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やさしく学ぶ
Pythonによる化学プロセス設計の基礎と活用

物質収支、熱収支、分離・反応プロセスへの活用とそのポイント、AIアルゴリズムの活用法

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】or【アーカイブ配信】のみ


化学プロセスの効率化、最適化、コスト削減、安全性向上などに役立つ
知識ゼロからはじめられる Python × 化学プロセス計算 講座!


★はじめてでも学びやすいポイント
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・無償&インストール不要、ブラウザ上でPythonを記述・実行できる!
 
(Google Colaboratoryでの操作解説)
専門用語を使わない解説で、前知識なしでも安心!
・Pythonの使い方、文法の基礎の知識が得られる!
化学プロセスの基礎からおさらいできる!



★Pythonで化学プロセス計算をしたい方
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・化学プロセス計算の80以上のコードを配付
 
(Pythonの色々な環境でコピー&ペーストして使える)
└ 実際に使用するコードに簡単に拡張できるのも、実務活用への嬉しいポイント!

・Pythonを用いた分離および反応プロセスの計算を、プロセスの説明と関連付けて解説
└ プロセスの知識と計算法についても学べる、理解が深まる!


 
★見逃し、復習に嬉しい【アーカイブ配信付】★
日時 【Live配信】 2025年7月29日(火)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2025年8月12日(火)  まで受付 (視聴期間:8/12~8/29)
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
5月31日申込み受付分まで
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
1名申込みの場合 : 受講料 35,200円(E-mail案内登録価格 35,200円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

6月1日申込み受付分から
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
※アーカイブ視聴期間:8/12~8/29
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・Pythonを使って化学プロセス計算ができるようになる
・Pythonの使い方、文法の基礎の知識が得られる
・御自分でPythonのプログラムが作れるようになる

化学プロセスの分離プロセスと反応プロセスのPythonによる計算をプロセスの解説と対応させて解説しますので、プロセスの知識と計算法についての知識も得られます。セミナーで使用する数多くの例題のコ―ド(プログラム)をお渡ししますので、それらを皆さんが実際に使用するコードに簡単に拡張でき実際の仕事に使えます。   
対象化学プロセス計算にPythonを使ってみようという意欲の方はどなたでも歓迎です。
Pythonを使ったことのない方や、プログラミングをしたことのない方にも解るよう解説いたしますので、Pythonを使ったことの無い方も歓迎です。化学プロセス計算の80以上のコードを差し上げますので、それらを実務に活用したい方も是非受講して下さい。

セミナー講師

東洋大学 理工学部 応用化学科 名誉教授 川瀬 義矩 氏

【略歴】
早稲田大学理工学研究科博士課程修了、千代田化工建設(株)、東京都立大学、ニューヨーク州立大学、ウォタール―大学(カナダ)などを経て東洋大学理工学部応用化学科教授。現在名誉教授。

【主な研究・業務】
バイオリアクターの設計・スケールアップ、水処理プロセス(生物処理、促進酸化法など)、化学反応装置設計、分離プロセスシミュレーションなどを研究。200以上の学術論文を外国の技術雑誌に発表。
主な日本語の著書は、「生物反応工学の基礎」、「エアリフトバイオリアクター」、「環境問題を解く化学工学」、「Excelで解く水処理技術」、「Excel VBAで学ぶ水を浄化する技術-設計の基礎から最適化まで」など

セミナー趣旨

 最先端技術のAIを動かすのはプログラム言語のPythonです。名前は知っていても実際に使ったことの無い日本の化学技術者は多いと思います。外国の大学ではPythonを使った化学プロセス設計計算の講義は数多くあります。プログラムを作るのが簡単で、計算速度が速いPythonは化学プロセス計算にも今後広く使われると考えられています。

  まったくPythonを知らない方でも実際に使えるレベルになるような内容になっています。専門用語が数多く出てきて内容がチンプンカンプンと言うことはまったくありません。Pythonも含めて、今まで全くプログラミングをしたことのない方にも分かるように解説いたします。勿論化学プロセスの基礎についても動画を使ってわかりやすく解説します。Pythonの基礎の基礎からとPythonによる実際の化学プロセス計算まで丁寧に解説します。セミナーで使用するコード(プログラム)はすべてコピー&ペーストすればPythonの色々な環境で即使えるものをお渡ししますので、実際に御自分でプログラムを動かすことによりPythonを実感して頂けます。

セミナー講演内容

1.Pythonの基礎とプログラミング入門
  1.1.Python、Anaconda、Spyder、Jupyter Notebook、
     Google Colaboratory、Visual Studio Code について
  1.2.ライブラリーのインストールと使い方
  1.3.基本的な文法と簡単な計算(変数、関数、演算子)
  1.4.グラフの作成
  1.5.線形方程式の解法
  1.6.データの相関(線形、非線形)
  1.7.非線形方程式の解法(ニュートン-ラフソン法)
  1.8.連立非線形方程式の解法
  1.9.数値積分(台形公式とシンプソン則)
  1.10.常微分方程式(オイラー法とルンゲ-クッタ法)
  1.11.偏微分方程式(差分法)
  1.12.Excelからのデータの読み込みと計算結果のExcelへの書き出し

2.Pythonによる分離プロセス計算とそのポイント
  2.1.物性
 a.van der Waals式
 b.SRK式
 c.Antoineの式
  2.2.物質収支の計算
 a.蒸留塔
 b.管路網の流れ
  2.3.熱収支の計算
 a.熱交換器
 b.反応の熱収支
 c.撹拌槽の加熱
  d.配管の流れ
  2.4.蒸留
 a.沸点
 b.露点計算
 c.フラッシュ計算
 d.単蒸留
 e.階段作図
  2.5.ガス吸収
 a.充填層吸収塔
 b.多段ガス吸収塔
  2.6.液液抽出
 a.多段抽出
 b.多回抽出
  2.7.吸着
 a.吸着平衡
 b.吸着塔
 c.イオン交換
  2.8.膜分離
 a.中空糸膜
 b.ガス分離
  2.9.ろ過
 a.フィルタープレス

3.Pythonによる反応プロセス計算とそのポイント
  3.1.反応平衡
 a.水性ガスシフト反応
  3.2.反応装置の物質収支と熱収支
  3.3.反応速度
  3.4.触媒反応
 a.酵素反応
  3.5.可逆反応、逐次反応
  3.6.リアクター操作
 a.回分操作
 b.半回分操作
 c.連続操作
  3.7.膜リアクター
 a.エチルベンゼンの脱水素によるスタイレンの合成
  3.8.固体触媒反応装置
  3.9.非等温反応リアクター
  3.10.気液反応リアクター
  3.11.バイオリアクター
 a.回分培養
 b.流加培養
 c.灌流培養
 d.ケモスタット
  3.12.環境プロセスリアクター
 a.オゾン処理
 b.光触媒
 c.鉄粉による脱窒素
  3.13.バイオリファイナリーバイオリアクター
 a.バイオエタノール
 b.バイオマスの熱分解

4. AIの実感
  4.1. 機械学習
  4.2. ニューラルネットワーク

  □質疑応答□