セミナー 印刷

自動車リサイクルの日本および世界の現状と
今後のリサイクル戦略

― 自動車リサイクルを取り巻く規制やリサイクル動向、電動化・軽量化の動向と材料転換―

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
 

 自動車・自動車部品のリサイクルの現状と今後のリサイクル戦略とは…? 


 近年、自動車廃車時に発生するCO2や有害物質に関する規制が強化されています。また、自動車の電動化やEV車の普及が進み、電池用材料や銅などの電気機器用材料のリサイクルが重要視されています。さらに新車製造時にはリサイクル材料の使用が求められるようになり、自動車リサイクルの重要性が一層高まっています。
 

 本セミナーでは、自動車リサイクルに関する法規制やリサイクル技術の国内外の動向とその課題について詳しく解説します。自動車の電動化や車体軽量化に伴うリサイクル技術の進展、バッテリーをはじめとしたEV関連のリサイクル動向、自動車へのリサイクル材料の採用、自動車部材採用時におけるLCAの活用、業界団体の取り組みや今後の展望など、多岐にわたる話題を取り上げ、詳しく解説します。

自動車材料や自動車設計、リサイクルに携わる方、少しでも関心のある方必聴のセミナーです。
ぜひこの機会にお役立てください。

 

【キーワード】リサイクル、禁止有害物質、ライフサイクルアセスメント、地球温暖化物質、シュレッダーダスト、バイオプラスチック、
       マルチマテリアル、ELV規制

日時 【Live配信】 2024年12月12日(木)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2024年12月24日(火)  まで申込み受付(視聴期間:12/24~1/14)
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます。
 
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
10月31日までの1名申込み : 受講料 29,700円(E-mail案内登録価格 29,700円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体27,000円+税2,700円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
11月1日からの1名申込み: 受講料 37,400円(E-Mail案内登録価格 35,640円)
 定価:本体34,000円+税3,400円
 E-Mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
 ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日(12/24)からダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
 セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
 お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
 お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
 
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識自動車リサイクルに関わる法規制動向とそれに対応する研究や自動車関係メーカの取り組み状況更には今後の展望。
対象自動車材料、自動車設計、自動車リサイクルに関わる方や関心のある方。特に予備知識が必要ない解説を行います。

セミナー講師

山根健オフィス 代表 山根 健 氏 【元・日産自動車、元・BMW】
【ご経歴】
日産自動車にて、代替動力研究、ターボチャージャー、過給エンジン開発、次世代高性能エンジン基本設計副主担当、レース用エンジン開発主任設計、動力性能運転性企画主担当。
BMWにて、車両総合評価、新型エンジン開発、F1エンジン開発、水素エンジン開発、電気自動車開発プロジェクト等に参画。
退職後、次世代自動車開発等に関するコンサルティングを行う。

【ご専門】
内燃機関設計開発、ターボ過給機開発、自動車レース用エンジン開発、EV開発を含む新動力研究、車両運動性能評価、開発。

セミナー趣旨

 19世紀に生まれ、20世紀に急速に発達し普及してきた自動車は鉄鋼材料をはじめとしたさまざまな材料を用いて製造され、事故や故障による廃却や15年前後の「寿命」を終えたのちの廃車が行われてきている。この廃車時には、再整備して再生部品として使用するRe-Use、材料を分別して再資源化するRe-Cycle、それ以外の可燃物は焼却、不燃物は埋め立てなどの形で処理されるシステムが適用されてきている。
 近年は、廃車時に発生する有害物質に関する規制が強化されていることや、自動車の地球温暖化物資排出量の評価に廃車時の排出量も含まれ、更には新車製造時のリサイクル材料使用率も規定されることになり、使用最良の選択を含む新車設計時からリサイクルを織り込むことが求められている。
 更に、自動車の電動化が進められてきており、従来の自動車用材料に加え、高性能電池用材料、モータを含む強電用材料(銅など)など比較的高価な材料が多く用いられており、それらのリサイクルも重要になっている。本講演ではそれらの現状と今後の戦略について解説する。

セミナー講演内容

1.自動車を取り巻くCO2問題
 1.1 各国のCO2規制
 1.2 カーボンニュートラルを目指すエネルギー転換
   (運搬できるエネルギー、その生成、エネルギー密度)
 1.3 自動車動力の電動化動向
 1.4 次世代型パワートレインとその評価 (W2WとLCA)

2.車体軽量化のための材料転換
 2.1 異種材料接合技術(マルチマテリアル)
 2.2 車両への樹脂材料採用動向
 2.3 自動車分野への植物由来材料,バイオ材料の採用

3.自動車のリサイクルの動き
 3.1 欧州ELV指令と自動車リサイクル動向
 3.2 EUの樹脂に関わる循環型経済,ECOBULK
 3.3 樹脂以外のリサイクルの動き、
 3.4 バッテリーをはじめとするEV関係のリサイクル

4.自動車部材とLCA
 4.1 部材採用時におけるLCAデータ(Scope3)活用の可能性
 4.2 業界団体の動き,標準化に向けた動き,今後の展望

□質疑応答□