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「実験計画法 入門講座」

― 統計の基礎から応用まで。Excelで身につける信頼性の高い実験計画と分散分析 ―

受講可能な形式:【Live配信】のみ 

―― 実験や調査に必要な、どのデータを、どう集めて、どう分析すべきか? ――

効率的で信頼性の高い実験を行うために必要な「実験計画法」や「分散分析」について、統計学の基礎から分かりやすく解説します。実際の業務や研究で活かせるExcelや無料ソフト(G*power)を使った分析手順も実演しながら解説します。
実験に必要な標本サイズの算出や、直交計画による実験効率化の考え方までを、3時間でしっかり習得できる内容です。

分散分析や直交計画法を初めて学ぶ方、実験や調査の効率的な手法を知りたい方に、
基礎から実践まで統計スキルを押さえておきたい方におすすめの内容です。

日時 【Live配信】 2025年7月3日(木)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
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1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料 PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・実験計画法や分散分析とは何なのかを知る
・信頼性の高いデータを得るための実験を計画できるようになる
・実験に必要な標本サイズを計算できるようになる
・低予算の効率的な実験を計画できるようになる
・Excelの基本的な使い方を学べる(標本サイズの計算では無料ソフトを使用します)
対象分散分析や直交計画法を初めて学ぶ方。
そして,そもそも実験や調査をどのように実施すれば良いのか知りたい方を対象とします。
基礎的なところから説明いたしますが,仮説検定ぐらいの知識をお持ちだと理解が進みます。

セミナー講師

千葉大学 園芸学部 食料資源経済学科​ 教授 博士(農学) 栗原 伸一 氏
【ご専門】農業経済学、マーケティング・リサーチ、計量経済学
【ご関連HP】https://www.h.chiba-u.jp/academics/staff/kurihara_s.html (ご研究室HP)

セミナー趣旨

 近年,研究や開発の現場では、経験や勘に頼らない品質管理や、根拠に基づいた医療・看護(EBM)が求められており、いかにして 効率的な実験を計画するかなどの実践的な統計学のスキルが重視されています。しかし、そうした統計学の応用分野の教育は日本では重視されなかったこともあり、多くの方々は苦手意識を持っている状況です。
本セミナーでは、そうした統計学初心者の方々を対象に、具体的な事例を挙げながら「目的に沿った実験をどのように計画し、分析すべきか」を半日でマスターしていただこうというものです。Excel(分析ツール)と無料ソフト(G*power)での実演も行いますので、すぐに業務に役立てられます。

セミナー講演内容

第1部「分散分析」
1.実験計画と分散分析
 1.1 実験を失敗させないための実験計画
 1.2 統計学の基礎と分散

2.対応のない一元配置分散分析
 2.1 対応関係とデータの取り方
 2.2 分散分析の原理と3つの変動
 2.3 F検定と仮説検定の基礎
 2.4 ソフトウェア実演(Excel分析ツール)

3.対応のある一元配置分散分析
 3.1 分散分析の原理
 3.2 個人差や個体差を捉える方法
 3.3 対応のある一元配置分散分析の検定
 3.4 ソフトウェア実演(分析ツール)

4.対応のない二元配置分散分析
 4.1 交互作用
 4.2 二元配置分散分析の原理
 4.3 ソフトウェア実演(Excel分析ツール)
 
第2部「要因の割り付け方と直交計画」
1.フィッシャーの3原則
 1.1 実験での成功とフィッシャーの3原則
 1.2 原則1:繰り返し(疑似反復に注意)
 1.3 原則2:無作為化
 1.4 原則3:局所管理

2.直交計画法
 2.1 実験を間引いて効率化
 2.2 直交配列表の仕組み
 2.3 L8表を使った直交計画の事例
 2.4 ソフトウェア実演(Excel分析ツール)

3.標本サイズの決め方
 3.1 検定のための理想的な標本サイズとは
 3.2 標本サイズを左右する3要素
 3.3 検出力(第一種の過誤,第二種の過誤)
 3.4 効果量と分散分析における目安
 3.5 ソフトウェア実演(無料ソフトG*power)

 □質疑応答□