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HAZOPの進め方と
化学プラントにおける危険因子発見のポイント
【LIVE配信】

HAZOPの基礎から実践的な適用方法、その手順を解説

受講可能な形式:【Live配信】のみ
プラントの日常業務に潜む危険に対する感性の向上を目指します
日時 2025年3月26日(水)  10:30~16:30
受講料(税込)
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主催(株)R&D支援センター
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得られる知識・リスクアセスメントに関する基礎知識
・HAZOPの基礎および実践的な適用方法、手順
・リスク評価に基づく安全対策の改善、検討方法
・プラントの日常業務に潜む危険に対する感性の向上

セミナー講師

HAZOP & プラント安全促進会 代表 松岡 俊介 氏
【職歴】
 1942年4月24日生 出身地: 熊本県
 1965年3月 北海道大学・工学部・合成化学工学科卒業
 1965年4月 千代田化工建設(株)入社
 研究所、開発部門、プロセス設計部門、安全設計部門に勤務
 2002年1月 千代田化工建設(株)退社、千代田ユーテック(株)に移籍
 2013年10月 千代田ユーテック(株)退社
 2013年11月 HAZOP&プラント安全促進会を立ち上げる

セミナー趣旨

 国内における化学プラントの安全への取り組みは、1960年~70年代における事故の再発防止、事後対応型の安全管理を経て2000年代のリスク概念と事前評価、リスクアセスメントに基づく欧米型のプロセス安全管理へと移行してきた。
 特に2005、6年、高圧ガス保安法など保安関連3法によりリスクアセスメントの実施が要求されたことを契機として、HAZOPやWhat-If等によるリスクアセスメント、ハザードの特定スタディが普及し始め、最近は化学プロセス以外の産業分野にも波及しつつある。
 講師は、長年にわたりプラントエンジニアリングの現場において設計HAZOPのファシリテーターを務めた経験に基づき、実践的なリスクアセスメントの方法論を研究し、HAZOPやWhat-Ifの企業向け研修会などを通じて提案してきた。
 本講演は、危険性流体の流出、火災、爆発、中毒等の事故とその発生要因との本質的な結びつきを発見、特定し、既存安全対策の評価、改善を行うための実践的なHAZOPおよびリスク評価の方法を解説する。

セミナー講演内容

1. リスクアセスメントの基礎
  1.1 事故例に見るリスクアセスメントの必要性
  1.2 ハザードとリスク
  1.3 リスクマネジメントとリスクアセスメント
  1.4 リスク概念に基づくプラント安全
  1.5 リスクアセスメントの手法
  1.6 リスクアセスメントの実施における留意点
  1.7 企業に望まれるリスクアセスメントの展開と進化

 2. HAZOPの基礎
  2.1 HAZOPの歴史
  2,2 HAZOPの基本概念および特徴
  2.3 HAZOPガイドワードと標準ずれリスト
  2.4 HAZOPの基本手順
  2.5 補完チェックリスト
  2.6 HAZOPとWhat-If

 3. 定常プロセスのHAZOPの要点
  3.1 HAZOPスタディノードの分割・設定
  3.2 ずれの要因の洗い出し
  3.3 ずれの影響・結果の分析・特定
  3.4 既存安全対策の洗い出し
  3.5 HAZOPアクションの提案の仕方

 4. 定常プロセスHAZOPの実施例
  4.1 対象設備
  4.2 HAZOPスタディノードリスト
  4.3 HAZOP実施例

 5. 非定常操作のリスクアセスメントの基礎
  5.1 非定常操作・バッチプロセスの特徴
  5.2 非定常リスクアセスメントの視点
  5.3 アセスメントの対象レベル(工程と単位操作)
  5.4 操作のずれ(操作内容と操作順序)
  5.5 非定常リスクアセスメントの基本手順

 6. 非定常操作のHAZOPの要点
  6.1 操作手順一覧表の作成(HAZOPスタディノードの分割・設定)
  6.2 操作のずれの創出
  6.3 ずれの要因の洗い出し
  6.4 ずれの影響・結果の分析・特定
  6.5 既存安全対策の洗い出し
  6.6 HAZOPアクションの提案の仕方

 7. 非定常HAZOPの実施例
  7.1 対象操作
  7.2 操作手順一覧表
  7.3 HAZOP実施例

 8. リスク評価
  8.1 HAZOPとリスク評価
  8.2 リスク評価の目的
  8.3 リスクマトリクス
  8.4 リスク評価の定量化の提案
  8.5 防護層解析(LOPA)

 9. HAZOPの計画と実施
  9.1 HAZOPスタディ業務フロー
  9.2  計画と準備
  9.3  HAZOPスタディミーティング
  9.4 HAZOPアクションの処理

 【質疑応答】