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英文テクニカルライティングの基礎と実例

業務効率を上げる、情報伝達のコツ・要点
英語を用いる業務場面を想定した適切表現、注意点、実例解説

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ


2割の人にしか伝わらない凝った表現より、10割の人に通じる簡潔な表現を!

ネイティブ・非ネイティブ関係なく、誰にでも伝わる「簡単に理解できる正しい英語」に変える極意。
翻訳ソフトで英訳するときにも、重要視すべき内容です。
当セミナーでは、実務翻訳者・技術英語講師として30年超の経験を持つ講師(
工業英検一級)が、
誰にでも正しく簡潔に伝わる表現に変えるワザとその基礎から解説。


受講者の英語力は問いません!

英語を日々の業務で使っている方には「迅速かつ正確な情報伝達のための考え方」を中心に、
苦手意識をお持ちの方には「シンプルで使いやすい英語」「誤解されない英語表現」が学習ポイントです。


「本当に伝えなければならないこと」を見極め、適切な語句を選ぶスキル

日本語ではあいまいな表現/慣習的なクッション言葉は、英訳した時にどうすべきか?
実例や使用場面をもとに解説することで、受講後の活用イメージがしやすくなっています。
「正しく伝える」意識付けを、是非、当セミナーで!

 
日時 2025年3月12日(水)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
1月31日申込み受付分まで
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
1名申込みの場合 : 受講料 35,200円(E-mail案内登録価格 35,200円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

2月1日申込み受付分から
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:3/13~3/19の7日間

※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識- 英語による迅速かつ正確な情報伝達のための考え方
- 良く使う英語表現についての正しい知見
- 文書の種類によって異なる書き方のポイント
対象- 業務で英文作成に取り組んでいる方
- シンプルで使いやすい英語を学びたい方
- シンプルな英語を書くための情報整理の仕方を学びたい方
- 誤解されない英語表現を学びたい方
(例)

新モデルには合計5つの新機能が追加されています。」と書きたいとき。
 

"A total of five new functions have been added to the new model."


まず、この文で伝えるべきことと、意味の重なりやムダを見つけましょう。

・新機能の「数(5つ)」が重要なため、「合計」という言葉は省いてもよさそうです。
・「新機能がある」または「機能が追加された」のどちらかでも意味は通じそうです。
・「新モデル(the new model)」を主語にしてSVO文型にすると、現在完了形を使わずに表せそうです。


これらをもとに英訳をすると
 

"The new model has five new functions." 


13単語の文章を整理した結果、伝えたいことはそのままに、7単語まで減らすことができました。
これは、英文テクニカルライティングのほんの一例です。

本当に伝えたいことは何か、
どんな言葉で伝えるべきか、
簡潔かつ明確に表せているか、
意味の重複や無駄な言葉がないか、
英訳前の文章のニュアンスをきちんとくんでいるか――


これらを心がけること、習慣はどの言語でも重要な要素と思います。
ただし、母国語で無意識のうちにやっていることを、母国語以外でも習慣化するにはトレーニングが必要です。

当セミナーでは、英文テクニカルライティングの心構え・基本にはじまり、
業務で英語をよく用いる場面別に、注意点や実例をまじえてご解説いただきます。
これから英文テクニカルライティングを始める方、理解を深めたい方におすすめです。

 
★ 急な予定変更があっても受講しやすい/受講後の復習に最適な「アーカイブ配信」付★
開催翌日から7日間、いつでも何度でも視聴可能です

 

セミナー講師

(一社)日本テクニカルイングリッシュ協会 理事 平野 信輔 氏
【ご専門】英和・和英翻訳、英文・和文テクニカルライティング

現在、一般社団法人日本テクニカルイングリッシュ協会理事、千葉工業大学講師(科学技術基礎英語担当)。
実務翻訳者・技術英語講師として30年超の経験を持つ。企業や教育機関で技術英語の指導・講演を多数行い、初心者からプロまで多くの技術翻訳者も指導。
工業英検一級(現技術英検プロフェッショナル)で文部大臣奨励賞を受賞。
 

セミナー趣旨

 「こんなやり方でいいのか?」「もっと知っておくべきことがあるのでは?」「これで本当に通じるのか?」――

 もやもやした気持ちを抱えながら英語を使っている技術者の方は多いようです。納得して英文ライティングに取り組んでいただけることを目指し、技術分野での英語の運用に必要とされる基本的な考え方をご紹介します。
また、Eメール、製品紹介、マニュアルを題材に、文書の種類や使用状況に合わせた適切な表現の実例を解説します。「正しく伝わる」という実感を持つための一助となれば幸いです。

セミナー講演内容


1. イントロダクション ー 英文ライティングに取り組む心構え
1.1 「英語は日本語ではない」という当たり前を認識する
1.2 「適当」はやっぱり通じない

2. 技術分野でのライティングの基本 ― シンプルな英語が一番通じる
2.1 3つのC ― はっきり、短く、正しく書く
 ・ Correct
 ・ Concise
 ・ Clear
2.2 4つの主義 ― 失敗しづらい形で書き、3つのCを実現する
 ・ 最小限主義
 ・ 具体化主義
 ・ 動詞主義
 ・ 能動態主義

3. 文書の種類別のポイント
3.1 Eメール
 ・ 4つめのC ― Courteous (敬意を持って書く)
 ・ 用件は3つのCを徹底する
 ・ うっかり失礼をしないために
 ・ 「明日までにできます」は will? can?
3.2 製品紹介、仕様書
 ・ 日本語によくある無駄表現
 ・ 「概要から詳細へ」の流れを意識
 ・ 性能・仕様は単純現在が基本
3.3 マニュアル、手順書
 ・ 「何をすればいいか」だけに絞り込む
 ・  基本は命令形
 ・ 語順を時系列に合わせる

4. 質疑応答