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水中音響/音波伝搬・信号処理技術の
基礎からその応用と課題まで

~音波伝搬特性を把握する~

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2025年1月28日(火)  13:00~17:00
受講料(税込)
各種割引特典
51,700円 ( E-Mail案内登録価格 51,700円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体47,000円+税4,700円
E-Mail案内登録価格:本体47,000円+税4,700円
お1人様受講の場合 51,700円 (47,000円+税4,700円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
オンライン配信★本セミナーは、Zoomウェビナーを使用して行います。
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 事前に当日ご利用予定の通信回線にて、
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 または、Zoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認ください。
 Zoomをダウンロードしている方はマイクとスピーカーのテストも可能です。
 ※こちらは接続テスト用のミーティングです。実際のセミナー参加者画面とは異なります。

★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※開催5日前までに主催会社(株)トリケップスから参加者に当日必要なURLとパスワードをメールにてお知らせします。
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー講師

太田和彦(おおたかずひこ) 氏
   金沢工業大学 工学部 ロボティクス科 元 教授(工学博士(Ph.D.))

<略歴>
 1977年3月 京都大学 理学部 卒業
 1977年4月 防衛大学校 数学物理学教室 助手
 1978年4月 防衛庁 技術研究本部 第5研究所第1部音響第2研究室 
 1993年8月 米国 マサチューセッツ工科大学 海洋工学部 博士課程 修了
 1994年4月 防衛庁 技術研究本部 第5研究所第1部音響第2研究室 室長
 2004年4月 防衛庁 技術研究本部 副技術開発官(船舶担当)
 2006年7月 防衛省 技術研究本部 艦艇装備研究所 航走技術研究部 部長
 2009年4月 防衛省 技術研究本部 艦艇装備研究所 探知技術研究部 部長
 2012年4月 防衛省 技術研究本部 艦艇装備研究所 研究企画官
 2014年4月 金沢工業大学 工学部 ロボティクス学科 教授
 2024年4月 金沢工業大学 工学部 ロボティクス学科 非常勤講師 (退職に伴い))
<専門関連分野>     ・水中音響学
 ・音波伝搬シミュレーション技術
 ・海洋音響信号処理
 ・海洋音響トモグラフィー
 ・ソナー技術
<関連学協会>
 ・日本音響学会
 ・海洋音響学会
 ・土木学会

セミナー趣旨

 海中を伝搬する音波は水温・塩分・水圧(深度)変化の影響を受け,空中に比べるとより大きな屈折を生じ,さらに海面・海底等での反射や散乱も伴うため複雑な音場が形成されることになります.このためソナーの探知能力も海洋環境に大きく左右されることから,その効果的な運用には音波伝搬特性の把握が不可欠であり,講演前半ではこれらの基本的な関係を分かりやすく解説します.また,後半は魚群探知機のように既製品として入手可能な廉価なソナーを利用し,港湾内外や沿岸域での密漁者・不審物の探知や音響無線遠隔操作式水上・水中ドローンへの活用を図った研究成果等を紹介します.

セミナー講演内容

【基本編】
 1 海洋音響環境
  1.1 水温・塩分・水深変化と音速分布
  1.2 内部波の観測結果

 2 海中音波の伝搬特性
  2.1 波動方程式と伝搬損失
  2.2 スネルの法則と音線法
  2.3 海水の吸収損失
  2.4 海面反射とロイドミラー効果
  2.5 海底反射損失の周波数特性
  2.6 ノーマルモード法
  2.7 海底地形変化の音波伝搬への影響

 3 海洋音響トモグラフィー
  3.1 合成開口音響アレイ
  3.2 インバージョン法
  3.3 浅海域での伝搬計測とシミュレーション評価

 4 パルス信号波形の伝搬変化
  4.1 伝搬に伴うパルス波形変化(群速度の周波数特性)
  4.2 極浅海域での伝搬計測とシミュレーション評価

【応用編】
 5 遠隔操作式水上無人機
  ~ソナーを用いたアマモ群落の調査~

 6 海中セキュリティ対策用装置
  ~サイドスキャンソナーを利用した不審者・テロ対策~

 7 遠隔操作式水中無人機
  ~M系列音響信号を利用した水中通信・制御~

 8 自律移動式水上無人機
  ~水中移動体の自動探知・自律追随~

 9 極浅海域での時間反転波を利用した海中探知方式
  ~時間反転波を利用した水中移動体の探知~

 10 水路管変形部の検出
  ~合成開口音響アレイを利用した水路管変形部の特定~