排出量取引制度(GX-ETS)の概要と背景、
企業がとるべき対応と戦略的活用
新たに動き出す日本のGX-ETSの要点と
背景にある経済産業省のGX推進戦略やエネルギー政策の考え方
受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付)】のみ
カーボンニュートラル応援キャンペーン対象セミナー【3名以上のお申込みでさらにお得】
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排出量取引制度(GX-ETS)の本質を背景から読み解き、企業としての対応と活かし方を考える!
2026年4月から本格運用されるGX-ETS。この新しい市場を企業としてどのように活かすべきか。法的な位置づけや、背景となっているNDC・GX推進戦略・エネルギー基本計画との関係、EU ETSとの比較を通じてGX-ETSの本質を整理し、単なる制度対応にとどまらず、日本企業としてどのように向き合い、活用していくことが望ましいのかを解説します。
2026年4月から本格運用されるGX-ETS。この新しい市場を企業としてどのように活かすべきか。法的な位置づけや、背景となっているNDC・GX推進戦略・エネルギー基本計画との関係、EU ETSとの比較を通じてGX-ETSの本質を整理し、単なる制度対応にとどまらず、日本企業としてどのように向き合い、活用していくことが望ましいのかを解説します。
| 日時 | 2026年2月27日(金) 13:00~16:30 |
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受講料(税込)
各種割引特典
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49,500円
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
3名以上のお申込みで1名あたり:受講料 22,000円 本体20,000円+税2,000円(1名あたり) ※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。 ※お申込みフォームで【カーボンニュートラル応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。 ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。他の割引は併用できません。
定価:本体36,000円+税3,600円 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。 ※他の割引は併用できません。
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| 特典 | ■ライブ受講に加えて、見逃し配信でも1週間視聴できます■ 【見逃し配信の視聴期間】2026年3月2日(月)~3月8日(日)まで ※このセミナーは見逃し配信付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。 ※ライブ配信を欠席し見逃し視聴のみの受講も可能です。 ※動画は未編集のものになります。 ※視聴ページは、開催翌営業日の午前中には、マイページにリンクを設定する予定です。 | |||
| 配布資料 | PDFテキスト(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。 | |||
| オンライン配信 | Zoomによるライブ配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) | |||
| 備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | |||
| 得られる知識 | METIが炭素制約下社会に向かう方向性の中、GX-ETSを含めた包括的・統合的なアプローチをどうデザインしてきているか、という戦略性を、オーバーオールな視座にたって理解することができるようになる。GX-ETSはその一部でもあるが、新しい制度であり、それにどう対処し、どのように活用することができるか、という点の示唆を得ることができる。 | |||
| 対象 | 企業において、長期的な戦略的ビジョンや計画を構築する必要がある人、気候変動対応を実際に行う実務者など。 予備知識はあまり必要ありません。気候変動に関わりのある仕事を行う上で、腑に落ちないこと、全体像が見えないことへ苛立ちがある人などにとって、認識を新たにするセミナーになると思います。 | |||
セミナー講師
(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役/(公財)地球環境戦略研究機関 シニアフェロー 理学博士 松尾 直樹 氏
専門:気候変動問題全般(とくにカーボンプライシングをはじめとする気候変動緩和策,エネルギー政策,透明性と将来推計,途上国開発)
シンクタンク/教育機関: 日本エネルギー経済研究所,地球環境戦略研究機関,慶應義塾大学
気候変動関係コンサルタント: クライメート・エキスパーツ,PEARカーボンオフセット・イニシアティブ,DNV
実績: 世界最初のCDM方法論承認獲得,1996年の開始以降UNFCCC/パリ協定の審査プロセスに主査として参加
等
HP:https://www.iges.or.jp/jp/about/staff/matsuo-naoki
専門:気候変動問題全般(とくにカーボンプライシングをはじめとする気候変動緩和策,エネルギー政策,透明性と将来推計,途上国開発)
シンクタンク/教育機関: 日本エネルギー経済研究所,地球環境戦略研究機関,慶應義塾大学
気候変動関係コンサルタント: クライメート・エキスパーツ,PEARカーボンオフセット・イニシアティブ,DNV
実績: 世界最初のCDM方法論承認獲得,1996年の開始以降UNFCCC/パリ協定の審査プロセスに主査として参加
等
HP:https://www.iges.or.jp/jp/about/staff/matsuo-naoki
セミナー趣旨
2026年4月から、いよいよ日本でもGX-ETSが規制制度として本格運用される。無償割当の方法論や、排出権の上下限価格設定などのルールが整備された (個々の企業の無償割当量は、企業の過去の活動量が検証された後に定まるため、すこし時間を要する)。
この制度は、新たに排出規制が導入されたことと、新市場の創設を意味する。ただGX-ETSは、EUの最重要気候政策であるEU ETSとは、かなり性格を異にする。もちろん20年の歴史を持つこの制度の経験から学ぶ点も多い。EUでは成功してきたこの制度を、交通から家庭部門まで拡げようとしていることは注目に値する。
一方、GX-ETSは、経済産業省(METI)の思惑を色濃く反映していて、産業政策としての色彩の濃いGX推進戦略や2050年ネットゼロ目標を視野に入れつつ現実路線へも半歩踏み出した第7次エネルギー基本計画などの中で、ひとつのツールとしてデザインされている。
このように、EUの考え方と対比させ、またMETIのより広い視点を明らかにした上で、今後どうGX-ETSに対処していくことが望ましいかを考える。
この制度は、新たに排出規制が導入されたことと、新市場の創設を意味する。ただGX-ETSは、EUの最重要気候政策であるEU ETSとは、かなり性格を異にする。もちろん20年の歴史を持つこの制度の経験から学ぶ点も多い。EUでは成功してきたこの制度を、交通から家庭部門まで拡げようとしていることは注目に値する。
一方、GX-ETSは、経済産業省(METI)の思惑を色濃く反映していて、産業政策としての色彩の濃いGX推進戦略や2050年ネットゼロ目標を視野に入れつつ現実路線へも半歩踏み出した第7次エネルギー基本計画などの中で、ひとつのツールとしてデザインされている。
このように、EUの考え方と対比させ、またMETIのより広い視点を明らかにした上で、今後どうGX-ETSに対処していくことが望ましいかを考える。
セミナー講演内容
1.EU ETSとその背景となる考え方
ETSをNDC目標達成の中心に据えているEUの考え方を、その哲学や歴史的経験や実績、将来拡張の姿などから振り返って、気候政策手段としてのCap-and-Trade型ETSの本来の狙う姿を理解する。
1.1 カーボンプライシングとETSの意味と要請事項
1.2 EU ETSの哲学と(失敗も含めた)経験や教訓
1.3 今後のEU ETSの方向性
2. 背景となるGX推進戦略とエネルギー基本計画とのかかわり
新しいエネルギー基本計画に統合されている「産業戦略」であるGX推進戦略とAZECを概観し、METIの戦略性を中心にそのエッセンスを抽出する。
2.1 日本の気候変動目標 (2030, 2035, 2040, 2050年) と進捗分析
2.2 第7次エネ基と長期エネルギー需給見通しのエッセンス
2.3 GX推進戦略の狙い — GX経済移行債の戦略性とカーボンプライシング
2.4 GX推進戦略の狙い — 日本技術の市場開拓
3. GX-ETSの制度説明とその背景にある考え方
GX-ETSがどのような制度であるかを、EUの場合との比較と、日本の気候・エネルギー・GX戦略の中での位置づけという視点から浮かび上がらせる。
3.1 GX-ETSの概要 — 法的な位置づけ,NDC・GX推進戦略・エネ基との関係
3.2 EU ETSとの比較 — GX-ETSはキャップアンドトレード型制度か?市場の役割は?
3.3 制度の概要 — 初期割当方法
3.4 制度の概要 — 上下限価格
3.5 排出権市場としての視点と価格決定メカニズム
3.6 GX-ETSの特徴の整理
4. 日本企業としてどう対処すべきか?
日本として2050年ネットゼロ目標に向かうという大方針の中で、GX-ETSという規制制度への対応の仕方と、新しい付加価値をどう活かすか?という視点で、今後の企業戦略のあり方を考察する。
4.1 規制制度への対応の仕方 — 社内排出削減と,排出権市場や外部クレジットの活用
4.2 新たに生じる・提案できる付加価値とは?
□質疑応答□
ETSをNDC目標達成の中心に据えているEUの考え方を、その哲学や歴史的経験や実績、将来拡張の姿などから振り返って、気候政策手段としてのCap-and-Trade型ETSの本来の狙う姿を理解する。
1.1 カーボンプライシングとETSの意味と要請事項
1.2 EU ETSの哲学と(失敗も含めた)経験や教訓
1.3 今後のEU ETSの方向性
2. 背景となるGX推進戦略とエネルギー基本計画とのかかわり
新しいエネルギー基本計画に統合されている「産業戦略」であるGX推進戦略とAZECを概観し、METIの戦略性を中心にそのエッセンスを抽出する。
2.1 日本の気候変動目標 (2030, 2035, 2040, 2050年) と進捗分析
2.2 第7次エネ基と長期エネルギー需給見通しのエッセンス
2.3 GX推進戦略の狙い — GX経済移行債の戦略性とカーボンプライシング
2.4 GX推進戦略の狙い — 日本技術の市場開拓
3. GX-ETSの制度説明とその背景にある考え方
GX-ETSがどのような制度であるかを、EUの場合との比較と、日本の気候・エネルギー・GX戦略の中での位置づけという視点から浮かび上がらせる。
3.1 GX-ETSの概要 — 法的な位置づけ,NDC・GX推進戦略・エネ基との関係
3.2 EU ETSとの比較 — GX-ETSはキャップアンドトレード型制度か?市場の役割は?
3.3 制度の概要 — 初期割当方法
3.4 制度の概要 — 上下限価格
3.5 排出権市場としての視点と価格決定メカニズム
3.6 GX-ETSの特徴の整理
4. 日本企業としてどう対処すべきか?
日本として2050年ネットゼロ目標に向かうという大方針の中で、GX-ETSという規制制度への対応の仕方と、新しい付加価値をどう活かすか?という視点で、今後の企業戦略のあり方を考察する。
4.1 規制制度への対応の仕方 — 社内排出削減と,排出権市場や外部クレジットの活用
4.2 新たに生じる・提案できる付加価値とは?
□質疑応答□
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