セミナー 印刷

コールドスプレーの原理・メカニズムと応用事例
【LIVE配信】

新しいコーティング技術であるコールドスプレーの
概要・プロセス原理・粒子積層メカニズム・成膜技術・応用展開・今後の展望

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2025年3月24日(月)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 46,200円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体42,000円+税4,200円
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格対象外のセミナーです。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているキャンセル規定対象外のセミナーです。
※ E-mail案内登録価格申込者には主催者のR&D支援センターからも無料でセミナー等の案内をお送り致します。
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円) 
主催(株)R&D支援センター
配布資料・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
オンライン配信・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。
  ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  
Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。
  当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
得られる知識新しいコーティング技術であるコールドスプレーの基礎(作動ガスの流れ,粒子の挙動,粒子積層メカニズム),ノズル設計,金属積層(3D)造形(付加製造AM)含むコールドスプレーの応用事例などの知識が習得できる。

セミナー講師

信州大学 学術研究院(工学系)工学部 機械システム工学科 教授・博士(工学)榊 和彦 氏
(榊の真ん中のつくりは“ネ”です)

【関連学協会】
 ●日本溶射学会 前会長(2017年6月~2021年6月),理事
 ●日本溶接協会 表面改質技術研究委員会 委員長
 ●日本金属学会 代議員(2023・2024年度)理事
 ●日本機械学会 代表会員(2022,2024,2025年度)

セミナー趣旨

 このセミナーでは,厚膜創製技術として広く産業界で利用されている溶射技術の中で新しい技術であるコールドスプレーの基礎と応用について解説する。コールドスプレーの他の溶射技術や微粒子積層コーティング技術との相違とそのプロセスの原理からその特徴を明らかにする。特に,重要な作動ガスの流れや粒子の挙動,ノズルの設計,粒子積層メカニズムなどについて説明するが,特に今回はノズルの設計に重点を置く。さらに,コールドスプレーによる各種皮膜材料とその応用事例として金属積層(3D)造形(付加製造;CSAM)などについて解説する。

セミナー講演内容

1.コールドスプレーの概要
 1-1.表面処理技術の重要性
 1-2.コールドスプレーとは
 1-3.溶射法ほか各種微粒子積層コーティング技術との相違
 1-4.コールドスプレーの開発の経緯
 1-5.コールドスプレーの原理 
  (1)作動ガスの高速化(ノズル形状とガス種の影響)
  (2)粒子の高速化・高温化(ノズル形状と粒子の影響)
  (3)粒子の衝突(衝撃波と粒子の影響)
  (4)粒子積層メカニズム,各種因子の影響
  (5)セラミック基板へのアルミニム皮膜の密着メカニズム
 1-6.コールドスプレーの区分,特徴とその皮膜特性とその皮膜特性の改善方法
   (前処理・後処理の効果)
 1-7.コールドスプレーの課題

2.コールドスプレーのノズル設計
 2-1.超音速ノズルの設計概論
 2-2.ノズルのど径,出口径とそれらの膨張比
 2-3.ノズル各部の長さ
 2-4.ノズル断面形状 
 2-5.ノズル内面粗さと粉末キャリアガスの影響
 2-6.ノズルの材質

3.コールドスプレーの各種皮膜材料とその応用事例など
 3-1.コーティング材料全般
 3-2.銅とその応用事例
 3-3.アルミニウムおよびアルミニウム合金とその応用事例(各種基材へ成膜)
 3-4.アモルファス合金,準結晶粒子分散合金
 3-5.セラミックとその応用事例
 3-6. コールドスプレーによる金属3D造形(付加製造:CSAM)
 その他の応用事例(特許からみる動向など) 

4.課題解決に向けた技術開発と将来展望


昼食の休憩時間12:00~13:00を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。