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ラボでの電子実験ノート管理・運用における
経験からわかった電子情報管理の問題点・解決と
DXの進め方

電子情報管理のメリット | 業務分野別の実験データの移し方残し方 | CSV | クラウド化
ELNやSDMSでの情報管理 | AI活用を見据えたデータ蓄積、具体的運用 …など

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
製薬企業研究所における電子実験ノート(ELN)や研究機器データ管理システム(SDMS)の
活用を通した研究情報管理体制の構築と運用に携わってきた経験と事例を基に!
AIの活用を見据えての情報管理によるDXの進め方、さらにはその選定や導入において想定される課題等を紹介!
 
  【ここがポイント】
  • 国内外の製薬企業を中心とした最新の研究情報管理体制の事例
  • 目覚ましい進展をとげている電子的な情報管理システムの概要と利点
  • 製造系企業が遵守すべき、近年変化しつつあるコンプライアンス絡みの要件
  • 情報管理体制に課題を感じている組織にとって、改善の方向性の要点と、実施に向けて遭遇することが想定される課題
  • 【Live配信受講者特典のご案内】
  • Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
  • オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 【Live配信受講】 2024年4月19日(金)  10:30~16:30
【アーカイブ配信受講】 2024年5月1日(水)  まで受付(配信期間:5/1~5/16)
会場 【Live配信受講】 オンライン配信セミナー  (Zoomミーティング)
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【アーカイブ配信受講】 オンライン配信セミナー  (ストリーミング配信)
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
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2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )

 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
   なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
オンライン配信ZoomによるLive配信の場合 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信の場合 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴はマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
(アーカイブ配信は、配信日に表示されます。)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
主催者より 企業・研究機関・大学において,実験ノートは紙の実験ノートから電子ノート(ELN: Electronic Lab Notebook)へ移行しつつあります。特に,有機化学・合成研究系の分野においては,ELNは既に多くの企業で導入されています。さらに生物系の実験記録と実験データもELNに移行し,その一元管理をする流れがあります。しかし,電子システム導入において過去に多くの組織が陥った「落とし穴」があり,新たなシステムを導入する場合に,他社,他施設が陥ったことの轍を踏むことは賢い方法とは言えません。本セミナーでは電子実験ノートの導入,運用管理に関して,問題点を先読みし,その解決法を伝授します。そのノウハウや失敗事例を学ぶことが,トラブルなく快適な電子ノート環境を構築することにつながります。

セミナー講師

ラボコンサルテーション(株)  代表取締役社長 薬学博士 島本 哲男 氏 ≫【講師紹介】

[業界での関連活動] ELN研究会の発起人(ELN:Electronical LaboNotebook)

セミナー趣旨

 製薬企業研究所における電子実験ノート(ELN)や研究機器データ管理システム(SDMS)の活用を通した研究情報管理体制の構築と運用に携わってきた経験と事例を基に、研究や生産活動における情報管理体制に求められる姿、電子的ツールを用いることによる利点、運用における紙と電子の根本的な違い、AIの活用を見据えての情報管理によるDX(Digital Transformation)の進め方、さらにはその選定や導入において想定される課題等を紹介する。

セミナー講演内容

1.研究・生産情報を管理する必要性
 (1)情報を管理する目的
 (2) 研究・生産記録の管理がなぜ重要か
 (3)研究不正を防止するには

2.情報管理における電子化の重要性
 (1)研究・生産情報管理における電子化の流れ
 (2)電子化によるData Integrity対応
 (3)電子システムを活用するメリット

3.電子情報管理システムの種類
 (1)電子情報管理システムの種類と位置付け
    ・電子実験ノートシステム
    ・研究機器データ管理システム
    ・試験依頼兼情報管理システム
    ・試薬管理システム
 (2)電子情報管理システムにおける共通の要件
 (3)バリデーションの進め方

4.電子署名・監査証跡
 (1)電子署名、監査証跡とは
 (2)電子署名の構成の差に基づくシステム内で起こる課題と対応策
 (3)特許の観点での電子署名の位置づけ

5.電子実験ノート展開の歴史
 (1)電子実験ノート発生の経緯
 (2)展開を加速させた要因
 (3)昨今の動向

6.化学系電子実験ノートの使われ方
 (1)化学系研究者の電子実験ノートの使い方
 (2)当該研究者に歓迎される各種有用機能
 (3)社内化合物法規制照合機能
 (4)実際の運用事例

7.分析業務、品質管理、安全性試験部門にとっての試験情報管理システム
 (1)業務の形態や背景の違いによる活用における利点
 (2)当該部門における情報管理環境の動向

8.特性評価系研究者にとっての電子実験ノート
 (1)展開に課題を生じさせる背景の活動形態別解析
 (2)活用に向けた対策

9.測定機器データの保全管理
 (1)各種測定機器が発行するデータの集中管理の方策
 (2)システム化による利点
 (3)導入障壁の解決事例
    ・データ管理意識の部門による温度差
    ・導入によるROIの検討
    ・導入を決断させるドライビングフォースの設定
 (4)導入後の作業者の意識変化

10.内部試料の管理
 (1)内部試料管理の必要性
 (2)内部試料の管理方法

11.クラウド系システムの出現
 (1)オンプレミスとクラウドの差
 (2)信頼性対応におけるクラウドの位置づけ
 (3)クラウド(パブリック)が適する活用形態
 (4)クラウドシステムによる恩恵

12.電子的な情報管理体制がもたらすもの
 (1)電子実験ノートを運用してみてわかったこと
 (2)ドキュメントカテゴリーに応じた連携を意識した環境

13.AIの活用を見据えて
 (1)AIに期待されているもの
 (2)AIがデータを活用できるようにしておくには

14.電子情報管理システムの導入・展開における課題と対応策
 (1)要求仕様の設定
 (2)プロジェクトを進める体制
 (3)役割分担
 (4)運用体制における監視の重要性
 (5)紙と電子の違いに対する理解
 (6)電子管理体制構築におけるよくある落とし穴

□質疑応答□