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ウェブハンドリング/搬送・巻取技術における
トラブルの未然防止と品質向上のための知識と理論

フィルム、紙 、不織布、非鉄金属箔、etc.
ウェブ製造過程における不具合の原因と対策 

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 
折れしわ、スリップ、巻き締り、ゲージバンドなどのトラブル・不具合に
経験と勘からの試行錯誤で、行き詰っていませんか?
不具合発生原因をウェブのトライボロジーや力学的性質などから考察・対策するなど
今ある不具合だけでなく、発生し得るトラブルにも理論的な側面からアプローチできるように学んでいこう!
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年10月25日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
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2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料41,800円 ( E-Mail案内登録価格 39,820円 )
 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:10/28~11/1の5日間
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
・ウェブの基礎的な力学的性質について
・ウェブの不具合メカニズムについて
・ウェブの不具合の防止法について
 
受講対象
ウェブハンドリングの製造業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方

セミナー講師

東海大学 工学部 機械システム工学科 准教授 博士(工学) 砂見 雄太 氏
【専門】トライボロジー、設計工学、ウェブハンドリング、バイオミメティクス
【兼任】ウェブハンドリング技術研究会 会長/株式会社SUNAMI​ 代表取締役

セミナー趣旨

 フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時には巻き締り、スリップ、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることが多々あると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。
 本セミナーでは、上記不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然の防止を図る知識を養うことを目的としています。本セミナーを受講したからといって全ての問題を解決することができるとは限りませんが、解決の糸口を見つけることができるでしょう。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1.1 ウェブ(フィルム、紙、不織布、非鉄金属)とウェブハンドリング
 1.2 ウェブハンドリング技術のポイント
 1.3 ウェブハンドリングの最近の動向
 1.4 まとめ
 
2.ウェブの力学的性質
 2.1 ウェブに作用する力とその変形
 2.2 フックの法則
 2.3 ウェブ素材の構造と弾性の関係
 2.4 液体の構造と粘性
 2.5 粘弾性体とその力学的モデル
 2.6 ウェブの曲げ
 2.7 ウェブの座屈
 2.8 ウェブの折れしわ
 
3.ウェブハンドリングのトライボロジーと搬送問題
 3.1 ウェブ搬送とトライボロジー
 3.2 摩擦力と摩擦係数
 3.3 摩擦係数の測定
 3.4 オイラーのベルト公式
 3.5 固体の接触と摩擦
 3.6 摩擦のメカニズム
 3.7 摩擦係数のコントロール
 3.8 マクロスリップの発生条件と抑止方法
 3.9 搬送時における各種ローラの使用方法と不具合の防止法
 
4.ウェブの巻取り問題
 4.1 ウェブの巻取り方式
 4.2 ロール内部の応力状態
 4.3 巻取りロール内部のヤング率の異方性
 4.4 Hakielの巻取り理論
 4.5 巻取り張力の最適化
 4.5 温度を変化させた場合の熱ひずみ巻取り解析
 4.6 「WIND MASTER」を用いた内部応力の解析と不具合対策 

5.最近の研究内容
 5.1 株式会社SUNAMIの紹介
  5.1.1 株式会社SUNAMIの研究所メンバーの紹介
  5.1.2 株式会社の事例紹介
 5.2 大学における最新の研究
  5.2.1 ウェブのトラフの可視化
  5.2.2 Marc(有限要素法)を用いたウェブのシミュレーション

  □質疑応答□