セミナー 印刷

低濃度CO2の回収・資源化技術の
最新動向と今後の展望

~CO2回収・触媒的水素化による再生同時資源化~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

排ガスや大気などの混合ガス中の低濃度CO2の回収・資源化技術について、
技術概要、CH4・COの合成事例と最新研究、生成物の選択性制御を可能にする触媒開発、
他のCO2回収・水素化の研究例、今後の展望などを解説します。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年12月17日(火)  13:00~16:00
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格:35,640円 )
  定価:本体34,000円+税3,400円
  E-mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[12/18~12/24中]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
 ※視聴ページは、遅くとも終了翌営業日の正午までにマイページにリンクを設定します。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・混合ガス中の低濃度CO2回収・分離・資源化技術
・固体触媒材料の合成法、構造解析、反応メカニズム解明
対象・工場排ガスなどに含まれるCO2の有効利用法を模索されている方

セミナー講師

工学院大学 先進工学部 環境化学科 准教授 博士(工学) 前野 禅 氏
専門:触媒化学
2013年 7月~2018年3月 大阪大学 大学院基礎工学研究科 物質創成専攻 化学工学領域助教
2018年 4月~2022年3月 北海道大学 触媒科学研究所 特任講師
2022年 4月~現在     工学院大学 先進工学部 環境化学科 准教授
2024年 10月~現在     JSTさきがけ 兼任研究者
研究室HP: https://www.ns.kogakuin.ac.jp/namiki_maeno_lab/index.html

セミナー趣旨

 炭素循環社会の構築に向けて、排ガスや大気などの混合ガス中の低濃度CO2の回収・資源化技術の開発が強く望まれている。近年、O2などを含む混合ガス中のCO2を回収し、水素化反応により直接CH4やCOへ再資源化する触媒プロセス(CO2回収・水素化)が注目を集めている。一般的なCO2吸収法で必要な温度/圧力スイング式の再生運転が不要であり、再生しながら同時に資源化できる利点を有する。CO2吸着能と水素化能を金属酸化物表面に集積した無機固体触媒材料が研究されているが、CO2回収・水素化の実現に向けて生成物の選択性制御が求められている。
 本セミナーでは、CO2回収・水素化と生成物の選択性制御を可能にする触媒開発を含めた低濃度CO2回収・資源化技術の最新動向と今後の展望について解説する。

セミナー講演内容

1.低濃度CO2回収・分離・資源化技術
 1.1 化学吸収法
 1.2 物理吸収法
 1.3 CO2回収・水素化
 1.4 低濃度CO2回収・分離・資源化技術の最新動向
 
2.CO2回収・水素化によるCH4合成
 2.1 Ru系触媒によるCO2回収・水素化によるCH4合成
 2.2 Ni系触媒によるCO2回収・水素化によるCH4合成
 2.3 CO2回収・水素化によるCH4合成の最新研究
 
3.CO2回収・水素化によるCO合成
 3.1 Fe系触媒によるCO2回収・水素化によるCO合成
 3.2 Pt系触媒によるCO2回収・水素化によるCO合成
 3.3 CO2回収・水素化によるCO合成の最新研究

4.他のCO2回収・水素化の研究例

5.まとめと今後の展望

 
□質疑応答□