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<高分子の教科書にはほとんど載っていない>
流動場での、高分子の結晶化挙動の基礎と
成形プロセス中の結晶化解析事例

■成形プロセスにおける高分子の結晶化挙動は静置場とは全く違った様相を呈します。■
■成形現場で起こる高分子の分子配向・結晶化などを伴う高次構造形成を学ぶ!■

受講可能な形式:【Live配信】のみ
 


★ 流動場での結晶加速度は数千倍、数万倍になり、溶融体が固化することを考慮しないと解析が成り立たない。
★ 静置場とは全く違う、成形中の高分子結晶化。本質的な考え方を徹底解説!
★ 流動場、溶融紡糸プロセス、フィルム成形プロセス、溶融成形での解析事例とは!?
日時 【Live配信】 2024年10月17日(木)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
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定価:本体50,000円+税5,000円
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

東京工業大学 物質理工学院 特任教授 鞠谷 雄士 氏
<経歴>
東京工業大学大学院博士後期課程修了(工学博士) 、
東京工業大学工学部助手、助教授、同大学院理工学研究科教授
 この間、米国アクロン大学客員研究員 
元President、The Fiber Society (USA)、元President、Polymer Processing Society、
元プラスチック成形加工学会会長、 元繊維学会会長
<専門>繊維・高分子材料の成形加工と構造物性

セミナー趣旨

 成形プロセスにおける流動場の高分子の結晶化挙動は静置場とはまったく異なった様相を呈する。結晶化速度は流動の影響で数千倍、数万倍になり、一方、結晶化の核剤はほとんど役に立たない。さらに、結晶化により溶融体が固化することを考慮しないと、成形プロセスの流動場の解析が成り立たない。本講では、多くの事例を交えながら、実際のものづくりの場で起こる結晶化の本質的な考え方について解説する。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
成形現場で起こる高分子の分子配向・結晶化などを伴う高次構造形成を、高分子基礎科学の観点と移動現象論的な観点を通じて理解する術を学ぶ。一般的な高分子の教科書にはほとんど記載のない分野である。

<プログラム>
1.成形プロセス中の結晶化の基礎
 1.1 冷却過程の結晶化
 1.2 分子配向の基礎:

  1.2.1 固体の分子配向と溶融体の分子配向
  1.2.2 応力-光学則
 1.3 流動場の結晶化:
  1.3.1 分子配向誘起結晶化と結晶化誘起分子配向
  1.3.2 流動場の結晶化と分子構造の関係
  
2.成形プロセス中の結晶化の解析事例
 2.1 結晶化のオンライン計測手法:
    結晶化熱解析からシンクロトロン放射光まで
 2.2 溶融紡糸過程の解析事例:
    低速紡糸と高速紡糸の違い
 2.3 フィルム成形過程の解析事例:
    一軸伸長と二軸伸長、
 2.4 射出成形における結晶化の解析事例:
    流動場の影響
 2.5 ボトル成形における高次構造形成の解析事例

3.溶融成形過程の移動現象諭と高次構造形成
 3.1 溶融成形過程のモデル化の基礎
 3.2 高次構造形成を伴う系のモデル化

4.絡み合いの影響
 4.1 自発的構造形成
 4.2 流動履歴の記憶効果
 4.3 高強度繊維開発の指針

  □質疑応答□