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戦略的かつ効率的な
原薬製造設備の洗浄プロセス設計と洗浄バリデーション

洗浄対象物質の選定と洗浄溶媒・洗浄剤の選択/洗浄終点の設定・残留許容値/洗浄バリデーションの効率化に向けた考察/DHT・CHT・バッチ間洗浄のデータ取得・設定・評価方法

受講可能な形式:【Live配信】のみ

2021年にGMP省令が改正されたが、改正の趣旨の一つとして交叉汚染防止の強化が挙げられており、近年設備洗浄は益々重要視されている。設備洗浄を行うにあたっては、洗浄プロセス設計やクライテリアの設定等の戦略を十分に検討し、そしてその効果を検証するための洗浄バリデーションを適切に遂行する必要がある。

本講演では、それらを行う上で考慮すべきポイントについて、日米欧3極のガイドラインを引用しながら、近年特に重要視されているHBELでのクライテリア設定、またDHT、CHT等の考え方も交えつつ、原薬製造プロセスを例に解説する。
また、設備洗浄に関わる査察指摘事例を紹介し、その対策と留意点を解説する。


【得られる知識】
・原薬製造設備に関する基礎知識と洗浄のポイント
・PDEやTTCを用いたHBEL設定の基礎知識と算出例
・洗浄バリデーションの具体的手法とプロトコルの作成例
・CHT、DHTに関する考え方
・設備洗浄に関わる査察指摘事例への対策
日時 【Live配信受講】 2025年4月24日(木)  13:30~17:00
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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【研修パック(3名以上受講):一人あたりの受講料 19,800円】
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配布資料Live配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

住友化学株式会社
アドバンストメディカルソリューション信頼性保証室
品質保証グループマネージャー 藤浪 道彦 氏 


◆主な研究・業務:
・原薬CDMOにおけるQA業務

◆業界での関連活動:
・日本医薬品原薬工業会GMP委員会所属
・東京理科大学GMP教育訓練コースGMP対応エンジニアリング講座講師

セミナー講演内容

1. 設備洗浄に関する規制・ガイドラインの整理・解説
 ・ ICH Q7
 ・ 国内ガイドライン
 ・ PIC/S及びEMAガイドライン
 ・ FDAガイドライン  等

2. 原薬製造における洗浄プロセスの設計と残留許容値
 2.1 設備に応じた種々の洗浄方法とその特性
 2.2 洗浄終点の設定
   10ppm基準、0.1%基準等の旧来型の基準設定
   PDEやTTCを用いたHBEL基準の具体的算出方法
   洗浄基準緩和の可能性
   設備の共用/専用化の判断基準 
 2.3 洗浄対象物質の選定と洗浄溶媒・洗浄剤の選択

3. 原薬製造における洗浄バリデーションの具体的手法と留意点
 3.1 バリデーションの進め方と留意点
   スワブ評価、リンス液評価、目視確認の具体的手法
   バリデーションプロトコルの作成事例
 3.2 許容基準に達しなかった場合の処置 
 3.3 洗浄バリデーションの効率化に向けた考察
 3.4 洗浄バリデーション完了後の継続的評価について

4. DHT・CHT・バッチ間洗浄のデータ取得・設定・評価方法
 4.1 ダーティーホールドタイム(DHT)
 4.2 クリーンホールドタイム(CHT)
 4.3 バッチ間洗浄

   □質疑応答□