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移動通信に用いられるアンテナの基礎技術

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2025年2月18日(火)  10:00~17:00
講師 長 敬三(ちょうけいぞう) 氏 
   千葉工業大学 工学部 情報通信システム工学科 教授(工学博士)

 <経歴>     1988年4月~2003年10月 日本電信電話株式会社 無線システム研究所 研究員
 1994年10月~1995年10月 McMaster University, Communications Research Laboratory, 研究員
 2002年4月~2003年9月 日本電信電話株式会社 未来ねっと研究所 グループリーダ
 2003年10月~2012年3月 株式会社NTTドコモ 先進技術研究所 室長
 2012年4月~ 現在 千葉工業大学 工学部 情報通信システム工学科 教授
<主な受賞>      2009/05 - 電子情報通信学会 論文賞
 2011/09 - 電子情報通信学会 フェロー
 2019/03 - 電子情報通信学会 教育功労賞
受講料(税込)
各種割引特典
53,900円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体49,000円+税4,900円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 53,900円 (49,000円+税4,900円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
オンライン配信★本セミナーは、Zoomウェビナーを使用して行います。
 受講者の通信回線にセキュリティなどの制限がある場合は参加できないことがあるため、
 事前に当日ご利用予定の通信回線にて、
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 または、Zoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認ください。
 Zoomをダウンロードしている方はマイクとスピーカーのテストも可能です。
 ※こちらは接続テスト用のミーティングです。実際のセミナー参加者画面とは異なります。

★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※開催5日前までに主催会社(株)トリケップスから参加者に当日必要なURLとパスワードをメールにてお知らせします。
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー趣旨

 本セミナーでは,始めにアンテナからの電磁波の放射の基礎概念となっているMaxwellの方程式の意味について説明します.またアンテナの性能は,アンテナに流れる電流で評価することが多いですが,電流とアンテナ特性がどのように関連付けられるのかを説明します.更に基地局アンテナや最近の高周波数帯用端末アンテナでも必要となるアレーアンテナの考え方について,直線アレーアンテナを例に説明します.その後,移動通信用の基地局アンテナ,端末アンテナに着目し,それぞれのアンテナにどのような要求条件があるのかについて説明するとともに,具体的な実現例を紹介します.またアンテナの性能評価法についても紹介します.特に端末用アンテナの評価方法は,通常のアンテナの性能評価と方法が異なるため,考え方について説明いたします.最後に,アンテナの自動設計技術についても簡単に紹介いたします.
 本セミナーで,移動通信用のアンテナ実現の裏にある設計思想に触れていただき,今後アンテナを研究開発していく上での一助になれば幸いです.

セミナー講演内容

1 アンテナの基礎
 1.1 Maxwellの方程式
 1.2 ベクトルポテンシャル
 1.3 微小ダイポールからの放射
 1.4 アレーアンテナ

2 移動通信に用いられるアンテナ
 2.1 基地局アンテナ
  2.1.1 基地局用アンテナに求められる性能
  2.1.2 代表的なアンテナ素子
   2.1.2.1 反射板付きダイポール
   2.1.2.2 MSA
  2.1.3 ビームチルト・指向性成形
  2.1.4 広帯域化・マルチバンド化技術
 2.2 端末アンテナ
  2.2.1 端末用アンテナに求められる性能
  2.2.2 代表的なアンテナの小型化手法
  2.2.3 広帯域化・マルチバンド化
  2.2.4 端末アンテナの構成例

3 アンテナの評価方法
 3.1 入力特性の測定
 3.2 放射特性・利得の測定
 3.3 PIMの測定

4 自動設計法
 4.1 GA・PSA
 4.2 機械学習