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再生プラスチック(Recycled plastics)利用に向けた
シール技術動向と対策

ヒートシールの材料技術を中心に
超音波シール・高周波シール・誘導加熱シール・インパルスシール・コールドシールも紹介

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

── EUのPPWRは2026年8月12日より適用開始
── 日本でも再生プラスチックの年間使用目標量や実績報告の義務化に関する審議が開始

再生プラスチック使用で大きな影響を受けるヒートシール層を主題に
ヒートシール技術の基礎から、よくある不良の原因と対策、モノマテリアル仕様におけるヒートシール層考察や
再生のための脱インク・脱ヒートシール剤・デラミネーション、水性ヒートシール剤に紙用ヒートシール剤までを解説。
日本のラミネート品でのEU輸出対応の方法はなにかも具体的なプラスチック包装仕様を事例に説明します

 
【キーワード】循環型ポリマー、recycled plastics, HS, 超音波シール、高周波シール、インパルスシール
日時 2025年6月24日(火)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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5月1日からの1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:6月25日(水)PM~7月1日(火)の7日間
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
シール技術について基礎知識の習得、不良対策、HS以外のシール技術が習得できる。
 
受講対象
包装ビジネスに携わる技術、営業、商品企画の方

セミナー講師

住本技術士事務所 所長 技術士(経営工学) 住本 充弘 氏
【専門】軟包装材料の包装設計・新包装開発、包装の環境問題、産業資材の開発 【講師紹介

セミナー趣旨

 EUのPPWR(包装及び包装廃棄物規則)は2026年8月12日より適用開始となる。循環型ポリマーの利用の配合率を達成するためには、包材の内層に展開するしかない。日本は世界に農産物、水産物を1兆5千億円ほど輸出している。いずれこの包装材料や物流包装はPPWRの影響を受ける。日本政府も再生プラスチックの年間使用目標量と実績報告を義務化するべく2024年10月より審議が始まった。包装材料は、再生プラスチックを使用することが義務化される方向であり、内層のHS層が大きな影響を受ける。石油100%のPE, PPからrecycled PE/PPを使いこなすには、どのような工夫が必要か課題と対応策を説明する。また、水性ヒートシール剤、紙用のヒートシール剤にも言及する。その他HSの基本及び工夫されたHS技術やHS以外のシール方法などを説明する。

セミナー講演内容

はじめに

1.EUのPPWRの主な実施内容

2.リサイクル技術とr PE, r PPの利用

3.Recycled plasticsを配合の義務化

4.現状の日本のラミネート品でのEU輸出対応の方法はなにか

  具体的なプラスチック包装仕様を事例に説明

5.ヒートシールの基本
 5.1 シール条件
 5.2 ヒートシール曲線
 5.3 シール温度/強度の設定

6.ヒートシール材料と充填包装機の留意点
 6.1 フィルム及び extrusion coatのオレフィン系樹脂
 6.2 循環型オレフィン樹脂の扱い
 6.3 溶剤タイプのヒートシール剤
 6.4 二つのシール温度帯を有するヒートシールフィルム
 6.5 易開封のために部分的に弱シールにする方法

7.包装材料の仕様と適正なヒートシール技術の選定
 7.1 包装仕様設計と内面シーラントの設計
 7.2 充填包装機とシール方法
 7.3 ヒートシール軟包装袋及び半剛性容器の試験方法
 7.4 ヒートシール材料と対応の循環型ポリマー利用の考え方

8.紙ベース包材の場合のHS層の工夫

9.医薬品包装におけるHS剤の検討事例

10.循環型パッケージにおける包材のcertified resins/再生再利用樹脂
   (循環型ポリマー)とHS層の考察

 10.1 回収PTPの剥離及び再生の考察
     海外の新しいPTPにおけるHS剤の考察
 10.2 ケミカルリサイクルにおけるPE, PPの考察
 10.3 モノマテリアル仕様におけるHS層の考察
     海外の既存の回収ルート利用のモノマテリアル仕様
     フィルムの場合、紙仕様の場合

11.再生のための脱インク、脱HS剤、デラミネーション対応の考察

12.主なヒートシール不良と対応策の事例
 
12.1 よくある不良の事例について原因と対応策
 12.2 充填包装インラインHSの確認方法の事例

13.適正なヒートシールをするために
 13.1 包装材料の保管法
 13.2 充填包装機の留意事項とトラブル事例

14.ヒートシール以外のシール技術
 14.1 超音波シール
 14.2 高周波シール
 14.3 誘導加熱シール
 14.4 インパルスシール
 14.5 コールドシール

まとめ

 □質疑応答□