セミナー 印刷

導電性高分子における
ドーピング・キャリア伝導メカニズムと導電特性の向上

■ドーピングによって現れる電荷キャリア、ドーピング方法の基礎■
■ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み■
■電極材料・熱電素子応用への展望■

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 

★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ さまざまな電子材料に応用される導電性高分子。
★ ドーピングの方法、導電性高分子薄膜、導電特性の向上、キャリア伝導機構から応用技術まで!
日時 【Live配信(アーカイブ配信付き)】 2024年9月30日(月)  13:00~16:30
会場 【Live配信(アーカイブ配信付き)】 オンライン配信  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格 35,640円 )

 定価:本体34,000円+税3,400円
 E-mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2024年10月1日(火)~10月7日(月)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
アーカイブ(見逃し)配信について
・視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。
・マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 准教授 伊東 裕 氏
<経歴>
 1989年 京都大学理学部卒業
 1991年 京都大学大学院理学研究科修士課程修了
 1993年 京都大学大学院理学研究科博士後期課程中退
 1993-1998年 京都大学助手 その間1997-1998年に英国ブリストル大学留学
 1999年 名古屋大学大学院助教授 2007年より准教授
<専門>
 有機導体の電気伝導・超伝導 
<所属学会>
 日本物理学会、応用物理学会
<WebSite>
http://www.qtum.ap.pse.nagoya-u.ac.jp/ito.html

セミナー趣旨

 導電性高分子は軽量安価でフレキシブルな電子材料としてIoT社会での活躍が期待され、その伝導メカニズムに関心が集まっています。しかし高分子薄膜は、高分子が配向した結晶領域を乱れた境界領域が取り囲む複雑な構造からなり、電気伝導の理解が困難であり、性能向上への指針が明らかになっていません。
 本セミナーでは、ドーピングによって現れる電荷キャリア、ドーピング方法の基礎から、ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み、さらに電極材料・熱電素子応用への展望について扱います。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
・導電性高分子のドーピング方法
・導電性高分子薄膜の電気伝導機構
・導電性高分子の高導電化の方法
・導電性高分子の熱電素子応用


<プログラム>
1.導電性高分子とは

2.ドーピングによって発生する電荷キャリア

3.ドーピングの方法
 3.1 化学ドーピング
 3.2 電気化学ドーピング
 3.3 ドーパント量の決定

4.導電性高分子薄膜の構造

5.導電特性向上への取り組み

6.キャリア伝導機構
 6.1 電気伝導の基礎
 6.2 最近接ホッピング
 6.3 可変領域ホッピング
 6.4 金属的伝導
 6.5 弱局在伝導

7.応用技術
 7.1 透明電極
 7.2 熱電素子


  □質疑応答□