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メンタル不調からの
復帰サポートおよび職場での人財活用方法

~エース設計・開発者を蘇らせる~

受講可能な形式:【会場受講】のみ
豊富な事例紹介を通して講師の復活劇をリアルにお伝えします
日時 2025年6月20日(金)  10:00~17:00
会場 東京都内(詳細は後日ご案内いたします)  千代田区を予定
会場地図
講師 角川真也(つのかわまさや) 氏 
   株式会社トータルマネジメントシステム研究所 代表取締役

  <略歴> 中堅部材メーカーにおいて社内コンサルとして間接業務の「見える化」「最小化(ムダ取り+効率化)」「標準化」手法を全社展開、生産性を300%向上させ会社倒産の危機を救う。独立後は『組織マネジメントシステム(ERP)』自社構築による間接業務の生産性向上手法普及に専従。数値データ(時間・金額)を駆使した科学的マネジメント手法による組織パフォーマンス向上を得意とする(「TMS研」でHP検索可)。『工場管理11~3月号』(日刊工業新聞社)誌上にて『労働生産性向上による人手不足解決方法』の特別記事を寄稿。 セミナー開催実績:104回/13年、受講者累計:1,102名、受講者評価:平均83.8点
受講料(税込)
各種割引特典
53,900円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体49,000円+税4,900円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 53,900円 (49,000円+税4,900円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。
得られる知識①メンタル不調者の復帰サポート方法
②後方支援部隊の重要性および存在意義
③業務改善手法
④業務改革手法
対象①メンタル不調気味の部下に何をやらせたらよいか悩む設計部課長
②メンタル不調者の職場復帰後の業務内容に悩む人事・総務・管理部門の部課長・主任クラス
③自身の今後に不安を抱えるメンタル不調気味の方(部署・職位不問)

セミナー趣旨

 メンタル不全の発症原因は、①職場の人間関係、②キャパシティを超える量・レベルの仕事、③健康不良、が主で、すべて会社が原因とされます。また、職場復帰後も負荷をかけて再発することを恐れるあまり、一人工の業務量を担当させることをためらう傾向があります。またメンタル不調者も周囲の気遣いが逆に負担となり、身の置き場に苦慮します。その結果、職場の雰囲気が微妙なものとなり、組織マネジメントに支障を来たしています。本件はメンタル不調者のみならず、その上司・同僚を巻き込んだ大問題であり、それを放置することは大きなリスクです。
 20年前、講師は長年続いた過重労働が原因で病に倒れ、緊急入院した経験があります。また上司(製造部長)もメンタル不全発症により、復帰後閑職へと異動させられました。
 当セミナーは文字通り一敗地にまみれた2人が①職場復帰後に何をやったのか? ②その結果、会社に何をもたら したのか?についてお教えする実践的内容ですので、メンタル不調者の処遇にお困りの皆様には、きっとヒントになることでしょう。

セミナー講演内容

1 講師とその上司の敗者復活事例…体験談
 1.1 過労で倒れるまでの経緯…講師
 1.2 社内コンサルとして実施した事項
 1.3 メンタル不全で倒れるまでの経緯…上司
 1.4 ISO9001管理責任者として実施した事項

2 メンタル不調者の処遇について
 2.1 メンタル不全の発症原因とその特徴 
 2.2 メンタル不調者の職場復帰後の問題点
 2.3 メンタル不調者は「職場のお荷物」ではない
 2.4 TMS研の推奨する職場復帰サポート方法
 2.5 メンタル不調者の処遇により、設計部門の業績と未来は大きく変わる

3 後方支援部隊として実施すべきこと…事例紹介
 3.1 後方支援部隊の守備範囲
  3.1.1 業務のマトリックス図
  3.1.2 重要度大・緊急度低の業務とは?
 3.2 業務改善活動
  3.2.1 職場快適化活動…事務所)
  3.2.2 5Sサークル活動…現場
  3.2.3 改善報告活動
  3.2.4 知的財産の共有化データベース構築
  3.2.5 ビジュアル版管理規格作成
  3.2.6 使えるマニュアル作成
 3.3 業務改革活動
  3.3.1 設計業務の実態の「見える化」
  3.3.2 経営品質計画書の開発
  3.3.3 製品含有化学物質調査回答業務の改革
  3.3.4 会議・活動・委員会の5S
  3.3.5 業務目的体系表による業務ムダ取り活動
 3.4 その他
  3.4.1 失敗まんだら分析法の開発
  3.4.2 社内コンサル育成

4 後方支援部隊活動が会社にもたらしたもの
 4.1 職場風土活性化
  4.1.1 事務所
  4.1.2 現場…正社員主体
  4.1.3 現場…派遣向上
 4.2 従業員定着率向上
  4.2.1 現場…派遣社員主体

5 エピローグ
 5.1 一度はつぶれた2人が起こした奇跡
 5.2 主力製品の無期限出荷停止処分解除
 5.3 ISO9001認証はく奪阻止

6 質疑応答