セミナー 印刷

ハードコート剤の設計開発、材料技術と
評価、高機能化、応用展開

~UV硬化型ハイブリッドハードコート剤を中心に~

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ

各種用途に適した特性・機能化が求められるハードコート剤
ハードコート剤の開発に必要な基本的な考え方と材料設計、開発と評価技術
ハードコート剤の原料とその調製、構成成分、熱硬化型とUV硬化型との違い、ハイブリッドハードコート、、、

透明性、耐熱性、基材への接着・密着性、柔軟性・延伸性、カール・低収縮性、
耐摩耗性、屈折率、防曇・防汚性(親水・撥水性)、耐指紋性(親油・撥油性)、
帯電防止性、反射防止膜、耐薬品性、ガスバリア性、、、、各種の特性評価と高機能化

相反物性、構成成分、重合・硬化方法の比較 / 基材への接着・密着性の向上 / 各種特性を維持しながらの高機能化
日時 【ライブ配信】 2024年9月30日(月)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2024年10月15日(火)  まで受付(視聴期間:10/15~10/28)
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額24,750円) 
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
 1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格 35,640円 )
  定価:本体34,000円+税3,400円
  E-mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識1.ハードコート剤の基礎知識
2.ハードコート剤開発の考え方
3.ハードコート剤の材料設計
4.ハードコート剤の高機能化技術
5.ハイブリッド技術
6.ハイブリッドハードコート剤の開発方法
7.ハードコート剤の応用(用途)
対象コーティング材料、表面修飾材料やガラス代替材料などの機能性コーティング材料開発に携わっている技術者や研究者
キーワード:コーティング材料、表面修飾材料やガラス代替材料などの機能性コーティング材料開発に携わっている技術者や研究者

セミナー講師

FAMテクノリサーチ 代表 博士(工学) 山田 保治 氏
※元住友化学工業(株)、元新日鉄化学(株)
【講師紹介】

セミナー趣旨

 ハードコート剤は、フラットパネル、ディスプレイ、レンズ、構造材料などの表面保護剤、ガラス代替材料や三次元加飾成型材料として電子材料、光学材料や自動車部材など幅広い分野で使用され、重要な工業材料となっている。また、各種用途に適した機能化が求められ、高機能ハードコート剤の開発が盛んに行われている。特に近年、有機-無機ハイブリッド技術をベースにしたUV硬化型ハイブリッドハードコート剤が主要なハードコート剤として種々の用途で使用されている。
 ここでは、UV硬化型ハイブリッドハードコート剤を中心にハードコート剤の概要、開発の基本的な考え方(開発方針)および材料設計について概説し、UV硬化型ハードコート剤の調製法、ハイブリッド化技術、特性評価、高機能化技術およびハードコート剤を使ったガラス代替樹脂・フィルムなどの応用製品について分かりやすく説明する。

セミナー講演内容

1.ハードコート剤の概要
 1.1 ハードコート剤の種類と特徴
  (1)有機ハードコート剤
  (2)無機ハードコート剤
  (3)ポリシロキサン(シリコーン)ハードコート剤
  (4)有機-無機ハイブリッドハードコート剤
 1.2 熱硬化プロセスとUV硬化プロセス
 1.3 ハードコート剤の原料と特徴

2.高性能・高機能ハードコート剤の開発
 2.1 ハードコート剤の要求特性と応用分野
 2.2 ハードコート剤の開発方針

3.ハイブリッドハードコート剤の開発
 3.1 ハイブリッドハードコート剤の材料設計
 3.2 UV硬化型アクリル系ハイブリッドハードコート剤の開発
  (1)ハイブリッドハードコート材料における相反物性
  (2)UV硬化型アクリル系ハイブリッドハードコート剤の構成成分
  (3)ラジカル重合とカチオン重合の比較
  (4)ハイブリッドハードコート剤の調製法
   ・フィラー修飾法、・モノマー修飾法

4.ハードコート剤の特性評価
 4.1 膜厚
 4.2 表面硬度
 4.3 密着・接着性
 4.4 耐熱性
 4.5 透明性
 4.6 耐摩耗性・耐擦傷性
 4.7 耐候性
 4.8 柔軟性(耐衝撃性)

5.ハイブリッドハードコート剤の高機能化
 5.1 透明性
 5.2 耐熱性
 5.3 基材への接着・密着性-基材表面の前処理による接着・密着性の向上
 5.4 柔軟性・延伸性(耐衝撃性)
 5.5 カール・低収縮性
 5.6 耐摩耗性
 5.7 屈折率
 5.8 防曇・防汚性(親水・撥水性)
 5.9 耐指紋性(親油・撥油性)
 5.10 帯電防止性
 5.11 反射防止膜
 5.12 耐薬品性
 5.13 ガスバリア性

6.最新応用開発状況
 6.1 ガラス代替光学・ディスプレイ用ハードコートフィルム
 6.2 自動車部材-自動車の軽量化

7.参考図書

質疑応答