蒸留プロセス設計のための
相平衡モデルの選択の考え方と理論の限界と問題点、
および概念・基本設計段階での蒸留塔設計
及び解析手法のレビュー
【LIVE配信】
日時 | 2025年1月30日(木) 12:30~16:30 |
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受講料(税込)
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49,500円
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主催 | (株)R&D支援センター | |
配布資料 | ・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。 | |
オンライン配信 | 本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。 ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。 2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。 Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。 3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。 当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。 | |
得られる知識 | ・難解な物性モデル体系が整理できます。 ・数多い物性モデルから、取り扱う物質、運転条件を考慮したモデルの選択手順を理解できます。 ・現在の物性理論や物性データベース上の問題点について紹介するので、設計や解析に用いられるツールの限界・問題点を把握した上で、最善のモデルとデータベースの選択法を学べます。 ・テキストや便覧で紹介されている伝統的な解析法に基づく蒸留塔設計手法が、なぜ実用設計で用いることができない理由を理解することができます。加えて実用設計に適用される手法の問題点と、今後開発が期待される蒸留塔段数設計手法について議論します、 ・現在、利用可能な複数の蒸留システムの概念設計手法を理解できます。 | |
対象 | 特に予備知識は必要ありません。 相平衡物性および蒸留塔プロセスシミュレーションの要点について解説します。 もし、プロセスシミュレータを使用した経験があるとより理解が深まります。 |
セミナー講師
エンジニアリングスペシャリスト(物性)佐々木 正和氏
[専門]
化工物性、プロセスシミュレーション
[経歴等]
東京科学大学大学院 地球環境共創コース 特定教授
国連大学サステイナビリティ高等研究所 非常勤講師
日本大学生産工学部 非常勤講師
化学工学会 基礎物性部会 副部会長
東洋エンジニアリング株式会社にて、長年、物性・プロセスシミュレーションのスペシャリストとして勤務。
セミナー趣旨
セミナー講演内容
はじめに.本日の講演の流れと主旨
第1部
「蒸留プロセス設計のための相平衡モデルを中心とした
熱力学モデルの選択の考え方と理論モデルの限界と問題点」
I-1. 相平衡熱力学モデルのモデルフレームワーク
1-1.データバンクと熱力学モデル
1-2.シミュレータに組み込まれているモデルの概要とモデルの選択方法
1-3.モデル選択上の重要点
I-2. 各熱力学モデルの概要
2-1.液相活量係数モデル開発の変遷
2-2.状態方程式の開発
2-3.一般化相関法
I-3. モデル活用上の注意点と理論モデルの問題点
3-1. 臨界点を基準とした対応状態原理の問題と対策
3-2. 混合物の厳密な臨界点算出の困難さとシミュレーション上の相判定の問題
3-3. 純物質データベースの注意点
3-4. 二成分相互作用パラメータが決定されていない場合の液相活量係数モデルの挙動
3-5. 液相活量係数モデルを使用した気液平衡および液液平衡でのモデルの限界
3-6. 無限希釈活量係数を用いた液相活量係数モデルのパラメータ相関とモデルの特性
第2部「概念・基本設計段階での蒸留塔設計及び解析手法のレビュー」
II-1. 蒸留塔設計指針
1-1. 蒸留塔設計手順
1-2. 設計型 対 操作型
II-2. 概念・基本設計段階での設計・解析手法
2-1. 蒸留塔システムの概念設計
2-2. 蒸留塔システムシーケンシング
2-3. ヒューリスティックスな多目的多変数最適化手法
2-4. エクセルギー解析手法の蒸留塔設計への適用事例の紹介
II-3. Isopropanol共沸蒸留システムを例題とした
AVEVA社’PRO/IIR Ternary Plots’のデモンストレーション
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