セミナー 印刷

レオロジーの基礎と測定法

~レオロジーを業務で活かすための必須知識~

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
「数式が多く手が出せない」「測定してもデータの妥当性や考察に迷う」「専門書を読んでも難解すぎる」「そのそも何から始めていいか分からない」等々レオロジーへの不安をお持ちでしたら是非

数式を極力減らし、講師がメーカーの技術者として経験してきた事例を多数用いながら
概念としてではなく実務で使いこなすことを前提にレオロジーを解説
レオロジーを使いこなしたいという方、はじめてレオロジーを学びたい方は是非
日時 【ライブ配信】 2025年3月25日(火)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2025年4月9日(水)  まで受付(視聴期間:4/9~4/22)
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
 
早期申込割引価格対象セミナー【オンライン配信セミナー1名受講限定】
1月31日までの1名申込み : 受講料 35,200円(E-mail案内登録価格 35,200円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。
 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
2月1日からの1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料製本資料(開催日または視聴開始日の、5日前に発送予定)
※ライブ配信受講を開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識レオロジーの基礎から測定方法など、実務への活用法が身につきます。
キーワード:動的粘弾性測定,レオロジー,粘度,接着・粘着剤,分散系,分子量・分子量分布,食品

セミナー講師

ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株) アプリケーション課
 シニアアプリケーションケミスト 髙野 雅嘉 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 レオロジーは、物質の変形や流動を取り扱う比較的新しい科学分野です。原材料から最終製品、石油化学から食品や医薬品など、物質が関与するあらゆるサイエンスやエンジニアリングを横断的にカバーする一般的な概念といえます。使いこなせればレオロジーほど万能で心強い武器はありませんが、一方で専門書には数式が多く、難しく見えて手が出せないという声や、思い切って測定してもデータの妥当性や考察に迷うという意見をしばしば耳にします。
 本講演では数式を極力抑えた上で、講師がメーカーの技術者として経験してきたノウハウや事例を多数示し、中核レオロジストの早期育成を目指します。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1-1 実は身近なレオロジー -触って食べて遊んで納得!
 1-2 基本の3点「応力・ひずみ・せん断速度」 -粘度と弾性率を求める算数
 1-3 粘度計とレオメータの違い -精度だけではありません
 1-4 フローカーブ(流動曲線)、静・動的粘弾性測定の理解
 1-5 レオメータの仕組みと治具の使い分け

2.フローカーブ(流動曲線)
 2-1 身近な物質の粘度挙動 -食品から医薬品、塗料など
 2-2 降伏値の求め方 -マヨネーズはどの位の力で動き出す?
 2-3 チクソトロピックループとステップフロー

3.熱硬化性樹脂
 3-1 典型的な硬化挙動における最低溶融粘度とゲル化点
 3-2 プロセスウインドウの考え方 -熱履歴と反応速度など

4.分散系
 4-1 代表的なエマルションの挙動 -安定性評価、構造回復過程など
 4-2 代表的なサスペンションの挙動 -分散性、物理架橋の寄与など

5. ゲル
 5-1 身近な食品の粘弾性挙動 -食感評価とゼリーを滑らせない工夫
 5-2 ゲルのレオロジー的分類

6.粘着剤
 6-1 設計と物性評価の考え方
 6-2 温度依存性測定のコツと事例

7.熱可塑性樹脂
 7-1 平均分子量、分子量分布と周波数依存性の関係
 7-2 Cox-Merz則とは -安定した溶融樹脂評価のために

8.多様なアクセサリーと測定技術の紹介
 ・UV硬化
 ・界面レオロジー
 ・マスターカーブなど

質疑応答