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手で「開ける・握る・掴む・持つ」をトコトン考える。
手の構造に適した使いやすい製品開発・改良法

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

食品容器や化粧品パッケージ、文房具、自動車のハンドルなどなど、

私たちが手で扱うものは本当に手の構造にマッチしていて、使いやすいのでしょうか

ビジュアルのイメージと実際に扱った時のギャップはないですか?
学習や慣れでも変わってくる手の使い方に、真にマッチさせるためにはどうすべきか?

科学的視点から、トコトン、人間の手と道具について考えて、真に使いやすい製品開発法をしよう!

このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年12月12日(木)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
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1名申込みの場合:2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)

テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 37,400円(E-Mail案内登録価格 35,640円)
 定価:本体34,000円+税3,400円
 E-Mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:12/16~12/20の5日間
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
手と道具の関係を科学的に理解します。人間の特性を設計に反映したり、逆に人間の特性から製品を評価したりする方法の基礎を習得します。  
 
受講対象
手で使う製品の企画、設計、評価等の業務に携わっている方。
例えば、文房具、工具、日用品、包装容器、自動車などの機械や道具類の設計開発などの実務を行っていて、ユーザに優しい製品開発を目指している方。

セミナー講師

国立大学法人千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュート 
教授 博士(工学) 下村 義弘 氏

【専門】 人間工学、生理人類学【講師紹介

セミナー趣旨

 人間工学に基づいた持ちやすい製品、という言葉を耳にします。そのような製品は概して、その形状が流線形のようになっていたり、一本一本の指がはまり込むようなグリップの形をしていたりします。これらはあたかも人間の手の構造にマッチしているように見えますが、本当でしょうか。製品の説明書にある通りの正しい持ち方をしていたのに手が疲れて仕方がない、といった経験は誰にでもあると思います。そのような製品は、ビジュアルイメージと実際の手の機能がマッチしていない可能性があります。このセミナーでは、科学的視点で人間の手と道具の関係に徹底的に迫ります。使いやすさの評価方法を理論的に考え、使いやすい製品デザインの進め方を説明します。このセミナーによって、真に使いやすいデザイン開発のためのビジョンと方法を習得していただければ幸いです。

セミナー講演内容

1.手の機能
 1.1 手の機能の概要
 1.2 サイズと設計の関係
 1.3 シーンに応じて変わる道具の使い方
 1.4 学習や慣れで異なる手の使い方
 1.5 メンタルモデルによる影響
 1.6 持ちやすい状況の普遍性

2.既存概念がかかえる問題と、次に進むための視点
 2.1 ユニバーサルデザイン
 2.2 アフォーダンス
 2.3 使いやすさ

3.手で使う物の考え方
 3.1 基本的なプロセス
 3.2 ハサミに右利き用と左利き用がある理由
 3.3 外科用のハサミの事例
 3.4 腹膜透析の補助ツールの事例
 3.5 自動車用のインタフェースの事例
 3.6 包装容器の事例

4.ワークショップ
 4.1 回す道具、切る道具、つまむ道具
 4.2 手の構造と使用状況を一つの形に落とし込む
 ※講師による実演を主体としたワークショップです。 

   □質疑応答□

 
[キーワード]人間工学、筋電図、評価、定量化、道具のデザイン、手の機能、運動の内部モデル、ユーザビリティ、生理的負担