セミナー 印刷

臨床研究/治験での臨検値変動による
有害事象判断と治験補償に関するフローと
同意説明文書などの資料作成時の留意点

~臨検値で不適切な画一的判断を防ぐポイントと健康被害発生時の説明資料の作成方法~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

【Live配信受講者 特典のご案内】

Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。


>>臨床検査値には、単純に基準値から逸脱しているから異常、逸脱していないから異常でない、という画一的な判断は臨床においても治験においても不適切な場合がある。
どのような逸脱が異常と捉えるべきか、どのような異常が個人的変動の範囲内なのか、について説明し、知見における有害事象判断とその因果関係判断の方法について実例を解説。

>>「補償の概要」及び健康被害発生時の説明資料作成などの実務上のポイントと注意点、並びに治験保険等について解説。


【得られる知識】
・臨床検査値の基準値の成り立ちがわかる
・臨床検査値の変動の取り方がわかる
・治験における異常変動の取り方がわかる
・因果関係をどのように判断しているかわかる
・治験補償に関連する法令について
・治験補償のノウハウについて
・治験保険の内容について
・補償資料への個人情報保護等に関する記載について
日時 【Live配信】 2024年9月19日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2024年10月1日(火)  まで受付(配信期間:10/1~10/15)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
会場地図
【アーカイブ受講】 オンライン配信セミナー  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-Mail案内登録価格:39,820円 )

 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-mail案内価格:本体36,200円+税3,620円 
1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料Live配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
         なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

第1部 臨検値からみた有害事象判断と因果関係推定(10:30~13:00)
北里大学北里研究所病院 研究部 臨床試験センター 蓮沼 智子 氏

第2部 臨床研究/治験での補償範囲、同意説明文書・補償資料作成時の留意点(14:00~16:30)
元 中外製薬株式会社 臨床開発業務部 兼 臨床プロセス戦略部 課長 西岡 義人氏

【主なご経歴】

1983年に中外製薬に入社。医薬情報担当者、体外診断用医薬品の開発、2002年にRoche社と中外製薬の統合後、骨・関節領域の医薬品のマーケティング、2004年より、抗がん剤の治験/製造販売後臨床試験のスタディマネジメントを経て、2012年より、治験補償、治験契約書の管理を担当、2024年8月に定年退職となる。

【主な業務/専門】
国内外の治験補償、治験契約書の管理、交渉、指導。

セミナー講演内容

第1部 臨検値からみた有害事象判断と因果関係推定(10:30~13:00)
【趣旨】

臨床検査値にはそれぞれの施設や検査機関が定めた基準値があり、それを勘案して患者(被験者)個人において異常の有無を判断をする。しかし単純に基準値から逸脱しているから異常、逸脱していないから異常でない、という画一的な判断は臨床においても治験においても不適切な場合がある。本セミナーでは臨床医の視点から、どのような逸脱が異常と捉えるべきか、どのような異常が個人的変動の範囲内なのか、につい説明し、知見における有害事象判断とその因果関係判断の方法について実例を交えながら説明したい。

【目次】
1.臨床検査値とは

 1.1.検査値の基準値の作り方 
 1.2.様々な基準
   1)施設基準値
   2)共用基準値
   3)疾患ガイドラインによる基準値

2.検査値の変動の判断
 2.1.生理的変動
 2.2.異常変動

3.検査値の有害事象
 3.1.有害事象となる異常変動
 3.2.有害事象となった異常変動の転帰

4.因果関係の判断
 4.1.因果関係判断の基準
 4.2.検査値の変動における因果関係判断

□質疑応答□

第2部 臨床研究/治験での補償範囲、同意説明文書・補償資料作成時の留意点(14:00~16:30)
【趣旨】

 本セミナーでは、臨床研究や治験に参加された被験者に発生した健康被害の補償について、必要な知識や同意取得時にお渡しする「補償の概要」及び健康被害発生時の説明資料の作成ポイント、実務上のポイントと注意点並びに治験保険等について解説いたします。本セミナーにご参加いただくことにより、被験者の方々が安心して臨床研究や治験に参加いただける補償対応のための一助になればと存じます。

【目次】
1.「補償の概要」に記載する内容のポイント
 1.1.「補償」と「賠償」の違い
 1.2.補償の対象とならない場合、補償が制限される場合
 1.3.補償の内容及び留意点
 1.4.判定委員会
 1.5.補償の手続き

2.健康被害発生時の説明資料等の作成方法
 2.1.医療費等の支払いについての説明文書、医療費等請求書
 2.2.障害補償金支払いに関する各種文書
 2.3.遺族補償金支払いに関する各種文書
 2.4.保険会社への保険金請求時の書類と留意点

3.治験保険の内容
 3.1.各臨床試験と適用法令、対応する保険について
 3.2.法令等による健康被害の補償措置に関する規定
 3.3.治験・医学研究保険の構成
 3.4.治験賠償責任保険の内容
 3.5.保険で対応する医療費・医療手当の内容
 3.6.保険期間の設定について

4.補償資料の個人情報保護に関する注意事項

□質疑応答□