反応工学の基礎から学ぶ
各種反応器の合理的な設計と
工業化・スケールアップにおけるポイント
多因子・多現象が絡み合う反応場を設計・制御するための
反応工学研究の第一人者から継承した知識・知見を伝授
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
反応工学研究の第一人者である、故・久保田宏 名誉教授(東京科学大学)の教えをもとに
三菱化学(株)で各種反応器の設計・解析に従事した講師が解説
反応工学の基礎:流通型反応器(PFR)、連続撹拌槽反応器(CSTR)、
回分反応器における設計式と反応速度の測定方法や反応器の形式による性能比較
実践:ミニプラント、固定層反応装置のスケールアップ
気泡塔反応装置、攪拌槽、膜式リアクターにおけるポイントや事例解説
★化学反応装置のスケールアップ事例を習得され、化学反応装置の開発検討等にお役立てください!
| 日時 | 【Live配信】 2026年5月27日(水) 10:30~16:30 |
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| 【アーカイブ配信】 2026年6月16日(火) まで受付(視聴期間:6/16~6/29) |
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受講料(税込)
各種割引特典
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55,000円
( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
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定価:本体50,000円+税5,000円
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定価:本体40,000円+税4,000円 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。 ※他の割引は併用できません。 |
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| 配布資料 | 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、 セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 | ||
| オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください) | ||
| 備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | ||
| 得られる知識 | 化学反応と自由エネルギー(熱力学)の関係 各種反応器の操作設計(回分式・半回分式・流通式) 反応速度の測定法(回分式・流通式・連続式) 各反応器設計・解析のためのモデリング及ぶ計算法(手計算・数値計算法) ミニプラントの手法による反応器設計(反応工学全体を反応操作の視点での横串化評価法) 固定層反応装置の工業的設計・解析 気泡塔反応装置の工業的設計・解析 攪拌槽反応装置の工業的設計・解析 膜式リアクターの工業的設計・解析 重合反応工学 流動層反応装置の基礎特性 | ||
| 対象 | ・反応工学を専門として来なかったスケールアップに関心がある技術者・研究者 ・化学反応装置のスケールアップ事例に関心がある技術者・研究者 ・化学品のプロセス開発に携わっていて工業化にお困りの研究者・技術者 ・機械、エレクトロニクス系企業において、化学反応装置の開発を検討され、工業化にお困りの研究者・技術者 ・化学工業・プロセス工業における若手技術者・研究者 ・機械、エレクトロニクス系企業担当者 | ||
セミナー講師
平田技術士・労働安全コンサルタント事務所 代表 平田 賢太郎 氏 ※元・三菱化学(株)
【専門】化学工学(反応工学、分離工学、プロセスシステム工学)、安全工学、省エネルギー
三菱化学(株)にて、化学工学設計解析プログラムの開発・適用、必須アミノ酸の工業化プロセス開発、エチレンプラント等工場の省エネルギー、プラント安全確保の技術的対応に従事。38年後、独立。
化学工業、石油精製プロセス工業の省エネルギー、反応器スケールアップ支援、工場の安全確保支援、化学物質規制対応支援、化学工学レクチュアーを手がけ、現在に至る。
【専門】化学工学(反応工学、分離工学、プロセスシステム工学)、安全工学、省エネルギー
三菱化学(株)にて、化学工学設計解析プログラムの開発・適用、必須アミノ酸の工業化プロセス開発、エチレンプラント等工場の省エネルギー、プラント安全確保の技術的対応に従事。38年後、独立。
化学工業、石油精製プロセス工業の省エネルギー、反応器スケールアップ支援、工場の安全確保支援、化学物質規制対応支援、化学工学レクチュアーを手がけ、現在に至る。
セミナー趣旨
化学反応装置は化学品製造プロセスの心臓部です。しかも化学反応の特性により、その操作形式が異なります。また、工業装置においては、熱除去及び物質移動(異相系)も関係し複雑です。このようなスケールアップ諸問題を解決するために発達した工学体系が反応工学と呼ばれるものです。
本講演では、これらの課題を克服することにおいて、基礎知識から、工業装置へのスケールアップ事例まで、そのノウハウ・ノウホワイを演者(反応工学研究の第一人者である東京工業大学 故 久保田宏名誉教授の弟子であり三菱油化・三菱化学において各種反応器の設計・解析を経験)が培った事例を踏まえ噛み砕いて易しく解説しします。受講者が化学反応装置の工業化を着実に実施出来るようポイントを押さえレベルアップを図ります。
本講演では、これらの課題を克服することにおいて、基礎知識から、工業装置へのスケールアップ事例まで、そのノウハウ・ノウホワイを演者(反応工学研究の第一人者である東京工業大学 故 久保田宏名誉教授の弟子であり三菱油化・三菱化学において各種反応器の設計・解析を経験)が培った事例を踏まえ噛み砕いて易しく解説しします。受講者が化学反応装置の工業化を着実に実施出来るようポイントを押さえレベルアップを図ります。
セミナー講演内容
I. 反応工学基礎
1.反応工学は何故必要か
(1)ルブラン法ソーダ製造プロセスに学ぶ
(2)アンモニア合成の誕生
(3)スケールアップへの道筋
2.化学反応の分類
(1)逐次反応・並発反応
(2)均一反応・不均一反応
3.反応器の分類
(1)回分式・半回分式・流通式
(2)外部熱交換型・自己熱交換型・断熱型
4.反応速度
(1)均一系
(2)接触反応系
(3)反応速度式
(4)固体触媒反応の動力学
(5)反応速度に対する物質移動の影響
5.回分反応器
(1)設計式
(2)反応速度の測定
6.連続撹拌槽反応器(CSTR)
(1)CSTRの設計式
(2)反応速度の測定
7.流通型反応器(PFR)
(1)PFRの設計式
(2)反応速度の測定
8.反応器の形式による性能の比較
II. 反応工学実践
1.ミニプラントによるスケールアップ
(1)ミニプラントの手法
(2)装置の機械的相似とスケールアップ
(3)現象の解明とシミュレーション
(4)ミニプラントの具体化の問題点
2.固定層反応装置のスケールアップ
(1)問題(酸化反応)
(2)計算のための前提条件
(3)計算のために必要な資料(物性、熱力学データ)
(4)使用する計算式(モデリング)
(5)計算(設計因子によるケーススタディ)
(6)設計のポイント
3.気泡塔反応装置
(1)気泡塔の形式と操作設計に必要な知見
(2)ガスホールドアップおよび液速度分布
(3)塔内軸方向の液混合
(4)管摩擦係数
(5)ガス分散版から発生する気泡の大きさ
(6)気泡群の上昇速度
(7)ドラフト管内ガスリフト作用と塔内液循環
(8)気泡塔内懸濁固体粒子の挙動
(9)気泡塔におけるクメンの液相酸化反応
(10)むすび
4.攪拌槽
(1)撹拌槽の構成
(2)流動特性
(3)撹拌所要動力
(4)混合性能
(5)スケールアップ
(6)撹拌槽伝熱
(7)気液系の撹拌
(8)固液系の撹拌
(9)撹拌槽反応器事例
(10)例題
5.膜式リアクター
(1)酵素反応によるアミノ酸合成
(2)軽質留分よりのアミノ酸合成
(3)アミノ酸製造プロセスフロー
APPENDIX
6.重合反応工学
(1)商業用反応装置設計までの過程
(2)反応器設計の基礎式
(3)ラジカル重合反応の操作設計
7.流動層反応装置の基礎特性
(1)原理
(2)発展過程
(3)各分野への展開
(4)基礎原理
(5)流体モデル
(6)気泡の挙動
(7)各種流体モデル
(8)Bubble Assemblage Model
付録
1.単位換算表
2.熱力学データ
1.反応工学は何故必要か
(1)ルブラン法ソーダ製造プロセスに学ぶ
(2)アンモニア合成の誕生
(3)スケールアップへの道筋
a. レイノルズの実験
b. 境膜モデル
(4)巨大化への道
b. 境膜モデル
a. 化学反応装置のスケールアップ
b. 回分操作と連続操作の特性
c. 化学反応と自由エネルギー
b. 回分操作と連続操作の特性
c. 化学反応と自由エネルギー
2.化学反応の分類
(1)逐次反応・並発反応
(2)均一反応・不均一反応
3.反応器の分類
(1)回分式・半回分式・流通式
(2)外部熱交換型・自己熱交換型・断熱型
4.反応速度
(1)均一系
(2)接触反応系
(3)反応速度式
(4)固体触媒反応の動力学
(5)反応速度に対する物質移動の影響
5.回分反応器
(1)設計式
(2)反応速度の測定
6.連続撹拌槽反応器(CSTR)
(1)CSTRの設計式
(2)反応速度の測定
7.流通型反応器(PFR)
(1)PFRの設計式
(2)反応速度の測定
8.反応器の形式による性能の比較
II. 反応工学実践
1.ミニプラントによるスケールアップ
(1)ミニプラントの手法
(2)装置の機械的相似とスケールアップ
(3)現象の解明とシミュレーション
(4)ミニプラントの具体化の問題点
2.固定層反応装置のスケールアップ
(1)問題(酸化反応)
(2)計算のための前提条件
(3)計算のために必要な資料(物性、熱力学データ)
(4)使用する計算式(モデリング)
(5)計算(設計因子によるケーススタディ)
(6)設計のポイント
3.気泡塔反応装置
(1)気泡塔の形式と操作設計に必要な知見
(2)ガスホールドアップおよび液速度分布
(3)塔内軸方向の液混合
(4)管摩擦係数
(5)ガス分散版から発生する気泡の大きさ
(6)気泡群の上昇速度
(7)ドラフト管内ガスリフト作用と塔内液循環
(8)気泡塔内懸濁固体粒子の挙動
(9)気泡塔におけるクメンの液相酸化反応
(10)むすび
4.攪拌槽
(1)撹拌槽の構成
(2)流動特性
(3)撹拌所要動力
(4)混合性能
(5)スケールアップ
(6)撹拌槽伝熱
(7)気液系の撹拌
(8)固液系の撹拌
(9)撹拌槽反応器事例
(10)例題
5.膜式リアクター
(1)酵素反応によるアミノ酸合成
(2)軽質留分よりのアミノ酸合成
(3)アミノ酸製造プロセスフロー
APPENDIX
6.重合反応工学
(1)商業用反応装置設計までの過程
(2)反応器設計の基礎式
(3)ラジカル重合反応の操作設計
7.流動層反応装置の基礎特性
(1)原理
(2)発展過程
(3)各分野への展開
(4)基礎原理
(5)流体モデル
(6)気泡の挙動
(7)各種流体モデル
(8)Bubble Assemblage Model
付録
1.単位換算表
2.熱力学データ
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