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品質向上のための実践的な製品設計と品質問題の防止

~設計段階から品質トラブルを防止し、性能と魅力を確保する方法~
~生成AIを活用した設計プロセスを効率化~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

製品の設計段階から品質トラブルを防ぎ、競争力を高めるための実践的な手法を詳しく解説

品質問題がリコールや経営リスクに発展することを防ぐため、短時間で効率的に「当たり前品質」を確保し、「性能品質」や「魅力的品質」に注力する重要性を解説します。
 

 講演内容
 ・再発防止活動と未然防止活動の重要性と手法  
 ・設計の進め方と「当たり前品質」を確保する仕組み
 ・QFD(品質機能展開)、FMEA(故障モード・影響解析)、FTA(故障の木解析)を活用した品質向上技術
 ・設計者のエラーを前提とした「エラープルーフ化」やエラー防止の考え方
 ・生成AIを活用した設計プロセスの効率化

 

このような方におすすめ!
 ・若手設計者としてスキルアップを目指したい方
 ・品質管理の実務に携わる方
 ・組織の品質戦略に取り組む管理職の方

 

このような知識を習得できます!
・製品の「当たり前品質」を効率よく確保する方法
・再発防止活動・未然防止活動を成功させる考え方
・生成AIを活用した品質向上の手法と応用事例

 

キーワード:設計品質/再発防止活動/未然防止活動/当たり前品質/生成AI ​

日時 【Live配信】 2025年3月12日(水)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2025年3月25日(火)  まで受付(視聴期間:3/25~4/7)
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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1名申込みの場合:受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
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※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
配布資料 PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日(3/25)からダウンロード可となります。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

田口技術士事務所 代表 博士(工学) 技術士(機械部門) 田口 宏之 氏
[ご専門] 設計業務における再発防止・未然防止/プラスチック製品設計
[ご経歴] 
 九州大学大学院総合理工学府 修士課程修了後、東陶機器(現TOTO)に入社。12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、水栓金具等の水回り製品の設計・開発業務に従事。現在はコンサルタントとして、中小製造業を中心にプラスチック製品立ち上げや設計品質向上の取組みの支援などを行っている。

[HP] 田口技術士事務所 https://taguchi-peoffice.com/

セミナー趣旨

 製品の品質には、「当たり前品質」「性能品質」「魅力的品質」の3種類があるといわれています。差別化するためには「性能品質」や「魅力的品質」が重要ですが、「当たり前品質」をおろそかにすると、重大な品質問題やリコールに繋がり、経営の継続さえ危うくなります。そこで、限られた時間で効率的に「当たり前品質」を確保し、「性能品質」「魅力的品質」に注力することが重要になります。
 本セミナーでは、経験豊富な講師が、設計段階で「当たり前品質」を確保するための考え方や方法を、若手設計者から管理者まで分かりやすく解説します。 また、最近急速に普及が進みつつある生成AIを使った品質向上の取組みも紹介します。

セミナー講演内容

1.品質向上の取組みの重要性
 1.1 ますます重要になる品質の確保
 1.2 品質とは何か?
 1.3 設計の進め方

2.品質向上の取組みの切り口
 2.1 品質向上を実現するために
 2.2 再発防止活動と未然防止活動
 2.3 設計の仕組み~品質向上を実現するための5つのポイント~
  2.3.1 組織文化
  2.3.2 人材
  2.3.3 設計資産
  2.3.4 設計プロセス
  2.3.5 マネジメント

3.品質問題の再発を防ぐ(再発防止活動)
 3.1 再発防止活動とは
 3.2 直接原因と根本原因
  3.2.1 直接原因の対策
  3.2.2 根本原因の対策
 3.3 設計ルール作成のポイント
 3.4 設計者のエラーと人の能力の特徴(エラーの完全防止は不可能)
 3.5 エラー防止の考え方(エラープルーフ化)
 3.6 チェックリスト

4.品質問題を未然に防ぐ(未然防止活動)
 4.1 未然防止活動とは
 4.2 なぜ未然防止活動が必要なのか
 4.3 問題発見の考え方
 4.4 デザインレビュー(DR)
 4.5 品質機能展開(QFD)
 4.6 FMEA(故障モード・影響解析)
 4.7 FTA(故障の木解析)
 4.8 FMEAとFTAの使いわけ
 4.9 リスクアセスメント
 4.10 試作・評価

5.生成AIによる品質向上の取組み
 5.1 生成AIによる品質向上の考え方
 5.2 気づき支援
 5.3 FMEA・FTAでの活用法
 5.4 蓄積した設計資産のフル活用
 5.5 スプレッドシートで生成AIを設計プロセスに組込む
 5.6 コードを使って設計品質向上

□質疑応答□