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23-24年のNVIDIAの“GPU祭り”は序章に過ぎない
これから訪れる本格的な生成AIブームとその羅針盤


― サーバー、AIサーバー、ハイエンドAIサーバーの出荷状況 ―
― 生成AIの波に乗り損ねて企業存亡の危機に直面しているIntel ―
― 4度目のIPOを目指す「オオカミ少年」キオクシアの厳しい現状 ー

受講可能な形式:【会場受講】or【会場受講(アーカイブ配信付)】or【Live配信(アーカイブ配信付)】

激動の世界半導体業界を展望する、湯之上氏による【半導体関連企業の羅針盤シリーズ】講演は、
半導体業界やイノベーションについて、材料・技術・市場の動向や今後などを、
その時のトレンドに合わせた最新情報を交えて半日で俯瞰・展望し、半導体デバイス、装置、部材、設備、材料、セットメーカーなどの
半導体関連企業が生き残る・勝ち残るために必要な情報を提供し、好評を博している。


2024年12月版ではGPU祭りは鎮まることなく本格的な生成AIブームが訪れることを主題に、
その裏で起こっているIntelやキオクシアの苦境にも注目しながら、市場予測と今後を展望する

 
【キーワード】生成AI、AI半導体、NVIDIAのGPU、TSMCの中工程、シリコンインターポーザ、
広帯域メモリ(HBM)、ハイエンドAIサーバー、アクセラレータ、Intelの苦境、キオクシアのIPO
※半導体関連企業の羅針盤シリーズのご注意点※


本シリーズでは、限られたお時間内でより深刻・重大な情報をお届けできますよう、新たに報じられる情報(米大統領選結果など)も加味し、講演内容(場合により主題トピック)を変更する可能性がございます。どうしても聞いておきたいトピックや事前の講演リクエストはセミナーリクエストからお寄せください。 


※開催間近のリクエストや内容によってはご対応できない場合もございます。
※主題に大きな変更がございます場合はお申込みの皆様にご案内します。※軽微変更についてはHPや当日講演スライドを更新してご案内します。

日時 【会場】 2024年12月10日(火)  13:00~16:30
【Live配信】 2024年12月10日(火)  13:00~16:30
会場 【会場】 東京・港区芝公園 コンベンションホール・AP浜松町  B1F Hルーム
会場地図
【Live配信】 オンライン配信  
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
※上記はLive配信受講(アーカイブ配信付)の定価受講料です。
 各種割引による受講料や会場受講の定価受講料などの詳細は以下をご覧ください。


●会場受講料:49,500円  ( E-Mail案内登録価格 46,970円 )  
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
※テレワーク応援キャンペーン対象外

●会場受講料(アーカイブ配信付):59,400円  ( E-Mail案内登録価格 56,100円 )  
定価:本体54,000円+税5,400円
E-Mail案内登録価格:本体51,000円+税5,100円
※テレワーク応援キャンペーン対象外
 
●Live配信(アーカイブ配信付)受講料:55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

1名申込みの場合:受講料( 定価:49,500円/E-Mail案内登録価格:46,970円 )
定価:本体45,000円+税4,500円 E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
 
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
●会場受講:2名で49,500円
 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)

●会場受講(アーカイブ配信付):2名で59,400円
 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の29,700円)

Live配信受講(アーカイブ配信付):2名で55,000円
 
(2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定半価額の27,500円)

「2名同時申込みで1名分無料」適用をご希望で、1名様は会場受講、1名様はLive配信受講(アーカイブ配信付)をご希望の場合は、会場受講(アーカイブ配信付)にて承ります。お申込み画面の「通信欄」にどちらの方が会場受講、Live配信受講されるのかをご記載ください。
 
配布資料会場受講:製本テキスト(会場にて直接お渡しします)+PDFテキスト(印刷可・編集不可)
Live配信受講PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※PDFテキストは、開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
Live配信とアーカイブ配信とで視聴環境が異なります。(アーカイブ配信はZoomを利用せず視聴いただけます)
申込み前に必ず、ご利用予定の配信の視聴環境の確認をしてください。
アーカイブ配信期間:2025年1月6日(月)~1月20日(月)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
会場受講について
・定員になり次第受付終了とさせていただきますので、お早めにお申込みください。
・本セミナーでは当日お支払いがご選択頂けません。
・講義中の会場でのパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
半導体関連企業の羅針盤シリーズ【2024年12月版】23-24年のNVIDIAの“GPU祭り”は序章に過ぎない これから訪れる本格的な生成AIブームとその羅針盤
得られる知識
NVIDIAのGPUの2つのボトルネック(TSMCの中工程と広帯域メモリHBM)、サーバー、AIサーバー、ハイエンドAIサーバーの出荷動向、ハイエンドAIサーバーの生産方式(ODM&OEM)、Google、Microsoft、AmazonなどのエンドユーザーのハイエンドAIサーバー保有台数、アクセラレータ(AI半導体)別のハイエンドAIサーバー出荷動向、なぜ半導体売上高1位だったIntelが苦境に陥っているか、4度目のIPOを目指すキオクシアの厳しい現状、生成AIが牽引する世界半導体市場
 
受講対象
半導体関連企業(半導体メーカー、装置メーカーとその部品、材料、設備メーカー、半導体材料メーカー)、および、半導体を搭載しているセットメーカー(クルマ、スマホ、PC、サーバー、クラウド、デジタル家電)などの経営者、営業、マーケティング、技術者、政治家、経済産業省の官僚

セミナー講師

微細加工研究所 所長 工学博士 湯之上 隆 氏
【専門】半導体技術(特に微細加工技術)、半導体産業論、経営学、イノベーション論
1987年3月、京都大学大学院工学研究科修士課程原子核工学専攻を卒業。
1987年4月〜2002年10月、16年間に渡り、日立製作所・中央研究所、半導体事業部、デバイス開発センター、エルピーダメモリ(出向)、半導体先端テクノロジーズ(出向)にて、半導体の微細加工技術開発に従事。
2000年1月、京都大学より、工学博士。学位論文は、「半導体素子の微細化の課題に関する研究開発」。
2002年10月〜2003年3月、株式会社半導体エネルギー研究所。
2003年4月〜2009年3月、長岡技術科学大学・極限エネルギー密度工学研究センターにて、客員教授として、高密度プラズマを用いた新材料の創生に関する工学研究に従事。
2003年10月〜2008年3月、同志社大学にて、専任フェローとして、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究に従事。
2007年7月〜9月、「半導体の微細化が止まった世界」の研究のため、世界一周調査。
2009年8月、光文社より『日本半導体敗戦』を出版。
2009年年末、株式会社メデイアタブレット 取締役。
2010年夏~現在、微細加工研究所を設立、所長(主たる業務はコンサルタント、調査・研究、講演、原稿執筆)。
2011年8月 界面ナノ電子化学研究会の公認アドバイザー
2012年、日本文芸社より『電機半導体大崩壊の教訓』出版。
2013年、文春新書より、『日本型モノづくりの敗北』出版。
その他、東北大学工学部、京大原子核工学の非常勤講師。
2020年、『東アジアの優位産業』(中央経済社)の半導体の章を分担執筆。
2023年、文春新書より『半導体有事』出版。


以下の連載記事を執筆中(HPまたはFacebookにリンクがあります)
・メルマガ『内側から見た「半導体村」今まで書けなかった業界秘話』(隔週で配信)
・EE Times Japan 『湯之上隆のナノフォーカス』(1ヶ月に1回)
・日本ビジネスプレス『日本半導体・敗戦から復興へ』(1ヶ月に1回)
・ビジネスジャーナル『半導体こぼれ話』(1ヶ月に1回)
・伊勢新聞『半導体漫遊記』(隔週)
 (HP) (Facebook) (LinkedIn)

セミナー趣旨

 2022年11月にChatGPTが公開されて以降、生成AIが大ブームとなり、AI半導体としてNVIDIAのGPUが引っ張りだこになった。しかしGPUの生産において、TSMCの中工程(シリコンインターポーザ)とDRAMを積層した広帯域メモリ(HBM)の2つがボトルネックとなり、GPUの供給不足が続いていた。そのような中でTSMCがインターポーザのキャパシティを倍増し、GPUのリードタイムも52週から20週に短縮され、GPU不足が解消するとの見解も出てきた。しかし、AI半導体を搭載したハイエンドAIサーバーの出荷台数は、2024年においてもサーバー全体の僅か3.9%に留まっている。つまり、GPU不足も、ハイエンドAIサーバー不足も、まったく解消されていない。したがって、23-24年のNVIDIAの“GPU祭り”は序章に過ぎず、本格的な生成AIブームはこれから到来すると言える。本セミナーでは、NVIDIAのGPUなどのAI半導体と、それを搭載したハイエンドAIサーバーの出荷動向を詳細に解説する。その上で、ハイエンドAIサーバーには、HBMを搭載したGPUだけでなく、プロセッサ、ワーキングメモリとしてのDRAM、高速大容量のSSD(3D NAND)が大量に使われることを述べる。そして、ハイエンドAIサーバーを使った生成AIが牽引者となって、2030年には世界半導体市場が1兆ドルを超える予測を論じる。その一方で、生成AIの波に乗り損ねたIntelが企業存亡の危機に直面していること、4度目のIPOを目指すキオクシアがSamsungに大きな差をつけられている厳しい現状を説明する。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1.1 自己紹介
 1.2 本セミナーの概要と結論

2.NVIDIAのGPUの2つのボトルネック
 2.1 世界の電子機器の需要
 2.2 世界のサーバーおよびAIサーバーのトレンド
 2.3 第1のボトルネックはTSMCの中工程(シリコンインターポーザ)
 2.4 第2のボトルネックは広帯域メモリ(HBM)
 2.5 TSMCの中工程キャパシティの増大とGPUのリードタイム短縮

3.サーバー、AIサーバー、ハイエンドAIサーバーの出荷動向
 3.1 サーバーとAIサーバーの出荷額の動向
 3.2 汎用AIサーバーとハイエンドAIサーバーの違い
 3.3 ChatGPTの開発と稼働にハイエンドAIサーバーは何基必要か
 3.4 汎用AIサーバーとハイエンドAIサーバーの出荷台数の動向
 3.5 ハイエンドAIサーバーの生産方式(ODM&OEM)とエンドユーザーの保有台数
 3.6 アクセラレータ(AI半導体)別のハイエンドAIサーバー
 3.7 ハイエンドAIサーバーの製造メーカーの状況(ほほ台湾と米国)
 3.8 データセンター市場の将来展望

4.半導体売上高世界1位だった米Intelの苦境
 4.1 インテル・ショック(赤字に転落したIntel)
 4.2 第1のミスジャッジ:AppleのiPhone用プロセッサの生産委託を断る
 4.3 第2のミスジャッジ:OpenAI社との連携を断る
 4.4 根本的な原因は2005~2009年に2万人をリストラしたこと
 4.5 4年で5ノード微細化を推進する無謀な計画
 4.6 Intelの解体が始まった

5.メモリメーカーの攻防、キオクシアは生き残れるのか
 5.1 キオクシアは本当にIPOするのか(オオカミ少年「キオクシア」)
 5.2 NANDメーカー別の売上高(シェア)
 5.3 DRAMメーカー別の売上高(シェア)
 5.4 メモリ全体の企業別売上高(シェア)
 5.5 キオクシアとウエスタンデジタルが統合してもSamsungには遠く及ばない
 5.6 3D NANDの技術でもSamsungやSKグループに大差がついた
 5.7 ハイエンドAIサーバーを見据えて積層数でぶっちぎるSamsung

6.生成AIが牽引する世界半導体市場
 6.1 用途別の半導体でデータセンター向けが最大規模に
 6.2 AI PCの登場でPC出荷台数はどれだけ増えるか
 6.3 AIスマホの登場でスマホ出荷台数はどれだけ増えるか
 6.4 サーバーとAIサーバー市場が成長を続ける

7.まとめと今後の展望
 7.1 まとめ
 7.2 23-24年のNVIDIAの“GPU祭り”は序章(今後本格的なブームが到来)

  □質疑応答・名刺交換(会場受講限定)□

講演プログラムは、新たに報じられる情報など、その時々のホットトピックスを加味し、
より深刻・重大な内容に講演内容を変更する可能性がございますので、予めご了承ください