年 日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築フォーラム」主査
 2009年~2013年 日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築研究会」座長
 2015年~2018年 日本鉄鋼協会「水素脆化の基本要因研究会」座長
 2019年~2021年 日本鉄鋼協会「水素脆化の基本要因研究会」鉄鋼研究プロジェクト 主査
 2022年~      日本鉄鋼協会「水素脆化評価法に必須の要素技術の抽出研究会」主査
 

セミナー趣旨

 水素脆化とは水素と応力により材料が脆くなる現象であり、近年、水素脆化に対する知見が強く求められています。例えば、環境問題を背景に、輸送 機器の軽量化のため材料の高強度化が求められていますが、材料を高強度化するほど水素脆化感受性が高まり、突然の破壊が危惧されます。また、水素をエネルギーとする燃料電池システムは次世代エネルギーの主役として期待されていますが、燃料電池自動車のタンクや水素ステーションでは極めて過酷な水素環境で材料が使用される傾向にあり、安全性と信頼性の確立が急務といえます。

 本セミナーでは、金属と水素の物理化学的相互作用の基礎を平易に解説し、金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法について説明します。また、各種金属材料の水素脆性に関する過去および最新の研究、国際的な動向を理解し、その抑制手法の指針、そして水素脆化全般の基礎知識習得を目指します。

セミナー講演内容

1.金属と水素の物理化学的性質の基礎事項
 1.1 金属(bcc、fcc、hcp)中の水素の固溶
 1.2 金属表面での水素の吸着、侵入過程
 1.3 金属中の水素拡散
 1.4 金属中の水素トラップサイト

2.水素添加方法とその注意点

3.水素分析方法の特徴・注意点
 3.1 昇温脱離法
 3.2 水素可視化方法

4.水素脆化評価方法

5.水素脆化破壊の特徴

6.水素脆化メカニズム

 6.1 内圧説
 6.2 格子脆化説
 6.3 局部変形助長説
 6.4 空孔凝集説

7.金属中の水素存在状態と脆化メカニズム解明へ向けた最近の研究

8.水素脆化メカニズムに立脚した水素脆化抑制指針

□ 質疑応答 □