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化学分析・機器分析の
実践的な進め方と業務への活かし方

~業務の課題・問題の解決につながる分析の進め方と考え方~
~試料の採取・前処理、測定、データ処理等の実践手法とポイント~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

分析の基本から、分析の組み立て方・進め方、試料採取・前処理のテクニック、
測定、データ処理、結果のまとめ方・レポートの作成方法、機器の管理まで。
実践的な分析の進め方と、分析で得られた結果を業務に活かす手順・方法について解説します。
日時 【Live配信】 2025年2月21日(金)  10:30~17:00
【アーカイブ配信】 2025年3月7日(金)  まで受付(配信期間:3/7~3/21)
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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2名で55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須​/1名あり定価半額27,500円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・技術的な課題解決に繋がる分析の進め方
・分析を業務へ応用する際の手順
・分析に携わる上での心得と考え方
・分析を進める上で知っておいたほうが良い知識と原理
対象下記のような方々には役立つ内容となっている。
・機器分析や分析化学の初学者
・品質管理や研究開発の中で分析を使用している方
・分析データを総合的に解釈して社内報告を行う必要のある方
など。予備知識:不要です。

セミナー講師

(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 主任研究員 博士(工学) 技術士(化学部門) 矢矧 束穂 氏
専門:機器分析、顕微鏡学
・機器分析を応用した各種材料の評価。
・顕微鏡を応用した材料解析手法の研究開発。
・分析技術を応用した課題解決、解決法の提案。

セミナー趣旨

 近年、分析機器の性能や操作性は飛躍的に向上しており、従来よりも短時間で精度の高いデータが得られるようになっています。そのため、今日の社会においては品質管理、研究開発、教育、医療など様々な場面で分析は用いられており、機器分析や化学分析の場面を目にする機会は多くなっています。その一方、分析機器を導入しオペレーターを配置しただけでは分析業務が円滑に進まないことも少なくないです。分析を業務へ効率的に活用するためには、分析機器の操作法の習得、分析原理の理解、試料に対する知見に加えて、「分析をどのように進めるのか」という実践的なスキルが必要です。分析を学ぶ上では、分析化学や機器分析の書籍は役に立ちますが、多くの分析関連書籍では、分析の原理や事例に重点が置かれ、分析の進め方や業務への活用方法については十分に触れられておらず、分析によって明らかにされた事象を業務へフィードバックする手順と方法は経験に基づくノウハウとなっています。
 本講座は、分析を専門としていない方やこれから分析に携わる方が、業務の中で分析という手段を効率的に使えるようになることを目的としており、「どのように分析を進めるのか?」、「分析でできることは何なのか?」という視点から、実践的なスキルを提供します。

セミナー講演内容

1.分析の基本
 1.1 分析とは?
 1.2 分析化学、化学分析、機器分析
 1.3 研究開発・不具合解析・品質管理における分析の必要性
 
2.分析によって明らかになること
 2.1 分析で何ができるのか?
 2.2 定性分析
 2.3 定量分析
 2.4 分離分析
    2.4.1 HPLC(高速液体クロマトグラフィー)
    2.4.2 GC(ガスクロマトグラフィー)
    2.4.3 MS(質量分析法)
 2.5 微量分析
    2.5.1 ICP-AES(誘導結合プラズマ発光分析法)
 2.6 状態分析
    2.6.1 FTIR(フーリエ変換赤外分光法)
 2.7 表面分析
    2.7.1 XPS(X線光電子分光法)
 2.8 局所分析
    2.8.1 SEM-EDS(走査型電子顕微鏡エネルギー分散型X線分光法)
 
3.分析に必要な考え方
 3.1 分析の組み立て方と進め方
 3.2 分析の3要素
 3.3 分析目的の明確化
 3.4 試料採取の考え方
 3.5 試料前処理の考え方
 3.6 測定
 3.7 データ処理
 3.8 分析結果のまとめとレポートの作成
 
4.分析に必要なテクニック
 4.1 試料の取り扱い
 4.2 具体的な試料採取方法
 4.3 代表的な試料前処理技術(切断、粉砕、溶液化、抽出など)
 
5.分析機器管理の基本
 5.1 分析機器の保全
 5.2 分析機器の状態を把握するために必要なこと

 □ 質疑応答 □